童謠(トン・ヤウ)は小胖(シャオパン)と二人でランク戦。童謠(トン・ヤウ)の圧倒的なスキルでキャリーするも、小胖(シャオパン)は前線で盾となる役割に徹する。チームメンバーは童謠(トン・ヤウ)の実力は認めつつも、個人プレーが目立つことを懸念する。
明神(ミンシェン)と誠哥は、童謠(トン・ヤウ)にチームワークの必要性を説き、明神(ミンシェン)が特訓メニューを作成することに。その時、陸思誠(ルー・シーチェンi)は母親の家出の知らせを受け、翌日実家へ戻ることにする。
翌日、明神(ミンシェン)は電競関連の書籍の山と共に現れ、チームワークの重要性を説明。しかし、基礎練習ばかりの特訓に童謠(トン・ヤウ)は退屈し、居眠り、ついにはスパイダーソリティアを始める始末。すぐに明神(ミンシェン)に見つかり、叱責される。
特訓後、童謠(トン・ヤウ)は友人と少し話した後、就寝。夜中、小胖(シャオパン)に起こされ、陸思誠(ルー・シーチェンi)から老K(ラオケイ)とのランク戦を指示されたことを知る。渋々起床し、ゲームを始めると、元カレの簡陽(ジァン・ヤン)が同じマッチに。簡陽(ジァン・ヤン)はチャットで「キャリーしてやる」と発言。陸思誠(ルー・シーチェンi)は童謠(トン・ヤウ)の特訓に対する不満のSNS投稿を見て、新人達への見せしめを決意。小胖(シャオパン)は陸思誠(ルー・シーチェンi)に媚びるよう童謠(トン・ヤウ)に助言し、三つ巴の心理戦が始まる。
ゲーム中、童謠(トン・ヤウ)は陸思誠(ルー・シーチェンi)にキルされ、簡陽(ジァン・ヤン)はすかさず陸思誠(ルー・シーチェンi)を倒す。白熱した攻防が続く。小胖(シャオパン)は猫を撫でるよう童謠(トン・ヤウ)に指示するも効果なし。童謠(トン・ヤウ)は陸思誠へのご機嫌取りを続け、老K(ラオケイ)の怒りを買う。簡陽(ジァン・ヤン)も童謠(トン・ヤウ)を批判し始める。老K(ラオケイ)は怒って退出。陸思誠は童謠(トン・ヤウ)に明日実家へ帰ると告げる。
この試合の様子はネットにアップされ、炎上。童謠(トン・ヤウ)の両親からも電話で問い詰められる。基地に戻った陸思誠は童謠(トン・ヤウ)に事情を尋ね、童謠(トン・ヤウ)は正直に答える。一方、簡陽(ジァン・ヤン)はチームメイトに童謠(トン・ヤウ)との過去を語り、同情と応援を得る。しかし、失恋の痛手から、仲間の冗談に激怒し、最終的に謝罪される羽目に。
ファンからの批判に対し、陸思誠は童謠(トン・ヤウ)の手を取り慰め、個人的に釈明声明を発表。童謠(トン・ヤウ)は感謝を伝え、「将来のお嫁さんは幸せですね」と冗談を言う。陸思誠は童謠(トン・ヤウ)の頭を優しく撫でる。
夜、童謠(トン・ヤウ)は簡陽(ジァン・ヤン)に「私たちは過去のこと」と返信。簡陽(ジァン・ヤン)はZGDXの近くに滞在する艾佳(アイジャ)に連絡するが、艾佳(アイジャ)は童謠(トン・ヤウ)との関係を否定し、電話を切る。
第3話の感想
第3話は、童謠(トン・ヤウ)のプロゲーマーとしての成長と、陸思誠との関係性の変化が描かれた重要なエピソードでした。個人技に頼っていた童謠(トン・ヤウ)が、チームワークの大切さを学び始める過程は、視聴者にも共感しやすいのではないでしょうか。一見厳しい陸思誠ですが、実は童謠(トン・ヤウ)のことを気にかけており、その不器用な優しさも垣間見えました。
特訓シーンでは、童謠(トン・ヤウ)のコミカルな一面が際立っていました。居眠りやスパイダーソリティアをする姿は、まるで普通の女の子のよう。しかし、ゲームになると真剣な表情になり、プロとしてのプライドを感じさせます。このギャップが、童謠(トン・ヤウ)の魅力の一つと言えるでしょう。
元カレの簡陽(ジァン・ヤン)が登場し、童謠(トン・ヤウ)と陸思誠の関係に波乱が生じます。ゲーム内のやり取りや、その後のネット炎上は、見ていてハラハラドキドキさせられました。陸思誠が童謠(トン・ヤウ)の手を取り慰めるシーンは、二人の距離が縮まったことを象徴する名シーンと言えるでしょう。
一方で、簡陽(ジァン・ヤン)の未練や、周囲の人間関係も複雑に絡み合い、今後の展開がますます気になります。特に、艾佳(アイジャ)の登場は謎が多く、今後のキーパーソンになる可能性も秘めています。
つづく