あらすじ

ションが肉月餅を買うためにチンチョンと並んでいると、父が通りかかって声をかける。父はチンチョンのことをスーパーの顧客として覚えていた。初対面のふりをして挨拶を交わし、危機を乗り越えたション。チンチョンと分かれて家に帰るものの、再び外に出てチンチョンと家の近くを歩くのだった。その頃、完美(ワンメイ)ボイスでは新人2人を採用しようとしていた。ションの音楽仲間である走調児(ゾウディアオアル)も受験しており、錆青磁(チアンチンツー)や風雅頌(フォンヤーソン) が審査することに。

ネタバレ

今回の第12話は、もうドキドキとハラハラが止まらない展開でしたね!顧声(顾声(グー・ション))と莫青成(モー・チンチョン)の恋が、ついに家族にバレる!?という危機が訪れます。

顧声(顾声(グー・ション))がスーパーで買い物をしていると、なんと父親がまっすぐこちらに向かってくるではありませんか! 慌てて父親を止めようとする顧声でしたが、父親は彼女を押し退け、一直線に莫青成(モー・チンチョン)の元へ。

「え、まさか私たちの関係がバレた!?」と覚悟した顧声でしたが、なんと父親は莫青成のことを、いつもスーパーで買い物をするお医者さんだと認識していたのです! しかも、その人柄と腕の良さをベタ褒め。スーパーに来る患者さんたちがみんな彼のことを褒めていると聞き、顧声は胸をなでおろします。いやー、本当に心臓に悪い展開でした。

その後、父親は莫青成に顧声を紹介しますが、莫青成はまるで初対面のように振る舞います。父親はさらに、莫青成を家に招待して月餅を渡そうとしますが、顧声は慌てて父親を制止。あまりの熱烈ぶりに、相手が引いてしまうのではないかと心配したのです。

父親が帰った後、莫青成は顧声を家まで送ろうとしますが、父親に見つかるのを恐れた顧声はそれを拒否。地下鉄の駅の方向を教えて、そそくさと帰宅します。しかし、家に帰ると、父親と祖父がなにやら話し込んでいる様子。父親が「娘を急いで帰す必要はない」と言っているのを聞き、顧声は嬉しくて飛び出してしまいます。

一方、莫青成も名残惜しくて顧声の家の近くをうろうろ。すると、息を切らして走ってくる顧声を見つけ、二人で家の周りを散歩することに。

場面は変わり、風雅頌(フォンヤーソン) がスタジオにやってきます。彼は莫青成と同じ病院に勤務する小児科医で、豆豆(ドウドウ)豆餅(ドウドウドウビン)から早速仕事を紹介されます。なんと、スタジオが2名の正社員を募集することになり、彼と莫青成が面接の採点と評価を担当することになったのです。

そして、莫青成は、顧声が所属する音社のメンバーである走調児(ゾウディアオアル)が面接を受けていることに気づきます。しかも、彼は風雅頌(フォンヤーソン) のファンだったのです! 二人は相談し、走調児(ゾウディアオアル)に加点することに。

一方、走調児はこのことを怪怪(グワイグワイ)に報告。二人で、このことを顧声には絶対に秘密にしようと誓います。錆青磁(チアンチンツー)の名前も出してはいけないと。走調児は、面接の成功率を上げるために願掛けをしようとしますが、そこに風雅頌から電話がかかってきます。走調児は、採用されたことを知って大喜び!

後日、莫青成がスーパーに買い物に行くと、顧声が彼に関東煮を差し入れします。そこに、病院の同僚の女性がやってきて、莫青成に親しげに話しかけます。女性は、莫青成の父親が院長に昇進したことを祝福しますが、二人は別の病院に勤務しているようです。女性は、彼が父親の病院に異動しない理由を尋ねますが、莫青成は多くを語りません。彼のそっけない態度を見て、女性は気を利かせて立ち去ります。

莫青成は、顧声に最近流行りの曲『朝夕』を流すように頼みます。すると、二人の女性客が莫青成のイケメンぶりに気づき、彼に近づいてSNSのIDを交換しようとします。それを見た莫青成は、立ち上がってレジに向かい、顧声にSNSのID交換を申し込むのです! これは明らかに、二人の女性客に対するアピール。顧声は内心大喜びです。

仕事が終わった後、莫青成は自転車で顧声を迎えに行きます。顧声は、莫青成を家に連れて行き、家族に紹介しようとしますが、二人の兄が上から声をかけてきたため、顧声は咄嗟に道案内をしているふりをします。莫青成もそれに合わせて協力します。

家に帰ると、兄たちは顧声に、あの男は誰だと問い詰めます。顧声は、スーパーの向かいに住む医者で、恋人が路地に住んでいるため、道案内をしたのだと嘘をつきます。祖父は、美しい恋は意外なところから生まれるものだと語り、自分の祖母との出会いを語り始めます。祖母の兄と祖父の名前が同じだったため、祖母は兵隊に行った兄を恋しがるあまり、祖父を兄と勘違いして、二人の縁が結ばれたのだと。

夜、顧声は眠れなくなり、作曲をして気分を紛らわせます。一方、莫青成も残業をして、溜まっていた録音を終わらせようと必死です。茂哥(マオグー)は、彼と顧声の恋の行方を心配し、自分の過去の恋愛話を語って莫青成を励まします。顧声は、最近莫青成と会う頻度が高すぎるのではないかと反省し、寝る前の電話を断ります。そして、「明日スーパーにいるから、会いたければいつでも来て」と伝えるのでした。

つづく