ZGDXが女性プレイヤー募集をネット上で発表すると、大きな話題となり、童謠(トン・ヤウ)の実力に疑問を持つ声が多く上がった。ZGDXメンバーも練習室でその話題をチェックしていた。その時、インターホンが鳴り、陸思誠(ルー・シーチェンi)は出前だと思い込み、受け取るとそのまま部屋に戻ってしまった。異変に気づいた小胖(シャオパン)がネットで確認すると、なんと新メンバーの童謠(トン・ヤウ)が既に到著していたのだ。

やっとのことで中に入った童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)と鉢合わせ。二人の間には一瞬で火花が散り、早くもコミカルなやり取りが始まる。マネージャーが登場し、童謠(トン・ヤウ)をメンバーに紹介。陸思誠(ルー・シーチェンi)は「毒舌射手」ぶりを発揮し、特に童謠(トン・ヤウ)が猫を連れてきたことに不満を露わにする。

小胖(シャオパン)は童謠(トン・ヤウ)をピンク色の新寝室へ案内。童謠(トン・ヤウ)は驚きの表情を見せるも、小胖(シャオパン)は得意げ。童謠(トン・ヤウ)は適当に相槌を打つ。小胖(シャオパン)は帰る前に童謠(トン・ヤウ)を励まし、頑張るように声をかけた。

部屋に戻った童謠(トン・ヤウ)はSNSを更新。夜、実家に電話をかけると、父親からビデオ通話がかかってきて、様々な注意を受ける。母親からも小言を言われ、少し落ち込んだ童謠(トン・ヤウ)は通話を切り、ベッドでZGDXの資料を読み返す。

翌朝、目覚ましで目を覚ました童謠(トン・ヤウ)は、リビングで何か食べようとすると、買い物から帰ってきた家政婦さんと出会い、少し言葉を交わす。童謠(トン・ヤウ)が一人で準備をしていると、パジャマ姿の小胖(シャオパン)が登場。童謠(トン・ヤウ)にからかわれた小胖(シャオパン)は、慌てて部屋へ著替えに戻る。他のメンバーも起き始め、童謠(トン・ヤウ)の姿に少し気まずい雰囲気に。陸思誠(ルー・シーチェンi)は何事もなかったかのように部屋に戻った。

程なくして、マネージャーの小瑞(シャオ・ルイ)が前ミッドレーナーの明神(ミンシェン)を連れて現れる。小瑞(シャオ・ルイ)は童謠(トン・ヤウ)を呼び出し、正式に契約を交わし、ZGDXの一員となる。小瑞(シャオ・ルイ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)に童謠(トン・ヤウ)の日用品の買い物を頼む。陸思誠(ルー・シーチェンi)は渋々ながらも承諾する。

二人は出かけると、道中ずっと言い争いを続ける。そこに、童謠(トン・ヤウ)の友人であるYQCBのミッドレーナー艾佳(アイジャ)とサポートの涼生(リャンション)が現れる。童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)に友人たちを紹介するが、陸思誠(ルー・シーチェンi)は相変わらず冷たい態度。少し話した後、二つのチームは練習試合をすることに。艾佳(アイジャ)は童謠(トン・ヤウ)に陸思誠(ルー・シーチェンi)のいいところを話してくれるよう頼み、童謠(トン・ヤウ)はそれを引き受ける。陸思誠(ルー・シーチェンi)が車で童謠(トン・ヤウ)を迎えに来ると、またもや言い合いが始まる。

ショッピングモールに著くと、エレベーターに乗ろうとする童謠(トン・ヤウ)を見て、陸思誠(ルー・シーチェンi)は初対面の時のことを思い出すが、童謠(トン・ヤウ)はそれを認めない。日用品を選ぶ際、背の低い童謠(トン・ヤウ)は高い場所にあるスリッパを取ることができず、陸思誠(ルー・シーチェンi)はぶっきらぼうながらも手伝う。陸思誠は童謠(トン・ヤウ)の身長をからかう。童謠(トン・ヤウ)はそこで、以前水を盗んだ犯人が陸思誠だったことに気づく。

会計後、店を出ようとするとファンに囲まれ、陸思誠は童謠(トン・ヤウ)をスタッフだと紹介。童謠(トン・ヤウ)は仕方なく一緒に写真を撮る。その後、陸思誠は先輩風を吹かせながら童謠(トン・ヤウ)にいくつかアドバイスをし、一緒に帰る。チームハウスに戻ると、メンバーは童謠(トン・ヤウ)のために歓迎会を開き、明神(ミンシェン)も経験談を語る。童謠(トン・ヤウ)はゲーミングチェアに座り、プロとしてのキャリアをスタートさせた。

第2話:初対面の印象とチームへの期待

第2話は、新メンバー童謠(トン・ヤウ)とZGDXメンバー、特に陸思誠との初対面の様子がコミカルに描かれていました。オンライン上での仮応とは裏腹に、実際に会ってみると童謠(トン・ヤウ)は想像以上に明るい性格で、チームに新しい風を吹き込みそうな予感がしました。

特に印象的だったのは、陸思誠との出会いのシーン。出前と勘違いされるという少し間の抜けたスタートでしたが、そこから始まる二人の小気味良いやり取りは、まさにラブコメの王道といった感じで、今後の展開に期待が高まります。陸思誠のツンデレな態度も、見ていてニヤニヤしてしまいますね。

ピンク色の寝室や、パジャマ姿の小胖(シャオパン)とのやり取りなど、コミカルなシーンも満載で、見ていて飽きませんでした。童謠(トン・ヤウ)の家族とのビデオ通話シーンでは、彼女の等身大の姿が垣間見え、応援したくなる気持ちになりました。

一方で、プロチームとしてのZGDXの雰囲気もしっかりと描かれていました。明神(ミンシェン)の登場や、練習試合の提案など、eスポーツの世界の厳しさや競争の激しさも感じられ、物語に深みを与えています。

つづく