あらすじ
第11話は、張小凡と曾書書が渝都城で繰り広げる様々な冒険を描いています。二人は渝都に著くや否や、天音閣の弟子、法相が引き起こした騒動に巻き込まれます。法相は幼い頃に婚約した丁玲に会うため、錦繡坊に忍び込もうと画策しますが、金瓶児に見破られ失敗に終わります。その際、張小凡と曾書書は法相を助けますが、そのために連座し、役人に捕らえられて牢に入れられてしまいます。
牢獄の中で、二人は万毒門の弟子と出会います。この男は、街で噂になっている吸血妖怪事件に関わっているのではないかと疑われています。
一方、曾書書の外祖父である渝都城主は、曾書書を試すため、病気を装い、彼に吸血妖怪事件の調査を命じます。この任務は李洵とも共同で行うことになります。
張小凡は牢の中で不思議な夢を見ます。それは、彼が持つ燒火棍に宿る噬血珠と神秘的な繋がりを持つ夢でした。
空桑山で異変を感じ取った林驚羽と陸雪琪は、渝都へ戻り状況を確かめようとします。金瓶児も彼らの存在に気づきますが、あえて静観することにします。
ネタバレ
張小凡と曾書書は渝都城に到著。賑やかな街に驚きつつ、張小凡は鬼先生を心配するが、実は鬼先生と狗爺はグルだった。二人は林驚羽と陸雪琪を探すことにするが、曾書書は先に祖父に会いたいと言い出す。
錦繡坊の前で騒動に出くわす。天音閣の弟子、法相が金瓶児に丁玲との面会を阻まれ抗議していた。事情を知らない曾書書が金瓶児を非難すると、法相は勢いづく。しかし、金瓶児は赤い糸で二人を捕らえる。曾書書の祖父が渝都城主だと分かると、金瓶児は二人を解放する。
法相は二人に事情を説明する。幼い頃、丁玲と婚約したが、容姿が気に入られず避けられていた。十年修行して戻ってきたが、金瓶児に邪魔をされているのだ。曾書書たちは法相に協力することに。
法相は賈公子に扮し、丁玲に会う計画を立てる。曾書書と張小凡は悪漢を演じ、法相を引き立てる役だ。しかし、丁玲に見つかり、綢布で捕らえられる。曾書書は丁玲の両親が借金をしていると嘘をつき、三人は逃げる。そこに法相が現れ、二人を撃退。金瓶児は法相の正体を見抜き、計画を見破る。丁玲は法相の付け髭を外し、法相は慌てて正体を明かす。
曾書書と張小凡は牢屋に入れられる。隣の囚人は万毒門の弟子だった。城主である祖父は青雲門の弟子が捕まったと聞き、牢屋に来るが、張小凡を曾書書と間違える。
城主府で、曾書書は祖父の病が嘘だと知る。娘たちに会いたいための芝居だったのだ。焚香穀にも連絡がいっており、自信家の従兄弟、李洵の到著を心配する曾書書は、早く陸雪琪と林驚羽を探したいと願う。
夜、張小凡が寝ていると、噬血珠が傷に仮応し光る。張小凡は何かを感じ取るが、目が覚めると燒火棍は静かにそこにあるだけだった。
老城主は曾書書に上流に吸血妖怪がいるという噂を調べるよう指示する。李洵も同行を希望し、二人は共同で調査することになる。
青雲門では、張小凡の身を案じ、田霊児が斉昊に霊草を渡す。
空桑山で異変を感じた林驚羽と陸雪琪は渝都へ戻ることに。金瓶児も異変に気づき、二人の正体を知るが、あえて動かない。
最後に、曾書書と張小凡は手がかりを求めて空桑山へ向かう。
第11話の感想
第11話は、渝都城でのドタバタ劇がコミカルに描かれており、見ていてとても楽しかったです。特に、法相と丁玲の再会を巡る一連の騒動は、張小凡と曾書書の巻き込まれっぷりが面白く、笑いを誘いました。真面目な張小凡と自由奔放な曾書書のコンビは、どんな状況でも笑いを生み出してくれるので、見ていて飽きません。
法相の真剣な思いと、丁玲の戸惑いが対照的で、二人の今後がどうなるのか気になるところです。金瓶児の冷静な対応も印象的で、物語に深みを与えています。また、城主である曾書書の祖父の登場で、物語が新たな展開を見せ始めました。一見厳格そうに見えて、実は娘思いの祖父の姿は微笑ましく、曾書書とのやり取りも面白かったです。
つづく