あらすじ
第21話は、陸昭西と葉時藍の関係の進展と、周囲の仮応を描いています。
陸昭西は葉時藍にネックレスを贈り、突然プロポーズしますが、葉時藍は交際期間が短すぎるとして断ります。しかし、将来家を買ったら考えてもいいと約束します。一方、陸昭西は林凱文が葉時藍に関するネガティブな噂を調べたことで不安になり、誰かが意図的に流しているのではないかと疑念を抱きます。
医療援助公益プロジェクトの講演会で、陸昭西は葉時藍への想いを公に表明し、彼女を守ります。しかし、二人の関係はその後フォーラムに投稿され、世間から非難や憶測を招いてしまいます。
世論のプレッシャーに直面した陸昭西は、林凱文に連絡して投稿を削除させ、これらの攻撃が自分が院長選に出馬することに対する策略だと気づきます。それでも葉時藍は普段通りに仕事に取り組み、彼女の強さを見せます。
同時に、陸昭西の父親はこの騒動を利用して院内の規律を引き締めようと画策し、高院長の弱みを握るため、葉時藍の仕事を一時的に停止させます。
ネタバレ
陸昭西は、葉時藍の講演を引き受けたことに仮対せず、ネックレスをプレゼントした。葉時藍は高価な物でなく、自分の給料で買える範囲の物にしてほしいと頼んだ。彼女は陸昭西にたかったと思われたくなかったのだ。陸昭西は突然結婚を申し込むが、葉時藍は交際期間が短いことを理由に断り、家を買ったら結婚すると約束した。
一人で車を運転する陸昭西は、林凱文の言葉を思い出していた。林凱文は、葉時藍が金持ちを狙っているという悪評が流れていることを突き止めていた。陸昭西はそれを意図的なものだと感じ、不安を抱いていた。
医療援助の公益事業で、桃源村で6ヶ月働いた葉時藍は、自分の経験を発表した。参加者からは当時の状況や、陸昭西との関係について質問が飛んだ。高院長は陸昭西にも話を促し、陸昭西は葉時藍に一目惚れし、苦労して口説いたことを明かし、二人に空間を与えてほしいと訴えた。葉時藍は陸昭西の言葉に笑顔を見せた。
葉時藍は陸昭西を待ち、思わずキスをした。彼の言葉が意図的なものだと理解した上で、実家に帰るために休暇を取りたいと伝えると、陸昭西は同行を申し出て、葉時藍は快諾した。
二人の関係はすぐにネット掲示板で話題になり、葉時藍を金持ちを狙う悪女として非難する書き込みで溢れかえった。事実と嘘が混ざり合い、多くの人が信じてしまった。小児科の医師たちは信じなかったが、ネットの炎上を止めることはできなかった。
病院の駐車場に著いた陸昭西は、林凱文から送られたリンクを開いた。すぐに葉時藍の元へ行き、影響を心配するが、葉時藍は冷静に仕事に向かった。陸昭西は林凱文に依頼し、書き込みは削除されたものの、他のサイトにも拡散されていた。林凱文は、高院長が陸昭西を狙い、葉時藍を弱点として利用しているのではないかと推測した。陸昭西も、高院長の目的が院長の座を奪うことだと理解した。
陸昭西は葉時藍に自分の推測を話し、陸の父親もこの機会に高院長を調査しようとしていたことを伝えた。高院長が自分たちを利用したことに葉時藍は、自分の努力が無駄ではなかったと喜んだ。
林凱文は姚佳佳 を訪ねるが、急用で出て行く。姚佳佳 は林凱文に点心を渡し、彼の様子から葉時藍の件を知ることになる。林凱文は陸の父親に状況を報告し、父親は葉時藍の勤務を停止し、高院長の弱みを握るように指示した。葉時藍を送り届ける途中、陸昭西は林凱文から電話を受け、葉時藍の勤務停止を知らされた。
第21話の感想
第21話は、陸昭西と葉時藍の愛が試される回でした。公の場で愛を宣言する陸昭西の男らしさ、そしてそれを受け止める葉時藍の芯の強さが印象的でした。しかし、幸せな時間も束の間、ネット上での誹謗中傷という試練が二人を襲います。
特に胸が痛んだのは、葉時藍への悪意ある中傷です。「金持ちを狙う悪女」というレッテルを貼られ、心無い言葉に傷つく葉時藍の姿は見ていて辛かったです。真実を知っている視聴者としては、彼女の誠実さを知っているだけに、余計に腹立たしさを感じました。
つづく