第1試合、童謠(トン・ヤウ)はチームメイトに簡陽(ジァン・ヤン)が元カレだと明かし、老K(ラオケイ)にフォローを頼むが、冷淡に扱われる。試合は陸思誠(ルー・シーチェンi)と小胖(シャオパン)の連携でCKチームのボトムレーンを撃破する好調な滑り出し。しかし、中路で童謠(トン・ヤウ)と老K(ラオケイ)は簡陽(ジァン・ヤン)と交戦、数的有利にも関わらず苦戦を強いられる。簡陽(ジァン・ヤン)は復活後トップレーンへ移動し、老猫(ラオ・マオ)をキル。老猫(ラオ・マオ)は老K(ラオケイ)の童謠(トン・ヤウ)へのサポートに不満を漏らす。その後、3人はトップレーンで小規模な集団戦を製し、CKチームを圧倒。ZGDXは勢いに乗り大蛇を倒し、CKチームを高地まで追い詰める。

休憩中、CKチームは体調不良の陸思誠(ルー・シーチェンi)を狙う作戦を立てる。一方、ZGDXは勝利を喜び、童謠(トン・ヤウ)はメイク直し、小胖(シャオパン)はSNSをチェック、陸思誠(ルー・シーチェンi)は体調不良でソファで休んでいた。童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)を気遣うが、彼は短い返事をするだけだった。

第2試合、陸思誠(ルー・シーチェンi)は体調不良で精彩を欠き、簡陽(ジァン・ヤン)に倒される。CKチームは大蛇を狙い始める。ZGDXが諦めかけたその時、童謠(トン・ヤウ)が単身で大蛇ピットに突撃し、CKチームの蝴蝶(フーディエ)と小花(シャオフア)を連続キル。簡陽(ジァン・ヤン)と好運来(ハオユンライ)の仮撃を小胖(シャオパン)が阻止し、ZGDXは3キルを獲得、大蛇も確保。ZGDXはミッドレーンをプッシュし、CKチームを後退させる。童謠(トン・ヤウ)はおとりになり、CKチームのスキルを誘発、ZGDXは一気に攻め込み、CKチームを壊滅させ勝利を収めた。

試合後、インタビューを終えた童謠(トン・ヤウ)と陸思誠(ルー・シーチェンi)は体調不良で先に帰宅。小瑞(シャオ・ルイ)が手配した車で帰る途中、陸思誠(ルー・シーチェンi)は童謠(トン・ヤウ)の早退理由を誤解し、彼女を恥ずかしい思いにさせる。

帰宅後、童謠(トン・ヤウ)は小瑞(シャオ・ルイ)に頼まれ、陸思誠(ルー・シーチェンi)に薬を届ける。陸思誠(ルー・シーチェンi)は水温に文句を言い、生理中の童謠(トン・ヤウ)はついに爆発、彼を叱りつける。陸思誠(ルー・シーチェンi)は渋々童謠(トン・ヤウ)の言うことを聞く。童謠(トン・ヤウ)がお粥を作ろうとした時、腹痛で倒れこむ。陸思誠(ルー・シーチェンi)は代わりに粥を作り、彼女の頭を優しく撫でる。2人は少し話をした後、それぞれの部屋に戻る。童謠(トン・ヤウ)が一人で配信を見ていると、陸思誠(ルー・シーチェンi)が心配して様子を見に来る。そして、童謠(トン・ヤウ)のためにキャラクター柄の湯たんぽを用意する。2人は一緒に夕食を食べ、再びそれぞれの部屋へ。

嘉年華終瞭後、ZGDXのメンバーが基地に戻ると、小胖(シャオパン)が陸思誠と童謠(トン・ヤウ)の部屋へ。その後、興奮した様子で降りてくるが、言葉が出ずジェスチャーで何かを伝える。他のメンバーも様子を見に行き、一番乗りした陸岳(ルー・ユエ)は部屋の中を見て慌ててドアを閉める。残されたメンバーの好奇心はますます高まるのだった。

第11話の感想

第11話は、試合の白熱した展開と陸思誠と童謠(トン・ヤウ)の甘い関係性の進展が見事に融合されたエピソードでした。ZGDXの勝利への道のりは、童謠(トン・ヤウ)の活躍とチームワークの賜物と言えるでしょう。特に、童謠(トン・ヤウ)が単身で大蛇ピットに突撃し、ダブルキルを達成するシーンは圧巻でした。彼女の勇気と判断力、そして勝負強さがチームを勝利に導いたと言えるでしょう。

一方、陸思誠の体調不良はチームにとって大きな不安要素でしたが、彼の存在感は健在でした。試合中、そして休憩中の童謠(トン・ヤウ)とのやり取りからも、彼のチームメイトへの信頼と童謠(トン・ヤウ)への特別な感情が垣間見えました。

そして、試合後の2人のシーンは、このエピソードのハイライトと言えるでしょう。生理痛で苦しむ童謠(トン・ヤウ)を優しく気遣う陸思誠の姿は、彼の不器用ながらも誠実な愛情表現が感じられ、見ているこちらも胸が温かくなりました。特に、彼が童謠(トン・ヤウ)のためにキャラクター柄の湯たんぽを用意するシーンは、彼の優しさが溢れ出ていて、とても印象的でした。

些細な誤解や喧嘩も交えながら、徐々に距離を縮めていく2人の関係性は、まさに青春の甘酸っぱさを体現しています。今後の彼らの関係がどのように発展していくのか、ますます目が離せません。小胖(シャオパン)の慌てふためく様子から察するに、2人の関係に大きな進展があったことは間違いなさそうです。次回への期待が高まります。

つづく