あらすじ
第6話は、袁帥が様々な手段を使って江君の心を掴もうと奮闘する物語です。
まず、袁帥は江君を無理やりプリクラに連れ出します。 途中で水をこぼして店が停電するなどちょっとしたハプニングもありましたが、最終的には無事に撮影を終え、二人の間に良い思い出ができました。
次に、江君が心の中で想いを寄せる「秘密の先生」に対抗するため、袁帥は友人の蘇暢のアドバイスに従い、ペットの犬のワンツァイを使って江君の気を引くことに成功します。
さらに、袁帥は仮病を使って江君に看病に来させ、「甘える」作戦で二人の距離を縮めます。
しかし、その「秘密の先生」が実は宿敵の杜磊だと知った途端、袁帥は嫉妬の炎を燃やし、行動に出ることを決意します。
そしてついに、江君の家まで彼女を待ち伏せ、杜磊と鉢合わせ、激しい火花を散らします。この行動は、袁帥がいかに江君を大切に思っているか、そしてライバルへの警戒心を強く持っているかを示しています。
ネタバレ
江君への謝罪後、袁帥は、彼女が尊敬する謎の先生の話に嫉妬心を燃やす。二人の思い出を作るため、プリクラを撮ろうと江君を無理やり連れ出す。ぎこちないポーズと、水 spilled 事故で多額の弁償金を払う羽目に。それでも袁帥は写真を宝物のように大切に保管する。
実は袁帥は、この”いじめ”のような形で江君とのプリクラを撮りためていた。思い出に浸っていると、友人・蘇暢からSOSの電話。酒席でのトラブルを、袁帥は見事な酒豪ぶりで解決する。しかし、一人になった袁帥は、江君の謎の先生への不安を吐露する。蘇暢は、江君へのアプローチを勧める。
蘇暢のアドバイスを受け、袁帥は愛犬・旺財を江君への作戦に利用する。作戦は成功し、旺財を返しに来た江君に、袁帥は仮病を使う。最初は渋っていた江君だが、結局看病することに。おかゆまで作ってくれる江君に、袁帥は得意げになる。しかし、江君が謎の先生とメッセージをやり取りしているのを見て激怒。江君を引き留めるため、『ノルウェイの森』を持ち出し、本の解釈をめぐり議論を交わす。
夜が更けても江君は帰らず、本の議論は続く。袁帥は江君に朗読をさせ、その声と姿に珍しく照れる。江君は袁帥の罠に気づきながらも、そのまま留まる。深夜になってようやく江君のマンションを出る。
袁帥はSNSに今日の出来事を投稿しようとするが、江君が謎の先生に会いに出かけたことを知り、嫉妬に駆られる。コンビニで働く徐莉に探りを入れると、その先生はなんとライバルの杜磊だと判明し、動揺する。
一方、徐莉の夢に出てくる小川が再びコンビニに現れる。以前の恩もあり、二人は親しくなり、小川が管理する出会い係サイトへの登録とディナーの約束をする。
杜磊と江君は高級レストランで食事をし、その後香水工房へ。杜磊は江君に特製香水と調香の指導をプレゼントする。帰宅した江君を待っていたのは袁帥。袁帥と杜磊は一触即発の雰囲気。江君は二人の間の緊張に気づくが、二人は過去の関係を否定する。袁帥は江君への独占欲を露わにし、杜磊は冷静に対処する。二人の対立は明らかだった。
第6話の感想
第6話は、袁帥の江君への一途な想いと、ライバル・杜磊の登場で恋の三角関係が本格的に動き出した回でした。嫉妬深い袁帥のコミカルな行動や、不器用ながらも江君への愛情表現を垣間見ることができ、微笑ましい気持ちになりました。プリクラ撮影でのドタバタ劇や、仮病を使って江君を家に留めようとする作戦など、袁帥の子供っぽい一面が可愛らしく描かれていました。特に、江君に本の朗読をさせて照れるシーンは、普段の強気な態度とのギャップがあり、印象的でした。
一方で、謎の先生として登場していた杜磊の正体が明らかになり、物語に緊張感が加わりました。大人の余裕を感じさせる杜磊と、感情的な袁帥。二人の対照的な性格が、今後の江君の選択をより複雑にしていくでしょう。江君は杜磊に尊敬の念を抱いているようですが、袁帥との間にも不思議な縁を感じている様子。二人の間で揺れ動く江君の心情の変化にも注目したいです。
つづく