安知雀(アン・ジーチュエ)と林拓(リン・トゥオ)は近所のコンビニで待ち合わせ。林拓(リン・トゥオ)は電車を降りるとすぐにコンビニへ行き、先に著いていた安知雀(アン・ジーチュエ)と合流。初めてのデートは甘いカフェラテから始まりました。コーヒーを入れるのが得意な安知雀(アン・ジーチュエ)は、林拓(リン・トゥオ)のカフェラテに棒付きキャンディを2つも入れてあげます。彼女は楽しそうに父親との色々な出来事を話し、両親が医者である林拓(リン・トゥオ)も自分の家族について少し話しました。
林拓(リン・トゥオ)がやっと下宿に戻ると、陳光普(チェン・グアンプー)がずっと待っていました。一緒に夕飯を食べようと思っていたのに連絡が取れずイライラしていた陳光普(チェン・グアンプー)。林拓(リン・トゥオ)は携帯のバッテリーが切れていたと説明しますが、何欣迪(ホー・シンディー)のライブ配信で大量の飲み物を買ったことが更に陳光普(チェン・グアンプー)を怒らせます。問い詰められた林拓(リン・トゥオ)は、仕方なく彼女ができたことを白状しました。
デートの後、安知雀(アン・ジーチュエ)はすっかり明るくなり、よく笑うようになりました。父親の安和貴(アン・ホーグイ)は、何欣迪(ホー・シンディー)に娘の様子を尋ねます。事情を少し知っている何欣迪(ホー・シンディー)と安和貴(アン・ホーグイ)に詰め寄られ、安知雀(アン・ジーチュエ)は林拓(リン・トゥオ)と付き合っていることを打ち明けました。
いつも一緒の二人は、自習室の清掃のアルバイトに応募します。しかし募集は一人だけ。二人はオーナーに掛け合い、二人で働いても一人分の給料で良いと提案。オーナーは喜んで承諾し、林拓(リン・トゥオ)は安知雀(アン・ジーチュエ)の餃子販売を手伝うことにもなります。
安知雀(アン・ジーチュエ)は林拓(リン・トゥオ)を自宅に招待します。タクシー運転手の安和貴(アン・ホーグイ)は不在で、風邪気味でくしゃみをする安知雀(アン・ジーチュエ)に、林拓(リン・トゥオ)は風邪薬を入れてあげます。
安知雀(アン・ジーチュエ)の家が新居を購入したことを知った林拓(リン・トゥオ)は、今の家を借りることを提案し、安知雀(アン・ジーチュエ)は快諾します。林拓がキッチンでお湯を沸かしている間、安知雀(アン・ジーチュエ)はソファで寝入ってしまいます。帰宅した安和貴(アン・ホーグイ)は林拓を厳しく問い詰め、林拓は安知雀(アン・ジーチュエ)と交際していること、そして一生大切にすることを誓います。二人の仲睦まじい様子を見て、安和貴(アン・ホーグイ)はやっと交際を認めました。バス停まで林拓を見送る安知雀。二人は手を繋ぎ、見つめ合い、なかなか離れられません。
時が経ち、卒業が近づいてきました。二人は就職活動の傍ら、餃子屋と自習室のアルバイトを続けています。餃子屋の店主は出産する娘の世話をするため、店を畳むことに。自習室では、3歳の娘を連れて大学院受験を目指す男性と知り合い、子どもの面倒を見るようになります。アルバイト代を受け取った林拓は母親に送金します。母親から電話で助けを求められた林拓は、医大受験のことで父親と喧嘩して家出した弟の林野(リン・イエ)を探しますが、連絡が取れません。林拓は林野(リン・イエ)に100元の紅包を送ると、すぐに受け取られました。
安知雀は家の鍵を闇証番号式に変え、使い方の分からない安和貴(アン・ホーグイ)に丁寧に教えてあげます。陳光普(チェン・グアンプー)は、別れたばかりの彼女がSNSで新しい彼氏との写真を投稿しているのを見て落ち込み、更に投資していたファンドも大暴落し、怒り心頭です。一方、彼氏の陳軒(チェン・シュエン)の浮気を疑う何欣迪(ホー・シンディー)は、安知雀に頼んで陳軒(チェン・シュエン)のSNSアカウントを調べます。ある女性と親密なやり取りをしていることが分かり、何欣迪(ホー・シンディー)はすぐに陳軒(チェン・シュエン)を問い詰めるために行動を起こします。
第2話 感想
第二話は、林拓と安知雀の初々しい恋愛模様が中心に描かれ、見ているこちらも顔が綻んでしまうような甘酸っぱさが溢れていました。カフェラテにキャンディを入れるというユニークな演出や、初めてのデートで家族の話をする等身大の姿が、二人の親しみやすさをより一層引き立てています。
特に印象的だったのは、自習室の清掃アルバイトでの二人のやり取りです。本来一人分の仕事に二人で応募するという大胆な発想と、それを受け入れるオーナーの懐の深さに心が温まりました。これは、二人の素直さと前向きな姿勢が周りの人を惹きつける力を持っていることを象徴しているように感じます。また、林拓が安知雀の餃子販売を手伝うシーンも、二人の関係性の深まりを感じさせる素敵なエピソードでした。
一方で、林拓の弟・林野(リン・イエ)の家出や、陳光普(チェン・グアンプー)の失恋と投資の失敗、何欣迪(ホー・シンディー)の彼氏への疑惑など、それぞれのキャラクターが抱える悩みも少しずつ明らかになってきました。これらの伏線が今後どのように展開していくのか、今後の物語に期待が高まります。全体を通して、青春の輝きとほろ苦さが絶妙なバランスで描かれており、共感できるポイントが多く、見応えのある一話でした。
つづく