あらすじ
第34話は、徐晉が竇炎一家を守るため、傅容との離縁を決意し、彼女を危険から遠ざけようとする様子を描いています。傅容は徐晉の苦衷を理解し、彼の決断に従います。一方、傅容は傅家の屋敷で傅宣と酒を酌み交わしながら、徐晉の決定に対する不満と、自分の無力さを吐露します。
徐晉は呉白起と密談し、傅家を守ることと、竇炎の家族を安全な場所に移すよう依頼します。その後、傅容は柳如意に育てられている子供たちが暮らす山村を訪ね、泰山の山崩れの真相を探ろうとしますが、そこで小五が買収されている可能性に気づきます。
同じ頃、懐王は徐晉と協力し、竇炎の救出に成功します。そして、内通者と外敵が結託している事実を暴きます。ついに皇帝は自身の誤りを悟り、竇炎の家族を呼び戻すよう命じます。
さらに、淑妃と皇帝が微服で街に出た際、呉白起たちが仕組んだ状況に遭遇します。これは、さらなる陰謀が渦巻いていることを暗示しています。
ネタバレ
徐晉は傅容を守るため、離縁を決意。傅容もかつて徐晉を突き放したことを思い出し、静かに受け入れ、離縁状を送ると告げた。
用済みとなった小五を安王は始末しようと企む。傅家に帰った傅容は両親を適当にあわせて、夜、傅宣と庭で酒を酌み交わし、世の無常を嘆き、自分の気持ちを顧みない徐晉のやり方に不満を漏らす。傅宣は考え込む様子で、いつも呉白起が現れる方を見つめる。
傅家に向かっていた呉白起は徐晉に呼び止められる。徐晉は竇炎の窮地を理解し、手を貸すと申し出る。呉白起に傅家の見守りを頼み、徐晉は鎮北将軍府へ向かい、老夫人と小公子を肅王府に匿い、竇炎の汚名を晴らす時間を稼ぐ。
傅容の後をつける呉白起は、傅容の結婚話が持ち上がっているが、相手は乗り気ではないという噂を耳にする。呉白起は事を済ませ、再び傅容を追う。傅容は柳如意が長年面倒を見てきた子供たちのいる山村に到著。泰山の山崩れについて柳如意との関係を尋ねると、皆、柳如意は善良な人でそんなことはしないと口を揃える。小五の裏切りを疑い、傅容は困惑する。
その時、外で物音が聞こえる。呉白起と三叔が揉み合っていたのだ。傅容が止めに入り、呉白起を外で待たせる。三叔は鎮北将軍の件を調べに上京し、玄翰の細作が潜伏し、取引をしようとしていることを突き止めていた。懐王は徐晉に密書を送り、竇炎と速やかに連絡を取り、計画通りに事を進めると伝える。
しかし九裏陥落の報に激怒した皇帝は、竇炎の一族を捕らえ、処刑するよう命じる。安王は命令を実行するが、鎮北将軍府で見つかったのは替え玉の女二人だけ。肅王府も捜索するが見つからない。皇帝が自分を疑い始めたと悟る徐晉にとって、竇炎の家族の安全が最重要となる。
清平県主は祈願樹の下で懐王の無事を祈る。間もなく辺境から吉報が届く。竇炎は巧妙な方法で懐王に重要な情報を伝え、内外連携で敵を撃破したのだ。誤解に気づいた皇帝は、徐晉に竇炎の家族を連れ戻すよう命じる。
だが新たな問題が発生。辺境から内通者が敵と結託していたとの報告が入る。一方、傅容たちは宿に身を潜め、細作が成王の侍衛と接触しているのを目撃する。翌日、成王自ら会いに来る。
淑妃と皇帝は天門寺へ祈福に向かう途中、呉白起は馬の疲れを理由に休憩を提案。皇帝は茶屋の店員が勧めた珍しい茶葉に興味を持ち、一行は休憩することにする。
第34話の感想
第34話は怒涛の展開で、息もつかせぬ急展開に目が離せませんでした。徐晉と傅容の離縁は、互いを思いやるが故の苦渋の決断であり、見ていて胸が締め付けられました。傅容は冷静に受け入れているように見えますが、その心中はどれほど複雑だったでしょうか。二人の未来がどうなるのか、不安が募ります。
一方、小五の裏切り、竇炎の冤罪、そして新たな敵の出現と、次々と事件が勃発。陰謀渦巻く宮廷の緊迫感がひしひしと伝わってきました。特に、徐晉が竇炎一家を守るために奔走する姿は、彼の正義感と責任感の強さを改めて感じさせ、非常に印象的でした。また、呉白起の傅容への想いが、さりげない行動の中に垣間見え、今後の展開への期待が高まります。
そして、物語の鍵を握ると思われる柳如意。彼女の過去や、山崩れとの関係など、謎が深まるばかりです。三叔の登場も、今後の展開に大きく影響を与えそうで、目が離せません。
つづく