あらすじ
第24話は、袁帥さんと江君さんの関係が江君のお母さんに徐々に受け入れられていく過程を描いています。当初、お母さんは遠回しな方法で袁帥さんを試していましたが、厳しい態度とは裏腹に、内心ではすでに彼を認めていました。ある偶然の機会に、袁帥さんは江君さんのスピーチ原稿を持ち去った過去を告白し、お母さんの許しを得ます。しかし、お母さんはお酒を使って袁帥さんを試そうとします。その後、袁帥さんに彼女がいると聞き、お母さんは激怒しますが、真相を知ると一転して二人の関係を応援し、積極的に二人の仲を取り持ち始めます。お母さんは手料理を振る舞って袁帥さんをもてなし、友人たちに自慢するために連れて行くほどになります。物語が進むにつれ、お母さんは袁帥さんと江君さんが同じ会社で働いていることを知り、それが亡き江君のお父さんの不幸な出来事を思い出させ、江君さんが同じ業界で働き続けることに強く反対します。最終的に、袁帥さんは江君さんを大切にすると約束し、お母さんの信頼と支持を得ることに成功します。
ネタバレ
江君の母は、袁帥が江君のために料理を作る様子を見て、二人の親密な様子に複雑な表情を浮かべる。食事中、母は袁帥に探りを入れるが、袁帥は否定するも、母は既に真相を察していた。そして、話題は江君のスピーチ原稿を盗んだ“犯人”の話になり、袁帥はついに母に土下座して過去の過ちを告白する。江君の助けもあり、母は袁帥を許すが、何度もワインを注ぎ、酔わせようとする。袁帥は既にかなり酔っていたが、母の勢いに負け、飲み続ける。限界まで飲んだところで、母はやっと手を止め、食事が始まる。
一方、家を失った徐莉はコンビニで働き、同僚から李小川に酔わされた夜の話を聞かされ、涙を流す。
袁帥は母との関係を修復しようと、果物を持って行き、彼女がいることを伝えるが、母は怒って話を遮り、出て行ってしまう。母は江君に袁帥を追い出すよう命じ、亡き夫の写真に袁帥の“最低男”ぶりを訴える。袁帥は江家で疲れ果て、リビングで寝ることに。夜中、江君はこっそり袁帥に毛布をかける。二人はソファで抱き合って眠り、朝、母に見つかってしまう。母は江君を叱るが、袁帥は二人の関係を堂々と認める。母は怒ったふりをして部屋に戻るが、実は夫の写真に喜びを報告していた。
翌日、上機嫌の母は豪華な食事を用意する。袁帥が江家のビーフンが食べたいと言うと、母は特別に“精力増強”ビーフンを作る。そして、麻雀仲間からの電話を受け、袁帥を連れて自慢しに行く。袁帥は母の面子を立て、麻雀で勝ち続け、皆から良い婿と認められる。母はそこで袁帥と江君の交際を宣言し、皆から羨ましがられる。
帰り道、袁帥は江君に焼き慄を買ってあげ、母の亡き夫との思い出を呼び起こす。母は袁帥に江君を大切にするよう言い、袁帥は江君を永遠に守ると誓う。家で三人で焼き慄を食べていると、江君は袁帥に水をこぼしてしまう。母が袁帥の上著を脱がせると、名刺を見つけ、二人が同じ会社で働いていることを知る。投資銀行が夫の死の原因だと考えている母は激怒し、江君に退職を迫る。
第24話の感想
第24話は、袁帥と江君の関係が江母にバレてしまうという、ハラハラドキドキの展開でした。コメディ要素もたっぷりで、特に江母が袁帥を酔わせようとするシーンや、麻雀仲間たちに袁帥を自慢するシーンは笑ってしまいました。
江母は最初は袁帥に対して厳しい態度でしたが、彼の誠実な姿や江君への深い愛情に触れ、徐々に心を開いていく過程が丁寧に描かれていました。袁帥が過去の過ちを正直に告白する場面は、彼の誠実さが伝わってきて感動的でした。また、江君を想う気持ちの強さが、江母の心を動かしたのだと思います。
一方で、徐莉の失恋の悲しみも描かれており、物語に深みを与えていました。李小川との関係がどうなっていくのか、今後の展開が気になります。
つづく