東元科技大学サッカー部のリーグ戦。出張帰りの江楚城(ジアン・チューチョン)が試合に参加、女子学生の人気を集める。林拓(リン・トゥオ)の就職が決まっていないことを知った江楚城(ジアン・チューチョン)は、自分が勤める吉家デザイン社を勧める。林拓(リン・トゥオ)は安知雀(アン・ジーチュエ)のことも頼み、江楚城(ジアン・チューチョン)は二人の履歴書を送ることを約束する。試合開始直前、林拓(リン・トゥオ)はペットボトルを落とす。手に力が入らない感覚があったが、気に留めなかった。
東元科技大学対体育大学。江楚城(ジアン・チューチョン)が登場すると、女子学生から歓声が上がる。江楚城(ジアン・チューチョン)とチームメイトの連携で得点を重ねるも、相手も譲らず、両チームの点数は拮抗する。その時、林拓(リン・トゥオ)は足に力が入らず倒れてしまう。安知雀(アン・ジーチュエ)はハラハラしながら見守る。林拓(リン・トゥオ)はなんとか立ち上がり試合を続けるも、結果は敗北。
試合後、林拓(リン・トゥオ)、安知雀(アン・ジーチュエ)、陳光普(チェン・グアンプー)、何欣迪(ホー・シンディー)は一緒に食事へ。何欣迪(ホー・シンディー)は2時間もかけて化粧をしたのに、江楚城(ジアン・チューチョン)の連絡先を聞けず落ち込んでいた。陳光普(チェン・グアンプー)は諦めるよう諭す。そこに江楚城(ジアン・チューチョン)が現れ、何欣迪(ホー・シンディー)は彼に媚びへつらい、微信のIDをゲットする。
安知雀(アン・ジーチュエ)は林拓(リン・トゥオ)に湿布薬をスプレーする。陳光普(チェン・グアンプー)は羨ましそうに二人をからかう。江楚城(ジアン・チューチョン)から明日面接を受けるよう連絡が入り、安知雀(アン・ジーチュエ)は社内恋愛禁止の会社だと知り、林拓(リン・トゥオ)に交際を隠すよう念を押す。翌日、林拓(リン・トゥオ)は電動バイクで安知雀(アン・ジーチュエ)を吉家デザイン社へ送る。江楚城(ジアン・チューチョン)は二人を激励し、安知雀(アン・ジーチュエ)の微信も追加、同僚にも二人をよろしく頼む。
何欣迪(ホー・シンディー)はライブ配信機材を安知雀(アン・ジーチュエ)の家に持ち込み、一緒にライブコマースをやろうと誘うが、安知雀(アン・ジーチュエ)は興味を示さない。林拓(リン・トゥオ)は二次面接の連絡を受けるが、安知雀(アン・ジーチュエ)には連絡がない。不採用だと悟った安知雀(アン・ジーチュエ)を、林拓(リン・トゥオ)は励ます。翌日、林拓(リン・トゥオ)が二次面接に向かうと、社長の銭鴻(チエン・ホン)が会議中だったため、林拓は待つことに。受付の黄小緑(ホアン・シャオルゥ)は忙しそうにしていたので、林拓はコーヒーを入れるのを手伝い、会議室まで届ける。
取締役の魏海洋(ウェイ・ハイヤン)が砂糖入りのコーヒーを希望したため、林拓は砂糖を追加し、さらに安知雀(アン・ジーチュエ)からもらった棒付きキャンディをコーヒーに浸す。その時、再び手足に力が入らない感覚を覚えるが、すぐに回復し気に留めない。暇を持て余した林拓は、清掃員の水換えやコーヒーカップ洗いを手伝う。会議を終えた銭鴻(チエン・ホン)は、林拓を魏海洋(ウェイ・ハイヤン)率いるデザイン三課のアシスタントデザイナーのアシスタントとして採用することを決める。普段無表情な魏海洋(ウェイ・ハイヤン)は林拓に冷たく、銭鴻(チエン・ホン)は林拓に気を付けるよう忠告する。
林拓は退勤後、安知雀と家具店へ。店内には魏海洋(ウェイ・ハイヤン)の大きな写真が飾られており、林拓も有名デザイナーになることを誓う。翌日、林拓は正式に勤務開始。黄小緑(ホアン・シャオルゥ)に社内を案内され、入社書類へのサインを魏海洋(ウェイ・ハイヤン)に頼む。魏海洋(ウェイ・ハイヤン)から様々なルールを説明され、林拓は全て心に刻む。
同僚たちは忙しそうだが、林拓は何もすることがなく退屈な時間を過ごす。ようやく退勤時間になり、安知雀が迎えに来る。初日から黄小緑(ホアン・シャオルゥ)と親しくしていたことを安知雀に聞かれ、林拓は慌てて弁明する。江楚城(ジアン・チューチョン)は銭鴻(チエン・ホン)に安知雀を新メディア担当として推薦するが、既に候補者がいるため、江楚城(ジアン・チューチョン)はヘッドハンティング会社に安知雀の就職を依頼する。
第5話の感想
第5話は、林拓と安知雀の就職活動が中心に描かれ、二人の将来への不安や希望が交錯するエピソードでした。林拓は試合中に体に異変を感じながらも、安知雀への思いを胸に吉家デザイン社への就職を目指します。面接での彼の積極的な姿勢や、周囲の人々に親切にする様子は好印象でした。一方、安知雀は不採用という結果に落胆しますが、林拓の励ましに支えられ、前向きな姿勢を保とうとします。二人の関係は、社内恋愛禁止という壁に直面しますが、お互いを思いやる気持ちは変わりません。
江楚城(ジアン・チューチョン)は二人の良き理解者として、就職活動をサポートする姿が印象的でした。何欣迪(ホー・シンディー)の一方的な好意や、陳光普(チェン・グアンプー)の二人の関係への羨望など、周囲のキャラクターの描写も物語に彩りを添えています。
特に印象的だったのは、林拓がコーヒーに棒付きキャンディを浸すシーンです。安知雀からの贈り物を大切にしている様子が伝わると同時に、彼の無邪気な一面も垣間見えました。また、魏海洋(ウェイ・ハイヤン)の厳しい態度や、黄小緑(ホアン・シャオルゥ)との出会いなど、今後の展開を予感させる要素も散りばめられており、今後の物語がどのように展開していくのか楽しみです。全体として、登場人物それぞれの個性や心情が丁寧に描かれており、共感できる部分が多く、見応えのあるエピソードでした。
つづく