ストーリー
投資銀行業界で無敵を誇るエリート、ユエン・シュワイ(ルオ・ユンシー)は、ある面接で幼馴染のジャン・ジュン(バイ・ルー)と再会します。幼い頃、シュワイはジュンの守護騎士でしたが、10年ぶりの再会は、互いに牽制し合い、ぶつかり合う日々へと変わります。しかし、ある出来事をきっかけに、長年封印されていたシュワイの片思いが再び動き始めます。数々の困難を乗り越え、二人は過去のわだかまりを解き、次第に理解し合い、愛を育んでいきます。
このドラマ「オオカミ君王とひつじ女王」は、甘く切ないラブストーリーを軸に、現代社会で働く若者たちの等身大な姿を描いています。仕事や日常生活での葛藤、成長過程での痛みなど、リアルな描写が共感を呼ぶ一方、二人の恋の行方は、まさに甘い蜜のように心をときめかせます。
ルオ・ユンシーの繊細な演技は、ユエン・シュワイの秘めた想いを鮮やかに表現し、多くの視聴者の心を掴みました。バイ・ルーの演じるジャン・ジュンも、芯の強さと愛らしさを兼ね備えた魅力的な女性として描かれています。
上海の洗練された街並みを背景に、レモンイエロー、ミントグリーン、ブルーグレーといった色彩が、都会的でロマンチックな雰囲気をさらに引き立てています。テンポの良い展開、ユーモアあふれる掛け合い、そして緻密に作り込まれた世界観が、視聴者を夢中にさせ、「オオカミ君王とひつじ女王」は多くの共感と感動を呼び起こしました。
各話あらすじ(全36話)
- 33 - 36
- 29 - 32
- 25 - 28
- 21 - 24
- 17 - 20
- 13 - 16
- 9 - 12
- 5 - 8
- 1 - 4
36話(最終回)
まず、杜磊は姉の杜琳と出会い、彼女の言葉と励ましによって、心に抱えていた悩みを徐々に解消していきます。
一方、江君と袁帥のラブストーリーは新たなピークを迎えます。熟考を重ねた袁帥は、入念に準備したロマンチックなプロポーズで江君に想いを伝え、彼女の承諾を得ることに成功します。その後、二人はすぐに婚姻届を提出するため役所に赴き、二人の揺るぎない愛と幸せが表現されています。
さらに、このエピソードでは他の登場人物たちの日常も描かれています。李小川と徐莉は楽しそうに子供の名前を話し合い、賈元吉と喬娜の間には微妙な感情の変化が生まれます。そして、袁帥と江君は、もうすぐ親になるという喜びと驚きを分かち合います。
温かさと思いやりに満ちたこの第36話は、愛の素晴らしさと人生の喜びを描いています。
35話
第35話は、沈馨がGEの面接に見事合格し、就職が決まったことを江君たちと祝うシーンから始まります。しかし、江君がMHを退職することを決意したことで、同僚の杜磊の不満が爆発。彼は江君と袁帥に関する悪い噂を流して彼女の退職を阻止しようと画策し、ついには江君の父親の件に関与していた事実まで暴露しますが、最終的には江君によって陰謀が暴かれます。
一方、李小川は結婚記念日にロマンチックなサプライズで徐莉への愛を伝え、新しい命の誕生を示唆する場面も。
そして、袁帥の温かい励ましを受けた江君は、自身のキャリアプランを改めて見つめ直し、投資銀行での夢を諦めずに追いかけることを決意します。
このエピソードでは、登場人物たちの複雑な感情の絡み合いと職場の駆け引きが描かれ、それぞれの選択とプレッシャーに立ち向かう中で、成長していく姿が印象的に表現されています。
34話
第34話は、江君と袁帥が誤解から冷戦状態に陥り、些細なことで衝突を繰り返す様子を描いています。袁帥が指輪を取りに行ったことで、ようやく二人の関係に転機が訪れます。
一方、喬娜は賈元吉の熱心なアプローチについに心が揺らぎ始め、二人の距離は縮まっていきます。
そんな中、江君は同僚の沈馨との会話から会社内部に問題がある可能性に気づき、沈馨の転職を支援することを決意します。
また、杜磊は誕生日プレゼントの件で江君が自分に好意を持っていると勘違いしますが、江君が沈馨のために推薦状を書いていることを知り、不機嫌になります。その後、江君が退職を申し出たことで、二人の間に激しい衝突が起こります。杜磊は江君に不適切な行為を働こうとしますが、駆けつけた袁帥によって阻止されます。
最終的に、江君と袁帥は誤解を解き、和解します。一方、杜磊は江君を失ったことで精神的に追い詰められていきます。
そして、江君は会社の財務報告書に不審な点を見つけ、物語は更なる展開を予感させながら幕を閉じます。
33話
第33話は、杜磊の脅迫によって沈馨が辞職を余儀なくされる様子が描かれています。江君は杜磊を説得して沈馨のポジションを守ろうとしますが、残念ながら失敗に終わります。落胆する江君を袁帥が慰め、支えます。しかし、江君は仕事に忙殺され、袁帥への配慮が足りなかったため、二人は口論になってしまいます。その後、仲直りしますが、二人の関係には微妙な空気が漂います。
一方、徐莉は小川が自分の気持ちを理解してくれないことに不満を抱き、家を飛び出してしまいます。最終的には賈元吉の助けもあり、小川と徐莉は無事に仲直りします。
また、袁帥は独自に調査を進め、杜磊が個人的な理由で沈馨を辞職に追い込んだ可能性があると睨みます。しかし、江君は杜磊の行動は会社と自分を守るためだったと信じ、袁帥の考えに疑問を抱きます。
32話
第32話は、江君の仕事上のプレッシャーとプライベートな生活を中心に展開します。
仕事では、江君の体調不良が同僚の杜磊と袁帥の関心を引きます。杜磊は誤解から嫉妬心を抱き、江君を責め立て、罰を与えます。一方、袁帥は深い気遣いとサポートを見せ、江君の健康問題をめぐって上司である杜磊と対立する場面も。
プライベートでは、江君は妊娠騒動を経験します。この出来事は、袁帥との絆を深めるだけでなく、袁帥にプロポーズを決意させるきっかけとなります。
さらに、沈馨が仕事のミスでプレッシャーにさらされる様子や、小川と徐莉の恋愛模様など、他の登場人物の生活も描かれ、物語の情感をより豊かにしています。
31話
第31話は、江君と袁帥の日常生活と職場での競争を描いています。二人はよく口喧嘩をしますが、愛情は依然として甘く、変わりません。小川と徐莉は結婚し、妊娠の準備を始めています。小川は徐莉を細やかに気遣いますが、徐莉はこっそりと麻辣燙を食べてしまいます。
江君はMH社の副社長に昇進し、蜂の巣会社からの重要な案件を担当することになります。仕事においては袁帥と水面下で競い合い、互いに情報を探り合います。一方、喬娜は元吉からのアプローチを断りました。
江君と袁帥は蜂の巣会社の援助会に参加します。袁帥は提案の結果に影響を与える可能性があります。江君と徐莉は徐莉が妊娠したと勘違いしますが、結局はただの食べ過ぎによる不調だと分かります。帰宅後、袁帥は江君を慰めようとします。二人は素直に気持ちを語り合い、感情の問題について話し合います。
翌日、袁帥は食事の席で江君のプロジェクトのために橋渡しをします。しかし、相手は袁帥にお見合い話を持ち込もうとします。これが江君の嫉妬を引き起こしますが、最終的に袁帥は行動で江君への愛を証明します。
30話
第30話は、登場人物たちの複雑に絡み合う感情の葛藤と発展を描いています。
杜磊は自首した杜琳に対し、深い愛情を示し、父親の面倒を見る責任を負うことを約束しました。杜琳への変わらぬ支えと理解が見て取れます。
一方、袁帥は江君との間の溝を埋めるために行動を起こします。江君の母親の米線ブランドの譲渡問題を解決しただけでなく、しつこく食い下がるようなアプローチや誠心誠意の謝罪など、あらゆる努力を尽くして江君の心を掴み戻そうとします。そしてついに、江君の許しを得ることに成功します。
また、李小川は徐莉に勇気を振り絞って告白します。そして、綿密に計画されたデートを通して二人の間の壁を壊し、徐莉に自分の真心を伝えることができました。
29話
第29話は、袁帥と杜磊が協力して林泰墨に立ち向かう物語です。
袁帥はバーで偶然、杜磊が林泰墨の部下である白秘書と接触しているのを目撃します。そして、巧妙な計略を巡らせ、白秘書から重要なデータディスクを入手することに成功します。
その後、袁帥は杜琳が江耀明の死にまつわる記憶を持っていることを利用し、林泰墨の悪事を暴くために協力を迫ります。杜琳は最終的に袁帥に協力することを決め、決定的な証拠を提供します。
MH社の総括会議で、袁帥は林泰墨の不正行為を公衆の面前で暴露し、関連証拠、そして杜琳から提供された決定的な証拠も提示します。林泰墨は言い逃れようとしますが、失敗に終わり、駆けつけた警察に逮捕され、その陰謀は完全に暴かれます。
28話
第28話は、林泰墨と杜琳の緊迫した会談を中心に、彼らの複雑な関係をめぐる陰謀と対立を描いています。
林泰墨は杜琳に対し、杜磊を監視するよう警告します。彼は、杜磊が袁帥と共謀して自分に不利な工作をしているのではないかと疑っているのです。そして実際、杜磊は袁帥と協力し、林泰墨の弱みを握るための証拠集めに奔走していました。
一方、江君は真相究明のために行動を起こし、杜磊のオフィスに録音ペンを設置して会話を盗聴するなど、様々な手段を講じます。
このエピソードでは、袁帥と賈社長の同盟関係、そして彼らがCグループを調査していることも明らかになります。特に、杜氏グループの普通の女性秘書が法人代表を務める小さな会社「匯興実業」に疑いの目を向けています。
さらに、登場人物たちの個人的な感情のもつれも描かれています。例えば、李小川と徐莉の間には、数字の確率をきっかけとした感情の波瀾が生じます。
27話
第27話は、袁帥が贈収賄の容疑で監察当局に連行され、取り調べを受ける場面から始まります。しかし、これは林泰墨が仕組んだ陰謀で、反対勢力を抑え込み、過去の秘密を隠蔽することが目的でした。
袁帥は、賄賂を受け取ったことを認めるよう迫られますが、江君をはじめとする周りの人たちを守るため、すべての罪を一人で背負うことを決意します。そして、事態の悪化を防ぐため、国を離れる道を選びます。
江君は袁帥を引き留めようとしますが、袁帥は自らの決断を曲げず、二人は離れ離れになってしまいます。
一方、江君は杜磊と林泰墨の繋がりを発見し、袁帥の身に起きた出来事が彼らと関係しているのではないかと疑い始めます。そして、袁帥を支え続けようと決意を新たにします。
このエピソードは、登場人物たちが困難な状況下でどのような選択をし、どのような犠牲を払うのか、そして複雑に絡み合った人間関係を描いています。
26話
第26話は、杜磊と袁帥が曹恒を策略によって釣って、五年前の江南風味食品問題事件の鍵となる情報を掴み、杜琳が黒幕である事実を暴いたことに焦点を当てています。同時に、袁帥は印載から林泰墨も事件に関与していることを知り、事態はより複雑化します。
さらに、このエピソードでは、職場における激しい競争も描かれています。特に、沈馨が江君への嫉妬から彼女を陥れようとするも、最終的には江君に許されるという展開が印象的です。
そして最後に、袁帥が収賄の疑いで監査員の調査を受けることになり、物語に新たなサスペンスが加わります。
25話
第25話では、江君は父親のことで心を痛めています。袁帥は江君の母親に事の顛末を尋ね、江君の父親がCグループにブランドを買収された後、病死したことを知ります。袁帥はことの真相を究明することを約束します。一方、杜磊も同じ事件を調査しており、過去を振り返りながら真相を明らかにしようと決意を固めます。袁帥の友人、蘇暢は嘘をついたことで恋人に責められますが、最終的には謝罪し、仲直りします。会社では、林泰墨の復帰に伴い、MH社内で変化が起きています。江君は林泰墨から父親のことに触れられても、毅然とした態度を見せます。袁帥と杜磊は協力して、地下カジノで重要な人物である曹恒を見つけ、江君の父親の死の謎を解くための大きな一歩を踏み出します。
24話
第24話は、袁帥さんと江君さんの関係が江君のお母さんに徐々に受け入れられていく過程を描いています。当初、お母さんは遠回しな方法で袁帥さんを試していましたが、厳しい態度とは裏腹に、内心ではすでに彼を認めていました。ある偶然の機会に、袁帥さんは江君さんのスピーチ原稿を持ち去った過去を告白し、お母さんの許しを得ます。しかし、お母さんはお酒を使って袁帥さんを試そうとします。その後、袁帥さんに彼女がいると聞き、お母さんは激怒しますが、真相を知ると一転して二人の関係を応援し、積極的に二人の仲を取り持ち始めます。お母さんは手料理を振る舞って袁帥さんをもてなし、友人たちに自慢するために連れて行くほどになります。物語が進むにつれ、お母さんは袁帥さんと江君さんが同じ会社で働いていることを知り、それが亡き江君のお父さんの不幸な出来事を思い出させ、江君さんが同じ業界で働き続けることに強く反対します。最終的に、袁帥さんは江君さんを大切にすると約束し、お母さんの信頼と支持を得ることに成功します。
23話
第23話は、袁帥が香港への急な出張のため、江君と新年を一緒に過ごせなくなるという物語が中心です。二人は離れていても、ビデオ通話で連絡を取り合い、甘い関係を保っていました。大晦日の夜、江君は袁帥の誰もいないオフィスで寂しさを感じていました。
一方、徐莉は残業する李小川を心配し、彼に告白することを決意。結局、二人は一緒に新年を迎えましたが、徐莉の告白への明確な返事は得られませんでした。また、杜磊は過去の秘密を探るため、蘇州へ曹恒を訪ねますが、成果はありませんでした。
そして、袁帥は江君と新年を一緒に過ごすため、わざわざ彼女と同じ飛行機に乗り、新年を迎える瞬間に一緒に花火を見ながら新年の祝福を伝えました。
さらに、このエピソードでは、江君の母親が袁帥に好感を持ち、二人の関係に興味を持っている様子も描かれています。しかし、袁帥は何らかの理由で二人の交際を公に認めることができませんでした。
22話
第22話は、喬娜の仕事上のミスが会社内部で引き起こした一連の騒動を描いています。袁帥は喬娜を守ろうと奔走しますが、それがかえって江君の疑念と不安を掻き立ててしまいます。
一方、李小川は杜磊と徐莉を夕食に誘い、会社の財務問題について話し合います。これはチーム内の協力とコミュニケーションの良さを示す場面です。
そんな中、杜磊は江君が意識を失っているかのような写真を受け取り、慌てて駆けつけます。そこで彼は江君が薬を盛られたことに気づき、病院へ搬送します。この事件は、背後に複雑な利害関係や個人的な恨みが渦巻いていることを明らかにし、特に杜磊と姉の杜琳の間にある過去の買収案件をめぐる確執が浮き彫りになります。
真実を知った袁帥は、江君と共に困難に立ち向かうことを決意し、二人の絆はより一層深まります。
さらに、徐莉と小川の間の微妙な感情の変化や、曹恒の杜家の過去に対する態度など、他の登場人物たちの生活の断片も織り交ぜられ、物語の情感をより豊かにしています。
21話
第21話は、杜磊が杜琳の告白を断り、杜琳が深く傷つく様子を描いています。杜磊の心は既に他の人に向いているのです。
一方、江君と袁帥は互いの気持ちを確認し合い、職場では秘密の関係を保とうとしますが、同僚の喬娜に親密な様子を写真に撮られてしまいます。喬娜は嫉妬心から、この情報を利用しようと企みます。
また、江君と袁帥の関係は、江君の姉である徐莉にも知られてしまいます。徐莉は当初この恋に反対しますが、袁帥の手料理に心を掴まれ、二人の関係を応援するようになります。
さらに、喬娜は仕事のミスで窮地に立たされますが、上司である袁帥は責任感を持って問題解決を約束します。
20話
喬娜は袁帥との過去の思い出に浸り、彼を食事に誘います。しかし、袁帥は喬娜への好意を否定し、喬娜は失意に暮れます。
一方、江君は袁帥が約束の場所に来なかったことに腹を立てていましたが、袁帥が彼女に残した思い出の箱を見つけて、彼の本当の気持ちを知ります。そしてついに、初雪の降る中で二人は出会い、互いに愛を告白し、確かなものにします。
また、杜磊は病床の父に長年抱えていた心のわだかまりを打ち明けます。父の謝罪を受け、杜磊の心は揺れ動きます。そして初雪の中、杜磊は杜琳の告白を断り、既に心の中に好きな人がいることを明かします。
徐莉と李小川の間にも、初雪の中でかすかな感情の変化が芽生えます。
19話
第19話は、袁帥と江君がオフラインのデートイベントでどのように交流するのかを描いています。二人はオンライン上では親しい間柄ですが、現実世界ではお互いの正体を知りません。袁帥は江君が杜磊と一緒にいるのが気に入らず、邪魔をしようとしますが、結局自分もその輪に加わることになります。杜磊は父親の急病で仕方なくその場を離れ、袁帥と江君は水族館の特別なイベントで「ブラインドデート」をすることに。お互いを知らないまま、二人は徐々に惹かれ合っていきます。
一方、李小川と徐莉の仲にも進展が見られます。当初は冷淡だった二人ですが、次第に理解し合い、支え合うようになっていきます。
また、蘇暢は恋人の欣欣の突然の訪問に対応するため、袁帥に「アシスタント」の役を頼みます。この様子は同僚たちの憶測や噂を呼ぶことになります。
18話
第18話は、蘇暢の恋人、欣欣が江君の状況を探るため、贈り物をする口実で江君の家に押し入り、偶然袁帥と鉢合わせてしまう場面から始まります。嘘がバレるのを避けるため、江君と袁帥は仕方なく恋人同士のふりを続けることになります。欣欣はこれを蘇暢に伝えますが、蘇暢はうまく言い訳を作り、欣欣の疑いを鎮めようとします。
一方、徐莉は偶然蘇暢と欣欣の会話を耳にしますが、自分の友人と結びつけることはありませんでした。彼女は江君に西部世界スタジオのオープニングセレモニーへの招待状を渡します。杜磊は李小川からのパーティーの誘いを受けます。徐莉が江君の家で待っている間に袁帥の存在を示す手がかりを見つけ、江君は真実を告白せざるを得なくなりますが、李小川を口実に一時的に危機を回避します。
パーティー当日、徐莉は杜磊のためにサプライズを用意し、江君と杜磊は祝賀イベントを通してさらに親密になります。袁帥は江君が来ないので不満を募らせ、真実を明かそうとしますが、江君が間一髪で到著します。その後、江君と袁帥は思いがけずキスをしてしまい、二人の関係は微妙なものになります。
17話
第17話は、袁帥が目覚めると喬娜と蘇暢が傍にいる場面から始まります。袁帥は蘇暢に喬娜を送り届けさせ、自分を負傷したように見せかける芝居を打ち、江君を呼び戻そうと企みます。心配でたまらない江君は急いで戻ってきますが、袁帥の姿を見ると怒りながらも、彼の策略に翻弄されます。
病気の袁帥のために、江君は慣れない手つきながらも自ら料理を作り、甲斐甲斐しく看病します。料理の腕前はともかく、袁帥はその気持ちを受け止め、喜んで食べます。
一方、蘇暢は恋人が突然帰国したことで困っていました。袁帥は、蘇暢とその恋人に自分の家に住んでもらい、自分は江君の家に居候するという提案をします。蘇暢の恋人は袁帥の家で江君の写真を見つけ、蘇暢と江君の関係を疑い始めます。
夜、袁帥と江君の間に、心温まるけれどもどこか曖昧な空気が流れます。袁帥は江君に布団をかけ、江君はその場を離れた袁帥の背中を見て、嬉しそうにしています。
16話
まず、江君は袁帥が自分のために描いてくれたルービックキューブの絵を見つけます。口では何も言いませんでしたが、内心ではその贈り物を大切に思っていました。
一方、袁帥は体調不良を押して仕事を続け、朱又一の投資プレゼンテーションが終わった途端、痛みに耐えきれず倒れてしまいます。江君に付き添われて病院へ行き、手術を受けるよう励まされます。
それと同時に、蘇暢は以前の大風呂敷を広げたことが現実となり、彼女の期待に応えなければいけない状況に追い込まれます。
また、杜磊と父親の確執はついにピークに達します。彼は父親に不満と自立への決意をぶつけ、二人の関係はさらに悪化してしまいます。
そして、江君は手術後の袁帥に付き添い、彼の弱さを目の当たりにします。杜磊は自分が養子である過去を思い出し、過去の苦しみと現在の断固とした態度の間で葛藤し、成長していく姿が描かれています。
15話
第15話は、袁帥と江君の間の複雑な恋愛模様と、それぞれの仕事上の試練を中心に描かれています。袁帥は、晨新科技が直面する敵対的買収問題に緊急対応しなければならず、プロジェクト責任者としての責任感を発揮します。一方、江君は友人たちとアウトドアに出かけ、杜磊と互いの過去を語り合います。そこで、江君の父親の会社が敵対的買収にあったという悲しい出来事と、杜磊の知られざる過去が明らかになります。また、袁帥は江君と杜磊の関係を誤解して嫉妬しますが、その後、二人のやり取りを通して誤解は解け、二人の関係はさらに深まります。最後に、江君は袁帥のルービックキューブに隠された模様を発見し、二人の間にはまだ多くの謎が隠されていることを暗示して物語は幕を閉じます。
14話
第14話は、李小川の婚活アプリ開発が難航する様子を描いています。袁帥がプロジェクトと李小川自身への評価を下したことで、チーム内に不協和音が生じます。袁帥は自身の交友経験を例に挙げ、李小川が実社会での交流経験不足のためにアプリに欠陥があると指摘しました。李小川は落胆しますが、徐莉の励ましによって再び自信を取り戻します。そして、徐莉の恋愛観にヒントを得てアプリのアルゴリズムを改良し、最終的に杜磊から投資の承諾を得ることに成功します。
一方、江君と袁帥の関係にも進展が見られます。袁帥の江君への想いが次第に明確になり、江君は袁帥の家の鍵の闇証番号に隠された意味を知り、袁帥への感情に新たな気づきを得ます。
13話
第13話は、袁帥が江君を献身的に支える様子を描いています。酔いつぶれた江君を家まで送り届け、生活に必要なものを全て用意するなど、袁帥の深い愛情が表現されています。江君は徐莉の助けもあって、袁帥の優しさに気づき始め、ついに彼を許します。同時に、袁帥は職場でも江君を支え、上司の理不尽な要求に立ち向かう彼女を後押しし、二人の絆はさらに深まります。
また、杜磊が個人的な感情の問題で姉の琳達と対立する様子や、江君への想いが変化していく様子も描かれています。様々な出来事を経験した江君は、袁帥が提供してくれたマンションに戻ることを決意し、二人の関係は新たな段階へと進みます。
そして、ソフトウェア内測の無事リリースはチームに喜びをもたらしますが、同時に徐莉は江君の「妥協」に不満を抱きます。
12話
第12話は、江君と袁帥の間に生じた亀裂がさらに深まる様子を描いています。袁帥は杜磊の真意について江君に警告しようとしますが、袁帥が自分のアパートを借りていたことを隠していた事実が発覚し、江君は裏切られたと感じて引っ越しを決意します。
一方、江君の友人である徐莉と李小川の恋模様にも進展が見られます。また、杜磊は江君に誤解を解き、彼女を利用する意図はなかったと説明します。
仕事での挫折と江君との誤解から、袁帥は関係修復のために出張を選びます。しかし、仕事のプレッシャーで追い詰められ、困難なビジネスディナーに出席せざるを得なくなった江君を、袁帥は再び助け舟を出し、彼女への想いを示します。
こうした出来事を通して、登場人物たちの間の誤解は深まる一方で、それぞれの複雑な感情の絡み合いが徐々に明らかになっていきます。
11話
第11話は、唐心が万山の不正を告発したことで、万山が解任され、駱生が後任に就くという物語です。杜磊は袁帥の勝利に憤慨しつつも、他人に頼らず、あくまで一人で袁帥と戦うことを決意します。一方、袁帥は万山の件を教訓に、江君にチームワークの大切さを説き、自宅で自ら料理を作って江君をもてなします。二人の関係はこれによりさらに深まります。
同時に、徐莉は片思いの小川に近づこうとし、偶然にも小川にインスピレーションを与えます。また、江君は袁帥が自分のマンションのオーナーであるだけでなく、密かに自分の生活上の問題を解決してくれていたことを徐々に知り、袁帥への想いはより複雑なものになっていきます。
そして最後に、江君は袁帥の裏での様々な努力を知り、袁帥と正面から向き合うことを決意します。袁帥もまた、自分の秘密が江君に知られてしまったことに気づきます。
10話
第10話は、主要人物たちの物語が複雑に絡み合うエピソードです。
江君は仕事で困難に直面し、同僚からの誤解や非難だけでなく、唐心のセクハラ事件が引き起こした様々な問題にも対応しなければなりませんでした。さらに、喬娜から割り当てられた追加の仕事や袁帥との共同作業など、職場での課題も山積みでした。
一方、徐莉は片思いの小川へのアプローチに苦戦していましたが、持ち前の機転を利かせた行動で、ついに小川と親しくなるチャンスを掴みます。
物語全体の背景としては、唐心の事件によって万山は世間やメディアからの圧力に晒され、自らの利益を守るために行動を起こします。杜磊と手を組み、江君たちに仮撃を試みるのでした。
しかし、江君の努力は最終的に取締役会で重要な役割を果たし、万山の不正行為を暴くことに成功します。万山は仮撃を試みますが、失敗に終わります。
9話
第9話では、江君が覆面男に襲われ怪我をしてしまいます。知らせを受けた袁帥は大変心配し、二度と被害に遭わないよう江君に捜査から外れるように頼みますが、江君は証拠を見つけ出すと譲りません。一方、徐莉は学校で小川を探しているうちに気になる情報を見つけ、江君に愚痴をこぼしにいきます。袁帥と蘇暢は資料を分析し、駱生を利用して万山に対抗することを決めます。それと同時に、江君が奪われた携帯電話の復旧も試みます。袁帥は杜磊が江君に近づいていることに怒りを感じ、ついに杜磊と衝突してしまいます。杜磊は江君に敵への対処法をそれとなく示唆し、江君は新たな希望を見出します。江君と袁帥は個人的な意見の食い違いから冷戦状態になりますが、一連の出来事を経て、二人は再び協力し万山に立ち向かうことになります。
8話
第8話は、職場での争いと個人の感情が複雑に絡み合う物語を描いています。喬娜は、江君と袁帥の間に曖昧な関係があると誤解し、江君に敵意を抱きます。そのため、江君は余計なトラブルを避けるため、袁帥と距離を置くようになります。
一方、杜磊は家族の集まりで父親の偏見を感じ、落ち込んでいましたが、万山と出会ったことで、この機会を利用して自分の利益を図ろうと決意します。
江君は万星の秘密を探るため、手がかりを探し続け、その過程で幾度となく危険に遭遇します。喬娜からの潜在的な報復や万山からの脅威など、様々な困難に直面します。さらに、江君は不当な扱いを受けた唐心を勇敢に助け、万山の悪行を暴きます。
袁帥は、江君と杜磊の関係を誤解し、不安を感じます。二人の関係もそれによって波乱を迎えます。
このエピソード全体を通して、登場人物たちの複雑に絡み合う感情の糸と職場での争いが描かれ、同時に、困難に立ち向かう主人公たちの勇気と知恵が際立っています。
7話
第7話は、登場人物たちの様々な日常と仕事での出来事を描いています。
江君と袁帥は、エレベーターの中で杜磊の件で再び言い争いをします。江君はやっと杜磊と距離を置くことを決めますが、杜磊は江君の態度の変化に戸惑います。一方、杜磊は家で江君からプレゼントされたネクタイを試着しますが、姉に気に入られず、姉が選んだネクタイをさせられます。
また、徐莉は憧れの小川とデートしますが、実はアンケートの協力をお願いするためだったと分かり、がっかりします。MH社の新人は、報告書の出来が悪く上司に叱責されますが、袁帥は新しい分析チームを立ち上げることを提案し、新人に挽回のチャンスを与えます。
江君は万星エンターテインメントで練習生いじめ事件を発見し介入しますが、アイドルの追っかけと勘違いされ、警備室に閉じ込められてしまいます。契約を終えた袁帥は江君を探し出し、彼女を連れ出します。
さらに、徐莉と小川の間には少しずつ微妙な変化が生まれます。そして、袁帥と江君は仕事の連携を通してさらに親密になり、同僚の喬娜の嫉妬を買います。
6話
第6話は、袁帥が様々な手段を使って江君の心を掴もうと奮闘する物語です。
まず、袁帥は江君を無理やりプリクラに連れ出します。 途中で水をこぼして店が停電するなどちょっとしたハプニングもありましたが、最終的には無事に撮影を終え、二人の間に良い思い出ができました。
次に、江君が心の中で想いを寄せる「秘密の先生」に対抗するため、袁帥は友人の蘇暢のアドバイスに従い、ペットの犬のワンツァイを使って江君の気を引くことに成功します。
さらに、袁帥は仮病を使って江君に看病に来させ、「甘える」作戦で二人の距離を縮めます。
しかし、その「秘密の先生」が実は宿敵の杜磊だと知った途端、袁帥は嫉妬の炎を燃やし、行動に出ることを決意します。
そしてついに、江君の家まで彼女を待ち伏せ、杜磊と鉢合わせ、激しい火花を散らします。この行動は、袁帥がいかに江君を大切に思っているか、そしてライバルへの警戒心を強く持っているかを示しています。
5話
第5話では、江君が仕事の壁にぶつかり悩んでいる様子が描かれています。しかし、親友の徐莉の励ましや、杜磊からの手助けとアドバイスによって、徐々に自信を取り戻していきます。杜磊は江君の「新人指導役」を務めるだけでなく、一緒に夕食を共にするなど親密な様子を見せ、陰で見ていた袁帥は心中穏やかではありません。
一方、袁帥は李翔を脅迫することで、鄧科に関する更なる秘密情報を掴み、真相を暴くための行動を開始します。江君も仕事で大きなプレッシャーに晒されますが、巧みに鄧科との契約を先延ばしにし、最終的には袁帥と協力して、詐欺事件を未然に防ぐことに成功します。この一件で二人の関係は改善し、感謝の気持ちを表すため、江君から袁帥を食事に誘います。
夕食の席で、袁帥は江君に、過去に自分が彼女のプレゼンテーションを失敗に導いてしまった真相を打ち明けます。二人の会話は過去の誤解を解き、二人の関係に新たな展開をもたらすのでした。
4話
第4話では、江君はコラン製薬の調査で行き詰まりを見せています。有効な証拠を掴むどころか、逆に鄧科に元社員の李翔の個人的な問題を利用されて仮撃され、辞職に追い込まれてしまいます。
一方、袁帥も鄧科の不正行為を暴こうとしますが、今のところ思うように進んでいません。それでも彼は諦めず、江君を守ると約束します。
また、このエピソードでは、徐莉と理想のイケメンとのやり 相互作用や、二人が協力して店の盗難事件を解決する様子も描かれています。
様々な登場人物の視点を通して、激しい職場競争や複雑な人間関係、そして深まる主人公たちの絆が描かれたエピソードとなっています。
3話
第3話は、袁帥と江君が隣人になった後、江君が袁帥の勤めるMHに入社する物語を描いています。袁帥は当初、江君の入社に驚き、彼女に複雑な仕事を次々と与えることで、江君の能力と覚悟を試そうとします。業界の厳しさを知って諦めさせようという意図もあったのでしょう。周りの同僚からの疎ましさや袁帥からの試練にも負けず、江君は持ち前の強い意志でそれらを乗り越えていきます。
一方、袁帥は江君に対する態度を徐々に軟化させていきます。最初の冷たさから、次第に彼女を気遣い、サポートするようになっていきます。例えば、資料室が停電した際に江君を助けたり、彼女の靴紐を丁寧に結んであげたりするシーンが印象的です。こうした細やかな描写を通して、二人の間の複雑な感情の変化が浮き彫りになっていきます。同時に、江君の成長と強さも描かれています。
2話
第二話は、袁帥が江君を気遣い、支える様子を中心に描かれています。江君が怪我で入院した際には献身的に看病し、家主から立ち退きを迫られた際には、江君の部屋を高額で借り上げ、さらに彼女のために新しい住居まで用意するなど、細やかな配慮を見せます。
一方、江君はMH社の副社長、林泰墨に近づくため、面接の機会を得ようと奔走します。持ち前の能力と粘り強さで、ついに認められるに至るのです。
また、江君の親友、徐莉は、職場でセクハラに立ち向かったことで失業の危機に直面しますが、これを機に小説家という新たな道を見出します。
このエピソードは、登場人物たちが仕事やプライベートで直面する試練と成長、そして、袁帥が江君を陰ながら支え、深い愛情を注いでいることを描き出しています。
1話
第1話は、江君がMH社の4次面接に臨む様子を描いています。面接で、江君は「会社の『墨子』になりたい」という独特の答えで面接官の喬娜の関心を引きます。会社の期待に完全に沿う答えではありませんでしたが、彼女は他の候補者と共にこの面接を通過しました。
続く袁帥が担当する面接では、江君は楊生電力の株式買収を拒否した判断を批判され、最終的に会社に不適合と判断されます。しかし、袁帥は個人的に江君にコンサルティングの仕事を用意し、追加のサポートも提供します。
江君と袁帥の間には複雑な過去があり、再会によって過去の確執が再び表面化します。そして、宴席での衝突など、一連のドラマチックな出来事が起こり、ついには思いがけないキスをしてしまいます。袁帥はメディアから江君を守り、目のアレルギー治療のために病院へ送ります。
全36話ネタバレ
キャスト、登場人物
袁帥(ユエン・シュワイ)
羅雲熙(レオ・ロー)
江君(ジャン・ジュン)
白鹿(バイ・ルー)
杜磊(ドゥ・レイ)
高瀚宇(ガオ・ハンユー)
李小川(リー・シャオチュアン)
王以綸(ワン・イーロン)