あらすじ
宋瑤(ソン・ヤオ)の母親の容態が悪化し、季承川(ジー・チョンチュワン)の助けを借りて手術を受けさせることができました。しかし、今回の騒動が2人の関係に影響を与え始めます。盛司麟(ション・スーリン)は、宋瑤に近づこうと画策し、季承川との間に波乱を巻き起こそうとします。
ネタバレ
命運の分岐点、病院での緊迫した瞬間
第12話は、まさに心臓が止まりそうな緊迫感からスタートします。宋瑤(ソン・ヤオ)は婚礼の場を抜け出し、母親が運び込まれた病院へ駆けつけます。しかし、手術室に入ることもできず、外でただ見守るだけ。医師から「状況は非常に厳しい」と告げられ、彼女の心は絶望の淵に追い込まれます。そんな中、季承川(ジー・チョンチュワン)が駆けつけ、彼女を支える姿が印象的。医師が「高度な技術が必要」と語ると、彼はすぐに教授を呼び、母親の救命を託すことに。
手術室の外では、宋瑤(ソン・ヤオ)が感情を抑えきれず涙を流します。婚礼を台無しにしたこと、母親に依存して生きてきた自分の弱さ、そして孤独――彼女は全てを吐露します。そんな彼女に寄り添う季承川は、「泣きたい時は泣け」と優しく諭します。この2人の距離が、次第に縮まっていくのを感じさせる場面でした。
手術成功と新たな波乱
教授の技術により、宋瑤の母親は命の危機を乗り越えますが、目覚めるかどうかは本人の意志次第。宋瑤は一旦安堵しますが、問題はこれだけではありません。ネット上では季承川に関する悪い噂が広まり、彼の立場が危うくなっていたのです。宋瑤は自分のせいだと責任を感じ、彼を守るためにライブ配信で弁明を始めます。しかし、その配信は予想外の展開に。視聴者からの悪意あるコメントを目にした彼女は怒りを爆発させ、思わず季承川との仲睦まじい様子を披露してしまうのです。その結果、視聴者たちは「これはただのロマンスドラマじゃないか!」と驚愕し、噂は一気に沈静化。2人の関係が「公開カップル」扱いされることで、一件落着となりました。
ライバルたちの暗躍
一方で、梁静怡(リャン・ジンイー)は宋瑤を呼び出し、言い争いに発展。宋瑤のしたたかな一面に翻弄された梁静怡は怒り心頭で去ります。また、盛司麟(ション・スーリン)は宋瑤に接近するために策を練り、内部に入り込むことに成功。彼は「宋瑤が季承川に本気で惹かれるはずがない」と信じ、白馬の王子として自分こそ彼女を救う存在だと思い込んでいます。この三角関係の結末がどうなるのか、目が離せません!
心温まる家庭的なシーン
その後、宋瑤は母親の看病の合間を縫い、季承川のために手料理を準備。しかし、慣れない料理で手を傷つけてしまいます。そんな彼女に感動した季承川は、自らキッチンに立ち、宋瑤のために食事を作ります。その光景を見て、2人の間に流れる穏やかな空気に癒される視聴者も多かったことでしょう。
次回への伏線
しかし、油断は禁物。盛司麟はまだ諦めておらず、季承川を挑発。彼にとっては一方的なライバル関係ですが、この対立が今後どう展開するのか期待が高まります。
つづく