あらすじ
『今日も、君を想ってる』は、声で紡がれる、心ときめくシンデレララブストーリー。
大学で作曲を学ぶ顧声(顾声(グー・ション))は、密かに「声声慢(ションションマン)」という名でネット上で音楽活動をする女の子。彼女の憧れは、ミステリアスな人気声優「錆青磁(チアンチンツー)」。ある日、ひょんなことから憧れの錆青磁とオンラインで繋がることができ、彼の甘く優しい声に夢中になっていく。
実は錆青磁の正体は、心臓外科医の莫青成(モー・チンチョン)。彼は声優としても活躍する二つの顔を持つ魅力的な男性だった。オンラインでの交流を通して、徐々に惹かれ合う二人。ついにコラボ企画で顔を合わせることになり、お互いに一目惚れしてしまう。
料理上手で、ヒロインへの愛情表現もストレートな莫青成(モー・チンチョン)に、顧声(顾声(グー・ション))の胸は高鳴るばかり。しかし、人気声優と普通の女子大生という立場の違いから、なかなか素直になれない。そんな彼女に、莫青成は様々なアプローチを仕掛けていく。
このドラマは、声優業界を舞台に、個性豊かな仲間たちとの交流や、音楽、グルメといった要素を織り交ぜながら、二人の恋の行方を描く。聴覚を刺激する美しい声と音楽、そして、見ているだけで幸せになれる眼福カップルのロマンチックな物語は、視聴者の心を温かく包み込む。
ドラマの特徴
- 声優の世界:アフレコ文化や声優の仕事など、普段なかなか知ることのできない声優業界の裏側を垣間見ることができる。
- スパダリ男子:料理上手で、優しくて、イケメンで、イケボ。完璧すぎる莫青成は、まさに理想の男性像。
- 安心して見られるラブストーリー:ドロドロした展開や、意地悪なキャラクターは一切登場しない、癒やし系のラブストーリー。
各話あらすじとネタバレ(全33話)
1話
グー・ションは大学院進学を控える大学4年生。食べるのが好きで、音楽が好き。ネットで知った声優・錆青磁(チアンチンツー)の声にハートをつかまれ、顔も知らないまま神様のように崇拝している。同様に大学院進学が決まっている親友のゴン・シアオシンは、実習先の会社が開発したアプリを広めるプロジェクトとして、錆青磁が所属する完美(ワンメイ)ボイスとコラボすることを考案。声声慢(ションションマン)の芸名を持つションを音楽担当に推薦すると、話はとんとん拍子に進み…。
2話
憧れの錆青磁(チアンチンツー)からボイスドラマの相手役に指名されたション。錆青磁が即興で口にしたのは愛の告白だった。演技だと分かっていても喜びに浸るションだが、期末試験のため完美(ワンメイ)ボイスとのコラボは一時休止に。試験が終わって久々にSNSを開くと、ションのフォロワーは急増。錆青磁にフォローされたことが原因のようだ。ションがSNSの公式アカウントを申請しようとすると、推薦人欄に錆青磁の名前が。代わりに彼から歌をリクエストされる。
3話
ションは完美(ワンメイ)ボイスの10周年イベントに歌手として参加することになった。ションが完美ボイスの生配信に参加していると、錆青磁(チアンチンツー)は「声に魅了されて声の主を好きになるな」と意味深な言葉を放つ。配信のあと、錆青磁はションに自分の個人アカウントを教え、2人はSNSでつながった。彼の本名はモー・チンチョン。ションが幸せな思いをSNSでつぶやくと、チンチョンがリプライを送って大騒ぎに。彼の熱烈なファンからは嫉妬の声が…。
4話
“錆青磁(チアンチンツー)は声声慢(ションションマン)が好きだ”というネットの噂話を心配しつつ、ションはチンチョンとのチャットに夢見心地な日々を過ごしていた。コラボで提供する曲が、自宅で収録して音質が悪かったためか不合格に。朝朝暮暮(ジャオジャオムームー)のスタジオでの再収録を考えるが、春節休みが明けきっていないため、エンジニアが確保できない。そこにチンチョンから、「No.1スタジオで収録するといい」と提案を受ける。それは、チンチョンとの対面を意味していた…。
5話
完美(ワンメイ)ボイスで初めての対面を果たしたションとチンチョンは、リスナーへのバレンタインデープレゼントにする「君と帰らん」をデュエットで録音することになった。緊張していたが、チンチョンの優しいリードで美しい歌声を披露したションは、作曲だけでなく歌の才能もあると豆豆(ドウドウ)豆餅(ドウドウドウビン)たちに絶賛される。春節の休暇が終わって大学の寮へ戻る日だったションは、完美ボイスの皆に冷やかされながら、チンチョンに送ってもらうことになった。
6話
歌の収録の帰り、チンチョンに送ってもらったション。部屋に戻ると、SNSには「女の子を送ったら母校に着いた」というチンチョンの投稿が。そこに添えられた歌には「声声慢(ションションマン)」という歌詞があった。彼が自分に気があるのか分からず、悶々とするション。錆青磁(チアンチンツー)と声声慢のロマンスの匂いにファンも気が気ではない。ションの家族が営むスーパーでは、バイトのドン・イールーが錆青磁の投稿に心乱されていた。そこにチンチョン本人が来店し…。
7話
バレンタインデーにチンチョンとゲームショーに出かけたションは、チンチョンの友人のコスプレイヤー・墨白(モーバイ)、沐沐(ムームー)と知り合う。その頃、絶美(ジュエメイ)沙意(ジュエメイシャーイー)とシアオシンはコラボの契約書にサインをするためにカフェで初めて会うものの、街中にあふれる恋人たちの甘いムードに圧倒されてしまい、気まずい雰囲気に。一方、沐沐がSNSに投稿した写真を見たイールーは、ションと声声慢(ションションマン)が同一人物であることを見破り、大喜びでションに抱きつく。
8話
チンチョンから食事に誘われたションは、彼とジョウ・ジョンがシェアして暮らすマンションを訪ねる。ションを緊張させたくないというチンチョンの気遣いで、完美(ワンメイ)ボイスのメンバーも集まっていた。皆がマージャンで盛り上がる中、ションはキッチンでチンチョンの料理の手伝いをすることに。チンチョンの作る料理はどれも、これまでションにレシピを紹介していたものだった。そして、2人きりのキッチンでチンチョンが彼女に言った言葉は…。
9話
チンチョンから食事に誘われたションは、彼とジョウ・ジョンがシェアして暮らすマンションを訪ねる。ションを緊張させたくないというチンチョンの気遣いで、完美(ワンメイ)ボイスのメンバーも集まっていた。皆がマージャンで盛り上がる中、ションはキッチンでチンチョンの料理の手伝いをすることに。チンチョンの作る料理はどれも、これまでションにレシピを紹介していたものだった。そして、2人きりのキッチンでチンチョンが彼女に言った言葉は…。
10話
ションは、事務所で思いがけず鉢合わせした朝朝暮暮(ジャオジャオムームー)のメンバーにチンチョンを紹介する。だが、チンチョンが錆青磁(チアンチンツー)であることは言えないままだった。同じ頃、シアオシンとジョンは、“デート”の終わりが名残惜しくて、雨宿りを口実に車の中にいた。会話が続かず気まずくなるが、ジョンは頻繁に連絡を取り合いたいと切り出す。シアオシンは快く応じるが、ドキドキが止まらず、車外に通りかかったションを見つけると飛び出すのだった。
11話
風邪をひいたチンチョンを自宅に見舞ったション。家にはチンチョン1人だと思っていたがジョンもいて、ションは手料理を振る舞うことに。ジョンは、過去に錆青磁(チアンチンツー)が経験したネットの炎上事件をションに話すことで、ネットで中傷されて落ち込んでいるションを慰めようとする。食事のあと、ジョンは気を利かせて家にチンチョンとションを残して出かけるが、恋愛経験のない2人は気持ちが落ち着かない。チンチョンは助けを求めてジョンに電話をする。
12話
ションが肉月餅を買うためにチンチョンと並んでいると、父が通りかかって声をかける。父はチンチョンのことをスーパーの顧客として覚えていた。初対面のふりをして挨拶を交わし、危機を乗り越えたション。チンチョンと分かれて家に帰るものの、再び外に出てチンチョンと家の近くを歩くのだった。その頃、完美(ワンメイ)ボイスでは新人2人を採用しようとしていた。ションの音楽仲間である走調児(ゾウディアオアル)も受験しており、錆青磁(チアンチンツー)や風雅頌(フォンヤーソン) が審査することに。
13話
週末に自ら店番をすると言ったション。チンチョンにスーパーへ来てもらったり、食事を病院に届けたり、徐々に2人の距離を縮めようとしていた。シアオシンは絶美(ジュエメイ)のことが気になっているが、なかなか行動に移せず、絶美は女子の心理が分からず豆豆(ドウドウ)に相談する。一方、憧れの完美(ワンメイ)ボイスに採用され、出勤初日を迎えた走調児(ゾウディアオアル)。採用されたことをまだションには話しておらず、完美ボイスで錆青磁(チアンチンツー)からションのことを聞かれたらどうしようかと心配していた。
14話
絶美(ジュエメイ)は最近連絡のないシアオシンのことが気になって仕方がない。シアオシンに会いたい一心で、完美(ワンメイ)ボイス10周年のイベントと社員研修などを兼ねた旅行を計画する。「いいニュースがある」とスタジオに招かれたシアオシン。ちょうど収録中で、声優としての絶美の仕事ぶりに心ときめく。いいニュースとは、完美ボイスの旅行にシアオシンとションを招待するという話だった。ションとチンチョンは、付き合って初めての旅行に行くことに…。
15話
桂林(けいりん)に到着した完美(ワンメイ)ボイスの一行は、イベント主催者であるジューの案内で遊覧船に乗って陽朔(ようさく)まで灕江(りこう)下りをする。船酔いするシアオシンは船に乗ることができず、彼女だけ車で移動することに。シアオシンに寂しい思いはさせまいと、絶美(ジュエメイ)は車に同乗するのだった。遊覧船では、チンチョンとションは2人だけのラブラブな世界を楽しみ、他のメンバーは突然の雨をものともせず大はしゃぎしていたが、風雅頌(フォンヤーソン) と豆豆(ドウドウ)も互いを意識し始めて…。
16話
陽朔(ようさく)での自由行動の日、いかだに乗ったション、チンチョン、豆豆(ドウドウ)、風雅頌(フォンヤーソン) は、船頭の紹介で夕食にライギョの火鍋を楽しむ。ホテルに戻ったションは、シアオシンがマージャンに興じていて朝まで遊びそうだと知り、チンチョンとホテルの庭を散策しながら過ごす。翌日、彼らは「劉三姐(りゅうさんしゃ)」のショーを見に行く。4人ずつのボックス席に希望どおり一緒に座れたシアオシンと絶美(ジュエメイ)だったが、うまく会話できず、互いに居心地が悪くなってしまう。
17話
10周年イベントの前日、ションとチンチョンは空き時間を利用してサイクリングを楽しむことにする。道中、釣り人を見つけた2人は、竿(さお)を借りて魚釣りに挑戦。静かに心を落ち着けて釣りを楽しみながら次第にいいムードになり、顔を寄せ合ううちに…。そんなとき、斐少(フェイシャオ)たちからの電話が入る。なんと、ションへのイベント出演の依頼だった。人前で歌を披露したことのないションは慌てて断ろうとするが、チンチョンの説得により出演を決意する。
18話
完美(ワンメイ)ボイスの10周年記念イベントは大成功を収め、メンバーたちは達成感を味わっていたが、イベント主催者のジューだけは浮かぬ顔。皆が去ってしまうことが寂しいのだ。気持ちを察したチンチョンが次回イベントの提案をすると、たちまちジューの機嫌は戻り、一行は最後の観光へ向かう。訪れた竜脊(ロンジー)棚田でションたち女性陣は民族衣装を身にまとい、それぞれに想いを寄せる男性を魅了する。そのとき、チンチョンはションとの結婚を意識し始めた。
19話
陽朔(ようさく)での最後の夜、仲間たちから離れ、ションとチンチョンはいかだの上にいた。2人の仲がうまくいかなかった場合のことを今でも心配するションは、「あなたがステキすぎて心配になる」と言う。旅行を終え、大学の日常生活に戻ったションに、玲瓏剔透(リンロンティートウ)から、「作曲の依頼を受けてほしい」と改めてメッセージが届いた。しかも収録のときにはデュエットしてほしいと言う。過去に錆青磁(チアンチンツー)と噂のあった玲瓏剔透と組めば、騒がれるのは必至だった。
20話
久しぶりにチンチョンに会えた日、ションは寮に戻ってからも寝付けず、シアオシンも絶美(ジュエメイ)のことを思い出して寝られずにいた。陽朔(ようさく)のリポートを書くのに写真がないと言うシアオシンに、絶美からもらえとションは促す。完美(ワンメイ)ボイスのスタジオにいた絶美はシアオシンからの「写真が欲しい」というメッセージを受け取って彼女に電話。シアオシンは狂喜乱舞する。絶美はスタジオに現れたチンチョンと2人、眠れない男同士で仕事をすることに。
21話
ションは、チンチョンの家での初のお泊まりに興奮して眠れない。一方、チンチョンはションを気遣い、絶美(ジュエメイ)の部屋で寝ようとするが、絶美の企みにより、再びションのいる部屋に戻る。同じ部屋で一夜を過ごすことになった2人はドキドキが止まらない。翌日、お泊まりを終えたションのもとに、玲瓏剔透(リンロンティートウ)から連絡が入る。ションが提供した曲の打ち合わせのため、病院で会おうと言うのだ。ションは戸惑いつつも指定された場所に向かい…。
22話
絶美(ジュエメイ)と大学の分校にある書店に出かけたシアオシンは、休日も働く絶美の姿に大人の魅力を感じる。帰り際に降り出した雨は、夜には暴風雨に。スーパーの店番から家に帰れなくなったションは、チンチョンを心配させまいと自宅にいるとウソをつくが、電話越しに悟られてしまう。分院にいて身動きが取れないチンチョンは同僚の医師をスーパーに向かわせ、ションの安否を確認。しかし、それでも安心できず、嵐の中、車でションのもとを目指す。
23話
悪天候の中、スーパーに駆けつけ、ションを安心させたチンチョンは、スーパーにあった材料で火鍋麺を作り、2人でおなかを満たす。その頃、シアオシンは寮で完美(ワンメイ)ボイスのチャットルームに匿名で参加していたが、同じく匿名で参加していた絶美(ジュエメイ)は、シアオシンの声に気づく。ファン同士が声優たちの噂話をしていたが、絶美とお似合いの女性について話が及ぶと、彼はシアオシンに誤解されまいと、話題をそらすべく積極的に発言を始める。
24話
朝朝暮暮(ジャオジャオムームー)の事務所に行ったションとチンチョン。チンチョンは、居合わせた怪怪(グワイグワイ)やリーダーに改めて自己紹介をし、手料理を振る舞う。しかし、収録を理由に夕食を一口も食べずに帰ったチンチョン。ション、怪怪、リーダーらは、チンチョンが声優業と医者を両立できるのだろうかと、今後を心配するのだった。一方、完美(ワンメイ)ボイスでは次の大型イベントの準備が始まろうとしていた。チンチョンはある思いを胸に、プロデュースを買って出る。
25話
完美(ワンメイ)ボイスのメンバーたちはスタジオが立ち上がった頃を思い出し、今年の古風歌謡祭に懸ける思いを新たにする。新人にチャンスを与えるため引退を決意したチンチョンだったが、彼が古風歌謡祭の総合プロデューサーと発表されると、往年の名優までが参加を表明し、声優界は盛り上がる。そこへ風雅頌(フォンヤーソン) から海外派遣のため歌謡祭を欠席するとの連絡が届く。チンチョンは代役として走調児(ゾウディアオアル)を推薦。新旧世代の声優が同じ舞台に立つ企画を提案し…。
26話
古風歌謡祭に参加する新人のオーディションに怪怪(グワイグワイ)も参加し、ベテラン組で審査員も務めた北斗小星(ベイドウシアオシン)や漸漸(ジエンジエン)から気に入られる。ションが作った曲も玲瓏剔透(リンロンティートウ)が歌うことになり、走調児(ゾウディアオアル)が詞を考える。各地から集まった歌手や声優にチンチョンが完美(ワンメイ)ボイスで手料理を振る舞い、朝朝暮暮(ジャオジャオムームー)の事務所には漸漸たち女性3人が泊まりに行くなど、交流の輪が広がっていく。そんな中で、チンチョンは忙しく打ち合わせする仲間たちを感慨深げに見ていた。
27話
チンチョンがプロデュースした古風歌謡祭が始まった。おなじみの完美(ワンメイ)ボイス歌唱部に加え、チンチョンの声掛けで各事務所から集まった人気歌手による熱唱で、会場の熱気は一気に高まる。続いて、玲瓏剔透(リンロンティートウ)のためにションが作曲した「淇奥(きいく)」が初披露される。自分の曲が初めてステージで歌われるのを、ションは感慨深く見守る。完美ボイスの吹き替え劇などを経て歌謡祭は終了するが、会場に響くアンコールの声に応え、錆青磁(チアンチンツー)が登場する。
28話
チンチョンは無事にイベントが終わった達成感で盛り上がる仲間の輪を離れ、ションを伴って新人俳優や裏方が集う楽屋へ向かう。そして錆青磁(チアンチンツー)を名乗り感謝を伝えるのだった。翌日、ションの祖父がチンチョンを食事に招待する。実家では5人の従兄たちが仕事をそっちのけでチンチョンを待ち受けていた。初めて会う従妹の恋人に厳しい目を向けるが、すぐに場は和む。やがて、料理が苦手な従兄たちに代わって自慢の料理の腕を披露することに。
29話
チンチョンは、完美(ワンメイ)ボイスの裏方や心臓外科医として相変わらず忙しくしていたが、10月1日からの大型連休に千島湖(せんとうこ)へ遊びに行くことをションに提案し、ションは両親の許しを得るため、従兄やイールーを誘うことを思いつく。旅行中、従兄はチンチョンを監視するが、イールーや完美ボイスの仲間は2人を応援していた。一方、シアオシンを千島湖への旅行に誘った絶美(ジュエメイ)は、移動の車では隣に座れたものの、なかなかその先へと進展できずにいた。
30話
仲間たちが気を利かせて、シアオシンと2人きりになってしまった絶美(ジュエメイ)。彼はチンチョンから「戻ってくるな」というメールを受け取ったことをシアオシンに伝え、2人は朝まで散歩することに。陽朔(ようさく)から戻ったあと、本当は会いたかったことや、絶美が起業した頃のこと、恋人との別れなどを話し、ささやかながらも心を通わせるのだった。翌朝、目覚めたションは、シアオシンが2階のベッドにいるのを見つけ、絶美もここで寝たのかと尋ねる。
31話
旅行の最終日。参加したメンバーはそれぞれ、旅の終わりを惜しむように過ごしていた。ションとチンチョンは、旅行中ずっと一緒だったことにより、別れ際がこれまで以上に名残惜しく感じるのだった。翌日、ションはチンチョンの病院で火災があったと知り、慌ててチンチョンに連絡を取ろうとする。だがチンチョンの携帯にはつながらない。ションは、シアオシンを通じて絶美(ジュエメイ)と連絡を取ろうとするが、シアオシンは何かを隠している様子で…。
32話
2年後、走調児(ゾウディアオアル)は完美(ワンメイ)ボイスの一員として後輩の面倒を見るようになり、歌手の斐少(フェイシャオ)は仕事の幅を広げ、声優にも挑戦していた。ションは完美ボイスのスタジオで、一足早く大学院の卒業祝いをしてもらっていた。そして三大スターのうち、唯一独り身のままでいた風雅頌(フォンヤーソン) がお見合いに行くことになったその日、豆豆(ドウドウ)は沐沐(ムームー)から、恋人同伴の職場の懇親会に一緒に行ってほしいと頼まれ、快諾する。それぞれが恋人を得るチャンスだったが…。
33話(最終回)
チンチョンはションへの大学院卒業祝いとして企画した陽朔(ようさく)旅行で、結婚写真を撮ろうとドレスを用意していた。皆が見ている中では緊張するションのことを考え、2人きりで陽朔での撮影になった。夕食には仲間たちも集まり、2年前にも訪れたレストランで、チンチョンが10種類の魚料理を振る舞う。2年前と違うのは、チンチョンがションとの新居も用意してあること、いつの間にか絶美(ジュエメイ)とシアオシンもカップルになっていたことだった。
キャスト、登場人物

莫青成(モー・チンチョン)
檀健次(タン・ジエンツー)

顧声(グー・ション)
周也(ジョウ・イエ)

周政(ジョウ・ジョン)
侯雯元(ホウ・ウェンユエン)

庚曉幸(ゴン・シアオシン)
楊肸子(ヤン・シーズー)