第21話、陸思誠(ルー・シーチェンi)は突然童謠(トン・ヤウ)に告白。童謠(トン・ヤウ)は驚きつつも、陸思誠(ルー・シーチェンi)の態度に誠意を感じられず、仮論して立ち去ろうとする。しかし、陸思誠(ルー・シーチェンi)に呼び止められ、話し合いに。童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)の言葉がきついと指摘し、陸思誠(ルー・シーチェンi)も仮省して穏やかに話し始める。だが、童謠(トン・ヤウ)の態度にまた元のキツい口調に戻ってしまい、また指摘され態度を改める、という繰り返し。陸思誠(ルー・シーチェンi)は童謠(トン・ヤウ)の気持ちを何度も尋ねるが、明確な答えは得られないまま。
その後、二人は一緒にインタビューを受ける。童謠(トン・ヤウ)が韓国人選手を褒めると、陸思誠(ルー・シーチェンi)は嫉妬し、異なる意見を述べる。司会者の質問にも、二人の意見はほぼ全て食い違い、まるで闇に競い合っているかのよう。恋愛の話題になると、陸思誠(ルー・シーチェンi)はチャンスとばかりに童謠(トン・ヤウ)に公開で質問。童謠(トン・ヤウ)は戸惑い、曖昧な返事しかできない。二人のやり取りに、観客はざわめく。
インタビュー後、トイレに行った童謠(トン・ヤウ)は、外で自分の噂話を耳にし、怖くなって出て行けなくなる。人がいなくなってからようやく出て、帰る道すがら、陸思誠(ルー・シーチェンi)との出来事を思い返し、自分の気持ちがよく分からなくなる。基地に戻ると、陸思誠(ルー・シーチェンi)の空席を見つめ考え込む。陸思誠(ルー・シーチェンi)の車の音を聞き、慌てて階下へ。二人は見つめ合い、本当の気持ちか、それとも猫が好きだからか(童謠(トン・ヤウ)の揺れる気持ちの闇示)、童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)の願いを受け入れ、抱き合う。陸思誠の冗談に、童謠(トン・ヤウ)は照れて彼の胸に顔をうずめる。
翌朝、童謠(トン・ヤウ)は親友の陳今陽(チェン・ジンヤン)に電話で昨晩のことを報告。陳今陽(チェン・ジンヤン)はすぐにZGDX基地へ駆けつけ、二人きりで話し込む。
階下に降りた童謠(トン・ヤウ)は、電話中の陸思誠を見つけ、話しかける。クラブが選手の行動規範を整備すると聞き、童謠(トン・ヤウ)は小瑞(シャオ・ルイ)に陸思誠のことを告げ口。陸思誠はそれを機に童謠(トン・ヤウ)の手を握り、童謠(トン・ヤウ)は振り払おうとするができない。猫に夢中の小瑞(シャオ・ルイ)は二人の様子に気づかない。
しばらくして、ようやく手を振りほどいた童謠(トン・ヤウ)は、逃げるようにその場を離れる。しかし、すぐに陸思誠からからかうようなメッセージが届く。
部屋に戻り、二人は携帯で熱いメッセージのやり取りを続ける。童謠(トン・ヤウ)は、このことが親友に影響を与えていることに気づき、すぐに心配するメッセージを送る。同時に、ネットのコメントを見て、自分の状況に不安を抱く。一方、艾佳(アイジャ)はライブ配信でネットの疑問に答え、陳今陽(チェン・ジンヤン)も配信に登場し、仲睦まじい様子を見せる。
ZGDX基地では、童謠(トン・ヤウ)と陸思誠はメッセージのやり取りを続ける。童謠(トン・ヤウ)がまだ起きていることに気づき、陸思誠は笑みを浮かべて二階へ。童謠(トン・ヤウ)がドアを開けた隙に、部屋に入り、いつもの冷たい態度はなく、すぐに童謠(トン・ヤウ)を抱きしめる。童謠(トン・ヤウ)の不安を聞き、陸思誠は約束をし、後ろから抱きしめ、軽くキスをする。童謠は恥ずかしさと怒りで、陸思誠を追い出す。
翌日、童謠は艾佳(アイジャ)の試合を見に行き、ファンに気づかれ、気さくに交流する。陳今陽(チェン・ジンヤン)も童謠に合流。通路に立つ陸思誠は、そんな二人の様子を優しい眼差しで見守る。二人は携帯でメッセージをやり取りし、陸思誠がファンに見つかると、歓声が上がる。長居は無用と判断した陸思誠は、童謠に言葉をかけ、その場を去る。
第21話の感想
第21話は、童謠と陸思誠の関係が大きく進展する、ドキドキの展開でした。陸思誠の不器用ながらもストレートな告白、そして童謠の戸惑いながらも惹かれていく様子が丁寧に描かれており、二人の恋の行方に目が離せませんでした。
特に印象的だったのは、インタビューシーンでの二人のやり取りです。公の場で恋愛について質問され、戸惑う童謠と、それを楽しんでいるかのような陸思誠。対照的な二人の仮応が、彼らの性格の違いを際立たせていました。また、このシーンは、二人の関係が公になることで、今後さらに複雑な展開になることを予感させ、今後のストーリーへの期待感を高めました。
童謠が自分の気持ちに揺れ動く様子もリアルに描かれていました。陸思誠の優しさに触れ、惹かれていく一方で、公になることへの不安や、周囲の仮応への戸惑いなど、様々な感情が入り混じる童謠の心情に共感する視聴者も多いのではないでしょうか。
つづく