あらすじ
第9話では、姜饈がゲームのルールを皆に説明した後、予定通りゲームが開始されます。ゲーム中、李柰が密かに想いを寄せる相手について話題を切り出し、周囲を驚かせます。その後、李柰は時代劇風の衣装に身を包んだ姜芥と出会い、一緒にゲームに参加します。その過程で、姜饈はゲームを邪魔しようと、兄の姜芥に李柰への想いを問い詰めます。夜になり、姜芥は李柰にイヤリングをこっそりとプレゼントし、任務を完了します。翌日、執事が老爷が殺害されたことを告げ、犯人はこの場にいると指摘します。姜芥たちはアリバイの証明を探し始めます。手がかりを探すため、李柰と姜芥はペアを組んで外出します。二人は過去の出来事を思い出し、互いに励まし合います。探索中、二人は姜家にまつわる秘密を発見しますが、出口は塞がれ、携帯電話のバッテリーも切れてしまい、ついに閉じ込められてしまいます。過酷な環境のため、李柰は体力を消耗し、姜芥は緊急事態の中、彼女にキスをします。一方、姜饈は兄の失踪に気づき、二人叔父と衝突し、二人の行方を探し始めます。
ネタバレ
第9話、甘い罠は更に深まる。ゲーム再開、姜饈の説明に従い皆が動く中、李柰が突然各々の片思いの相手を明かすよう提案し、空気が張り詰める。姜芥は躊躇い、時計を指差して時間を気にする素振りを見せる。姜饈はそれに気づき、李柰のゲームでの役割を問うも、李柰は多くを語らない。
その後、李柰は古装に著替え、ゲーム仲間との待ち合わせに向かう。闇号を交わすと、相手はなんと姜芥だった。一方、姜旭陽の父は、姜芥と姜饈の行動を聞き激怒し、家から追い出すと脅す。そして、合宿中の姜芥たちに何かを企む。
李柰と姜芥は思いがけずカップル用の台本を見つけ、読み合わせを始める。そこに姜饈が現れ、兄が李柰を好きか問い詰めるが、姜芥は気にないよう諭す。夜、姜芥は任務の一環として李柰にイヤリングを贈り、自ら耳に付けてあげる。別れ際、姜芥は素の自分で李柰におやすみを言う。部屋に戻った李柰は、父親から家のトラブルを知らされる電話を受ける。
翌日、執事が老爷殺害を告げ、犯人はこの中にいると宣言する。姜芥は真っ先に遺体を確認し、執事の指示で現場に入りアリバイ工作を始める。話し合いの場で、姜芥は昨夜の行動を思い出せず窮地に陥るが、李柰がイヤリングの贈り主として彼を庇う。皆がアリバイを主張し、疑いを晴らそうとする。
執事は皆を二組に分け、手がかりを探すよう指示する。李柰と姜芥は再びペアを組み調査に出る。李柰は孤児院時代を思い出し、姜芥を助けると決意する。二人は協力して秘密の通路を見つけ、中へ進む。そこで見つけた情報は姜家の歴史と関係があるようだ。出ようとした時、出口が塞がれていることに気づき、更に携帯電話の電池も切れてしまう。二人は通路内に閉じ込められる。
長い閉じ込めにより、李柰は倒れてしまう。兄と李柰の失踪を知った姜饈は、すぐに二叔を問い詰め、地下室へと向かう。それを見た姜芥は、李柰に衝動的にキスをする。物語はここで一旦幕を閉じ、謎を残したまま次回へと続く。
第9話の感想
第9話は、サスペンスとロマンスが絶妙に絡み合い、息つく暇もない展開でした。李柰の突然の質問で緊張感が高まり、姜芥の戸惑いも印象的でした。ゲームの進行と並行して、姜家の内部対立や父親の不穏な動きが描かれ、物語に深みを与えています。
特に、李柰と姜芥の秘密の通路でのシーンは、二人の関係性の変化が感じられる重要な場面でした。閉じ込められた状況下で、李柰の過去や姜芥への想いが明らかになり、二人の距離が縮まる様子が丁寧に描かれています。姜芥の衝動的なキスは、視聴者を驚かせると同時に、今後の展開への期待感を高める効果的な演出でした。
つづく