あらすじ
第11話は、顧魏と林之校の交流が深まる様子と、家探しをめぐる一連の出来事を描いています。林之校は一生懸命に物件を探し、顧魏にぴったりの家を見つけ、入念なプレゼンテーションまで準備しました。しかし、高浠 との間の誤解から、顧魏が高浠 が紹介した物件を選んだと勘違いした林之校は落胆してしまいます。その後、幾つかの誤解や紆余曲折を経て、顧魏は最終的に林之校が推薦した物件に引っ越し、彼女と同じマンションに住むことになり、二人の距離はさらに縮まりました。
さらにこの回では、顧魏の林之校に対する細やかな気遣いや、林之校の明るく可愛らしい振る舞いなど、二人の性格が互いに補い合っている様子が描かれ、温かく甘い雰囲気に満ちたやり取りが繰り広げられています。
ネタバレ
顧魏と林之校は一緒に火鍋を食べに行った。職業柄、顧魏は食材を一つ一つ吟味してしまい、林之校はせっかくの火鍋なのに少しもったいないと感じていた。そこで、林之校は顧魏に目をつぶるように言い、こっそり食材を口元に運んだ。顧魏は林之校のヒントを頼りに、いつもと違う火鍋の風味を感じ、二人は楽しい時間を過ごした。
食事の後、林之校は顧魏にまた会おうとメッセージを送り、引き続き物件探しを手伝うと伝えた。林之校は顧魏が家に来る姿を想像してドキドキするが、すぐに彼の外見に惑わされないようにと自分に言い聞かせた。
病院に戻った顧魏は、同僚の杜医師に火鍋の匂いを嗅ぎつけられ、詮索されそうになるが、仕事のストレスを理由にうまくかわした。林之校からのメッセージを見て、顧魏は上機嫌になった。
翌日、林之校は近所の張阿姨が家を貸し出すことを知り、早速鍵を手に入れた。顧魏の希望通りに部屋を掃除し、詳細な企画書まで作成した。その様子を友人の蕭珊にからかわれる場面もあった。
一方、顧肖と蕭珊は新しくオープンした店で忙しくしていた。顧肖は蕭珊をからかい、じゃれ合ううちに二人はキスをする。とても甘い雰囲気だった。
顧魏の母親は息子に家に帰ってきてほしいと思い、高浠 に説得を頼んだ。高浠 は自分の実家の古い家に顧魏を住まわせることにした。顧魏は不動産屋から連絡を受け、物件を見に行ったところ、家主が高副院長だとわかった。しかし、実際には顧魏は高浠 の提案を断っており、林之校の近くに住みたいと思っていただけだった。
林之校は企画書を持って病院へ顧魏を訪ねた際に高浠 と会った。高浠 は顧魏が新しい家に満足している様子の動画を林之校に見せた。林之校は顧魏が高家に引っ越すのだと勘違いし、怒りと悲しみに暮れ、蕭珊に電話で愚痴をこぼした。
蕭珊は話を聞いて激怒し、顧魏と顧肖をカフェに呼び出した。そして、顧魏を二股だと責めた。顧魏は高浠 の誘いを断り、林之校の住むマンションに引っ越すつもりだと説明したが、動画はすでに誤解を生んでいた。
高浠 は自分が誤解していたことに気づいた。顧魏は彼女の家に引っ越すことに同意していなかったのだ。夜、林之校は顧魏への想いで眠れず、彼の電話に出なかった。翌朝、林之校は驚いた。なんと顧魏が隣の部屋に引っ越してきたのだ。
顧魏は事情を説明し、林之校は真相を知って喜び、すぐに顧魏に会いに行った。二人は再会を喜んだ。林之校の母親は顧魏を夕食に招待し、林之校はいつもとは違う淑女らしい振る舞いを見せ、顧魏に料理を取り分けてあげた。
夕食後、二人は一緒にスーパーへ買い物に行った。顧魏は企画書の話を持ち出し、林之校は自分が作ったことを認めた。感謝の気持ちとして、顧魏は蕭珊にスリッパをプレゼントした。帰宅後、林之校はイルミネーションを体に巻き付けて遊んでいた。顧魏は優しく彼女を呼ぶ。二人の間には甘い空気が流れていた。
そして、イルミネーションを片付ける際に、二人の距離はさらに縮まり、気まずいながらも甘い雰囲気が高まる。水を飲んで緊張を紛らわせる二人。イルミネーションが片付き、この回は温かく甘い雰囲気で幕を閉じた。
第11話の感想
第11話は、誤解とすれ違い、そしてついに隣人同士になった顧魏と林之校のドキドキ展開に終始、視聴者をキュンキュンさせました。高浠 の善意からの行動が思わぬ誤解を生み、林之校の嫉妬や蕭珊の怒りなど、それぞれのキャラクターの感情がリアルに描かれていました。特に、誤解が解けた後の二人の再会シーンは、喜びと安堵が溢れていて、見ているこちらも幸せな気持ちになりました。
火鍋デートでの林之校の可愛らしい行動や、新居でのイルミネーションのシーンなど、二人の距離が少しずつ縮まっていく様子が丁寧に描かれており、見ているこちらもドキドキさせられました。林之校の母親の前で見せる彼女の淑女っぷりも微笑ましく、家族公認の仲へと一歩前進したことが感じられます。
一方、顧肖と蕭珊のラブラブな様子も健在で、二人の関係性の変化も今後の見どころの一つと言えるでしょう。高浠 の誤解も、彼女なりの顧魏への思いやりから生まれたものであり、悪意がないからこそ切なく感じられました。今後、彼女がどのように二人の関係を受け入れていくのかにも注目したいです。
つづく