あらすじ
第11話は、唐心が万山の不正を告発したことで、万山が解任され、駱生が後任に就くという物語です。杜磊は袁帥の勝利に憤慨しつつも、他人に頼らず、あくまで一人で袁帥と戦うことを決意します。一方、袁帥は万山の件を教訓に、江君にチームワークの大切さを説き、自宅で自ら料理を作って江君をもてなします。二人の関係はこれによりさらに深まります。
同時に、徐莉は片思いの小川に近づこうとし、偶然にも小川にインスピレーションを与えます。また、江君は袁帥が自分のマンションのオーナーであるだけでなく、密かに自分の生活上の問題を解決してくれていたことを徐々に知り、袁帥への想いはより複雑なものになっていきます。
そして最後に、江君は袁帥の裏での様々な努力を知り、袁帥と正面から向き合うことを決意します。袁帥もまた、自分の秘密が江君に知られてしまったことに気づきます。
ネタバレ
万山への追及が続く中、唐心が会議室に現れ、彼の不正を毅然と告発した。安堵した袁帥は、監視カメラに向かって挑発的なジェスチャーをする。監視室の杜磊は、これに激怒する。
その後、万山は解任され、駱生が後任となった。琳達に叱責される杜磊だが、表面上は意に介さない様子。しかし、琳達は彼の独断専行を危惧し、再度忠告するも、杜磊は袁帥への対抗心を燃やし、一人で立ち向かう決意を固める。
万山の一件後、袁帥は江君に単独行動の危険性を説く。袁帥が自分を信じ、守ってくれていたことに気づいた江君は、彼への信頼を深める。袁帥は、ご褒美として江君に手料理を振る舞うことに。
一方、徐莉はコンビニで小川に接近を試みるが、彼の鈍感さに阻まれ失敗続き。AIロボットを使ってアプローチするも、見破られてしまう。しかし、これが小川に新たなインスピレーションを与え、徐莉は彼の才能に改めて感銘を受ける。
大量のお菓子を抱えて袁帥の家を訪れた江君。袁帥は仕方なく自ら料理を作ることに。江君は、袁帥の本棚で自分の古い魔法書を見つけ、遊び始める。後ろから袁帥に抱きしめられ、ルービックキューブの解き方を教わる江君。二人の間に微妙な空気が流れる。照れ隠しに、袁帥は食事を始めるよう促す。
袁帥の手料理に大満足の江君。食事中、袁帥は杜磊からの呼び出しを受ける。翌日、二人はサーキットでレース対決。レース後、袁帥は杜磊に江君を利用しないよう警告するが、杜磊は一歩も引かず、江君への想いを諦めないことを宣言する。
徐莉に頼まれ、小川とのデートをセッティングする江君。嫉妬した袁帥は、4人で映画に行くことを提案し、自分と江君のチケットをこっそり購入する。
映画館で、袁帥と小川が従兄弟だと知る江君と徐莉。徐莉は二人きりになるため、別々の映画を予約していたが、小川は全く気づかない。映画の内容に感動した江君を、袁帥は優しく慰め、二人の距離はさらに縮まる。
翌日、江君は以前の水道トラブルについて謝罪を受け、家主が袁帥だと知る。真相を確かめるため、前の家主を訪ね、袁帥の写真で確認する。会社に戻り、早期の正社員登用を褒められる江君だが、袁帥への怒りは収まらず、同僚の噂を避けて屋上に彼を呼び出す。家主の件を問い詰めると、袁帥は秘密がバレたことを悟る。
第11話の感想
第11話は、袁帥と江君の関係性が大きく進展する一方で、杜磊の執著と徐莉の恋の奮闘が描かれ、見どころ満載のエピソードでした。
まず、万山の不正を唐心が告発するシーンは、見ていてスカッとしました。袁帥の監視カメラへの挑発的なジェスチャーも、彼の自信と余裕を感じさせ、印象的でした。杜磊の嫉妬と怒りはさらに深まり、今後の展開がますます気になります。
袁帥と江君の関係は、互いの信頼を深め、より親密なものへと変化しました。袁帥の手料理シーンやルービックキューブのシーンは、二人の間の微妙な空気感が伝わってきて、とてもロマンチックでした。特に、袁帥が江君を後ろから抱きしめるシーンは、胸キュン必至です。
一方、徐莉の恋は相変わらずの空回り。小川の鈍感さに翻弄される姿は、コミカルながらもどこか切ないものがありました。AIロボットを使ったアプローチは斬新でしたが、やはり小川には通じませんでした。しかし、小川に新たなインスピレーションを与えたことは、徐莉にとって 予想外のな収穫だったかもしれません。
つづく