あらすじ
第二集は、張小凡が青雲門大竹峰での修行初期を描いています。入門当初、師匠である田不易の厳しい指導の下、竹を伐採するなどの基礎的な作業に三年間も従事させられ、他の兄弟弟子たちが高度な武術を学ぶ姿をただ羨むことしかできませんでした。幾多の困難に直面しながらも、張小凡は諦めることなく努力を続け、ついに田不易の認可を得て、基礎的な武術の訓練を開始します。しかし、彼の成長は緩やかで、五年後も法術は第二層に到達したばかりでした。一方、林驚羽は蒼松道人の指導の下、めきめきと上達しますが、心に復讐の念を抱き続けていました。ある日、張小凡は田霊児と共に霊芝草を売るため下山しますが、鬼王 の娘である碧瑤に騙され、戒律堂に関わる事件に巻き込まれてしまいます。この一件で、張小凡は三ヶ月間の竹伐採の罰を受けます。そして、煉血堂の高手たちに追いつめられた張小凡は、自らの身を守るため、虹橋から飛び降りる道を選びます。この時期は、試練と成長に満ちた日々であり、張小凡の人格形成に大きな影響を与えました。
ネタバレ
張小凡は師匠の田不易に罰として竹を三年間切るよう命じられ、他の兄弟子たちは皆、御剣術の稽古に励んでいた。六ヶ月後、小凡はやっと一本の竹を切ることができた。同じ頃、蒼松道人は林驚羽に剣術を教え始め、六ヶ月後には驚羽は青雲門功法の第一層に達していた。蒼松は驚羽の心に憎しみが渦巻いているのを感じ、それを一旦捨てるよう諭した。
五年が過ぎ、田不易はまだ小凡に功夫を教えておらず、田霊児に簡単な技をいくつか教えるように指示していた。小凡はぎこちなく練習していたが、最終的にはそれらの技を習得し、法術も第二層に達した。霊児は「継続は力なり」と慰め、練習を続ければ必ず成果が出ると励ました。
杜必書は自分が第四層に達したので下山して修行の旅に出たいと言い、あちこちで金を借りていた。六師兄の必書を助けるため、霊児と小凡は師匠の霊芝を盗んで町で売ろうとした。町で、碧瑤は偽の銀両で小凡の霊芝を騙し取った。小凡は碧瑤を追いかけ、格闘になった。その最中、小凡は碧瑤の美しさに気付いた。
曾書書が町にやってきて、小凡を「顔如玉」という書肆に連れて行った。この店には武功秘伝や禁書が置いてあった。書書が中で本を探していると、小竹峰の陸雪琪に出会った。その時、林驚羽が戒律堂の弟子を連れて門下生がいないか検査に来た。驚羽は書書と事情を知らない小凡を見つけ、彼らの関係を考慮して小凡を見逃そうとした。しかし、斉昊師兄が既に掌門に報告してしまっていた。
田不易はこのことを知り、誰が小凡に下山を許可したのかと問い詰めた。小凡は霊児だと明かさなかったので、更に厳しい罰として後山で三ヶ月竹を切るよう命じられ、二度と青雲門の人間だと言うなと言い渡された。
小凡は記憶を失った叔父にだけ心の苦しみを打ち明けることができた。霊児は小凡が自分のことを言わなかったことに感謝し、こっそり彼に付いて行き、叔父を見舞った。その時、煉血堂の探子が青雲山に現れた。小凡は彼に気付き、霊児を突き飛ばして師匠に助けを求めるように言った。その煉血堂の高手は小凡を虹橋まで追い詰めた。逃げ場を失った小凡は、自らの身を守るために虹橋から飛び降りるしかなかった。
第2話 感想
第二話は、主人公・張小凡の不器用ながらもひたむきな努力と、周囲の人間関係が丁寧に描かれており、今後の展開への期待が高まるエピソードでした。特に印象的なのは、小凡の純粋さと優しさです。師匠の理不尽な仕打ちにも耐え、竹を切り続ける姿は、健気ながらもどこか滑稽で、視聴者の共感を誘います。また、田霊児との友情、碧瑤との出会い、そして林驚羽との再会など、様々な人間関係が交錯していく様子も興味深く、それぞれのキャラクターの個性が際立っていました。
厳しい修行の日々の中で、小凡は著実に成長を遂げていることが示唆されます。田霊児から教わった技を習得し、法術も第二層に到達するなど、彼の努力は決して無駄ではありません。しかし、その努力が報われることはなく、むしろ更なる苦難が待ち受けているという皮肉な展開は、見ていて胸が締め付けられます。
つづく