あらすじ

陽朔(ようさく)での自由行動の日、いかだに乗ったション、チンチョン、豆豆(ドウドウ)、風雅頌(フォンヤーソン) は、船頭の紹介で夕食にライギョの火鍋を楽しむ。ホテルに戻ったションは、シアオシンがマージャンに興じていて朝まで遊びそうだと知り、チンチョンとホテルの庭を散策しながら過ごす。翌日、彼らは「劉三姐(りゅうさんしゃ)」のショーを見に行く。4人ずつのボックス席に希望どおり一緒に座れたシアオシンと絶美(ジュエメイ)だったが、うまく会話できず、互いに居心地が悪くなってしまう。

ネタバレ

顧声(顾声(グー・ション))は、莫青成(モー・チンチョン)と風雅頌(フォンヤーソン) 、豆豆(ドウドウ)と一緒に、楽しみにしていた陽朔(ようさく)の筏下りへ。美しい景色に心奪われ、すっかり満喫した一行。日が暮れ始めた頃、莫青成(モー・チンチョン)は船頭に頼んで少しの間だけ船を停めてもらい、景色を堪能することに。すると、遠くに明かりの灯ったレストランを見つけ、船頭に尋ねると、そこは陽朔(ようさく)名物の「斑魚火鍋」が食べられる店だという。

莫青成はわざと風雅頌(フォンヤーソン) と豆豆(ドウドウ)を先に帰し、顧声(顾声(グー・ション))と二人で魚を食べに行こうとする。まさかの「重色軽友」に風雅頌と豆豆は、「私を連れてって!」とばかりに言い争いを始める。顧声はそんな莫青成のユーモアに気づき、二人を誘うことに。こうして、4人は仲良くレストランへ。美人で愛嬌のある顧声のおかげで、なんとお店の人は割引の上にさらに割引をしてくれることに! 店主自ら魚を捌く姿は、まるで芸術品のよう。そして、火鍋の味は絶品で、みんな舌鼓を打つ。

夕食後、顧声は急いでホテルに戻ろうとする。なぜなら、庚暁幸が一人で夜を過ごすのが苦手だから。しかし、部屋に戻ると庚暁幸の姿はなく、電話をかけると麻雀に連れて行かれたという。それを聞いた顧声は、すぐに莫青成の元へ。二人はすっかり恋人同士で、少しも離れたくない様子。そこで、夜通し語り合うことに。莫青成は夜食まで用意周到に準備し、翌朝まで楽しい時間を過ごせるようにする。二人はアルパカに出会い、莫青成は顧声と一緒にアルパカにニンジンを与える。顧声は彼の物知りに驚き、莫青成は「君をちゃんとケアするために、事前に調べておかないと」と答える。彼の細やかな気遣いに感動した顧声は、彼と本当に一晩中話し続け、一緒にいるといつも話が尽きない。

翌朝、顧声と庚暁幸は前後して部屋に戻り、疲れてシャワーも浴びずにベッドへ。庚暁幸は二人が昨夜何をしたのか気になって仕方がないが、三言も交わさぬうちに眠ってしまう。午後、顧声はノックの音で目を覚ます。ドアを開けると、そこにいたのは莫青成。今夜は舞台を見に行く予定があるため、早く起きないと間に合わないという。顧声と庚暁幸は急いで身支度を始める。

顧声の祖父は、陽朔に来たら必ず「印象劉三姐(りゅうさんしゃ)」を見るように言っていた。今日の目的地はそこ。顧声と莫青成、周政(ジョウ・ジョン)と庚暁幸は同じボックス席に座る。甘い雰囲気の二人組と、少しぎこちない二人組。顧声は莫青成に、周政(ジョウ・ジョン)と庚暁幸が会話できるような話題を振ってほしいと頼むが、莫青成は「そういうことは自分たちで解決するべきだ」と答える。顧声と莫青成はますます親密になり、莫青成が顧声にキスをしようとした瞬間、舞台劇の歌声が響き、二人は舞台に注目する。

ショーが終わると、いよいよ本題。数日後に始まる吹き替え劇と、パーフェクト吹き替えの10周年記念イベントの準備について話し合う。その後、莫青成はみんなを連れて、陽朔名物のビール魚や地元の特産料理を食べに行く。莫青成の選ぶ店はやはり間違いないと、みんな大絶賛。夕食後、顧声は焼きドリアンを食べたいと言い出し、みんなで集まって食べることに。店の女将は、彼らがパーフェクト吹き替えのメンバーだと知ると大興奮。一人ひとりの名前を当てていくが、王可(ワン・クー)だけは名前を呼ばれず、少し不機嫌になる。そんな中、莫青成はそっと顧声を連れてその場を後にする。

吹き替え劇のリハーサルでは、莫青成は顔出し以外はほとんどすべてのことに力を注ぎ、顧声はすっかり彼の虜に。本番のリハーサルまであと2時間。庚暁幸は麻雀に連れて行かれ、顧声は莫青成と一緒に自転車で裏山へ遊びに行く。

つづく