あらすじ

第32話は、宋三川（ソン・サンチュワン）の怪我からの回復後の物語です。梁友安（リャン・ヨウアン）の献身的なサポートのおかげで、宋三川（ソン・サンチュワン）はリハビリテーションを終えることができました。経済的な負担は大きかったものの、彼は梁友安（リャン・ヨウアン）への感謝の気持ちを強く抱き、必ず借金を返済することを誓いました。二人の関係は友人たちからも祝福され、特に宋三川（ソン・サンチュワン）が二人の交際を公表した際には、大きな喜びと応援を受けました。

一方、梁友安（リャン・ヨウアン）は、妹の梁桃（リャン・タオ）から謝罪を受け、彼女の変化を目の当たりにします。梁友安（リャン・ヨウアン）は梁桃（リャン・タオ）を励まし、温かく見守ることにしました。

懸命な努力を重ねた宋三川（ソン・サンチュワン）は、ついに競技の状態を取り戻し、コーチの信頼も得て、練習場に復帰を果たします。その姿を見た梁友安（リャン・ヨウアン）は、深い感動を覚えました。

このエピソードでは、他にもクラブの発展、羅念（ルオ・ニエン）と張岩（チャン・イェン）の恋愛模様の進展、そして蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）と梁桃（リャン・タオ）の恋の行方も描かれています。蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）は梁桃（リャン・タオ）との結婚を決意しますが、兄の蒋傑（ジアン・ジエ）から反対を受けてしまいます。

ネタバレ

梁友安（リャン・ヨウアン）と宋三川（ソン・サンチュワン）が一緒に作ったパズルを、三川は気に入り、深圳に持ち帰ることにした。同時に、友安が作った風船の飾りも大切に持っていく。今月のリハビリが順調に進み、三川は車椅子なしで生活できるようになったが、まだ試合への復帰は難しい状態だ。友安は落ち込む三川を優しく励ました。

深圳に戻った三川は、親友の安従（アン・ツォン）に、成都のリハビリセンターの費用や生活費のほとんどを友安が負担してくれていたことを打ち明ける。試合に出られず収入がない三川は、申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、友安は一度もお金の話をしなかったため、さらに不安が募る。安従（アン・ツォン）は、三川に自分からその話題を切り出すようアドバイスする。

三川の復帰を支援するため、張岩（チャン・イェン）と羅念（ルオ・ニエン）は綿密なリハビリ計画を立てた。三川は友安に費用のことを尋ね、友安は保険で3割しかカバーされていないことを正直に伝える。三川は借用書を書き、必ず返済することを約束し、友安はそれを受け入れた。

三川の復帰を祝うため、蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）が陳哲（チェン・ジェ）に食事をおごらせ、その席で三川は友安との交際を公表する。友人たちは二人を応援し、ネット上のネガティブな意見は気にしないようアドバイスする。以前の動画でクラブに迷惑をかけた梁桃（リャン・タオ）は、友安に謝罪し、すでに対応済みで、今後は動画に顔を出さないことを約束する。友安は桃を責めず、むしろ励ました。

友安は、羅勒（ルオ・ラー）にもっとたくましくなってほしいと、男の子向けのおもちゃを買ってあげる。羅念（ルオ・ニエン）が何気なく友安に結婚後男の子を産むことを期待するような発言をしたが、最近嚢胞の手術を受けた友安は、妊娠できるか不安になり、羅念（ルオ・ニエン）は慌てて話題を変える。

一ヶ月間一緒に過ごした三川がいないため、友安はなかなか寝付けない。三川に電話をかけると、彼が読んでいるリハビリの本の音が友安を落ち著かせ、彼女は眠りにつく。

張岩（チャン・イェン）は計画通りに三川を指導し、三川も真剣に取り組む。順調に回復し、一連のテストを経て、張岩（チャン・イェン）は三川の練習復帰を許可する。チームメイトたちは拍手で迎え、友安は感動の涙を流す。二人の努力が実を結んだのだ。

羅念（ルオ・ニエン）は張岩（チャン・イェン）の専門性に感心し、二人は共通の話題で距離を縮めていく。一方、蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）と梁桃（リャン・タオ）は交際100日目を迎え、焦焦は桃に指輪をプレゼントし、プロポーズする。桃は喜び、それを受け入れる。

クラブの会員が増え、施設やコーチが不足してきたため、友安たちは規模拡大を検討し始める。そんな中、張岩（チャン・イェン）の元妻、許楽西（シュー・ルーシー）が突然現れ、恋人に身分証を取り上げられ脅されていると助けを求める。張岩（チャン・イェン）はやむを得ず彼女を一時的に泊めることにする。

クラブに戻った羅念（ルオ・ニエン）は、張岩（チャン・イェン）と楽西に遭遇する。楽西はクラブに泊まりたいと言い出すが、張岩（チャン・イェン）は拒否する。楽西の態度に嫌悪感を抱いた羅念（ルオ・ニエン）は、冷たく言い放ち、その場を去る。

クラブには強豪の新チームが挑戦状を叩きつけ、陳哲（チェン・ジェ）は自分のポジションが危ういと感じる。老火（ラオ・フォ）は三川にチャンスを掴むよう助言する。友安も三川を励ます。

蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）は兄の蒋傑（ジアン・ジエ）に梁桃（リャン・タオ）との結婚を報告するが、傑は猛仮対する。桃が弟にふさわしくないと考え、焦焦にはまだ結婚する資格がないと言い、指輪の代金も自分のカードで支払ったことを責める。それでも焦焦は結婚の意思を曲げず、式だけ手伝ってほしい、その後は自分たちで家を借りると言う。傑は仕方なく陳可（チェン・コー）に相談する。可は桃を良い娘だと評価し、焦焦の結婚を支持する。傑はさらに怒るが、最終的には焦焦の意思を尊重することにする。

第32話の感想

第32話は、宋三川（ソン・サンチュワン）のリハビリ完瞭とチーム復帰という大きな山場を迎え、感動的な展開でした。これまでの努力が報われた瞬間は、見ているこちらも胸が熱くなりました。特に、梁友安（リャン・ヨウアン）が涙を流すシーンは、彼女の三川への深い愛情と、共に乗り越えてきた困難を感じさせ、強く印象に残っています。

一方で、二人の関係は新たな局面を迎えています。金銭的な問題を正面から話し合ったことで、より一層絆が深まったと言えるでしょう。友安の献身的なサポートと、三川の誠実な対応は、二人の関係の成熟さを象徴しています。しかし、今後の展開を考えると、金銭問題は再び浮上する可能性も否定できません。

また、周囲のキャラクターたちの物語も動き出しています。蒋焦焦（ジアン・ジャオジャオ）と梁桃（リャン・タオ）の結婚、張岩（チャン・イェン）の元妻の登場、そしてクラブへの新たな挑戦など、今後の波乱を予感させる要素が散りばめられています。特に、張岩（チャン・イェン）の元妻の出現は、彼と羅念（ルオ・ニエン）の関係にどのような影響を与えるのか、非常に気になるところです。

つづく