あらすじ
第二十六話は、碧瑤が玉陽子に捕らえられたことに端を発し、張小凡たちが彼女の救出を試みる様子を描いています。玉陽子は碧瑤を人質に、鬼王 に獣神之血と天書を渡し、退却するよう迫ります。拷問を受けても、碧瑤は決して屈しません。張小凡と林驚羽、そして青龍は夜襲による救出を計画しますが、作戦は露見し、失敗に終わります。その間、碧瑤は同じく囚われの身である司徒逍と出会い、彼と雲舒の恋物語を聞かされます。司徒逍は長生堂の符文を破るために血虫を使うことを提案します。試みは失敗し、より過酷な拷問を受けながらも、碧瑤は毅然と抵抗を続けます。一方、雲舒は張小凡に定海荘の背後にある秘密を明かし、碧瑤を見つけ出し、玉陽子を追い払う手助けを申し出ます。蕭逸才は陰で状況を窺い、表向きは玉陽子に協力しながらも、実際には別の思惑を抱いています。
ネタバレ
玉陽子は蕭逸才たちに、鬼王 宗への備えは万全であり、向こうも軽挙妄動はしないと告げた。しかし、張小凡は玉陽子が碧瑤の傷心花を持っていることに気づき、碧瑤が操られていること、そして玉陽子が鬼王 宗の秘宝、もしかしたら天書をも超える何かを狙っているのではないかと疑念を抱く。蕭逸才は、正邪の区別を明確にし、碧瑤への対応で迷うべきではないと皆に釘を刺した。
玉陽子は碧瑤に、鬼王 宗との過去の繋がりを語り、対立を望まないと説明する。だが、碧瑤は玉陽子の真意を見抜き、かつて年老大に父が助けを求めても拒否されたことを例に挙げ、今更玉陽子の要求に応じるつもりはないと突っぱねる。玉陽子は碧瑤に鬼王 への手紙を書かせ、獣神之血と天書の引き渡し、そして撤退を要求するが、碧瑤は拒否し、拷問を受ける。
碧瑤の苦境を心配する張小凡は、夜陰に乗じて救出を試みようとする。林驚羽は蕭逸才の目を避ける必要があると助言し、二人の会話を聞いていた青龍が協力を申し出る。夜、張小凡と林驚羽は定海荘の弟子に変装し、青龍が混乱を引き起こす隙に碧瑤の監禁場所へ潜入する。
しかし、警備は厳重で、碧瑤は既に侍女の雲舒の助けで脱出していた。孟驥は碧瑤の逃亡に気づき、すぐに別の場所に監禁する。その過程で、碧瑤は長年幽閉されていた定海荘の少荘主、司徒逍と出会う。彼は長生堂の血虫によって操られていた。司徒逍は、血虫を誘導して長生堂の符文を攻撃させれば、玉陽子を罠に嵌めて脱出できると碧瑤に教える。碧瑤は計略を実行に移すが、準備していた玉陽子に阻まれ、逆に血虫で攻撃され、激しい苦痛に襲われる。
張小凡と林驚羽は碧瑤を救うため屋敷に侵入するが、長生堂の毒霧に包囲される。再び青龍が現れ、二人を助け、雲舒と合流する。雲舒は解毒薬を渡し、自身と司徒逍の過去、そして定海荘が玉陽子に占拠された経緯を語る。彼女は碧瑤の居場所を教え、救出後、玉陽子を追い出し司徒逍を探してほしいと頼む。
救出作戦の失敗で張小凡と林驚羽の正体が露見し、林驚羽は蕭逸才に報告することを考える。しかし蕭逸才は、玉陽子を欺くため、知らないふりをした。一方、碧瑤は鬼王 への手紙を書くことに同意するが、雲舒の助けを借り、手紙に細工を施す計画を立てる。雲舒は牢で司徒逍と再会を果たすが、言葉もなく、複雑な感情が交錯する。
このエピソードで、登場人物たちの関係はより複雑に絡み合い、各勢力の対立はさらに激化していく。
第26話 感想
陰謀と策略が渦巻く第26話は、息詰まる展開の連続でした。玉陽子の狡猾さと冷酷さが際立ち、碧瑤の窮地が一層視聴者の心を掴みます。特に、血虫を使った拷問シーンは残酷ながらも、碧瑤の強い意志を際立たせる効果的な演出でした。
張小凡と林驚羽の救出劇は、ハラハラドキドキの連続。青龍の意外な協力や、雲舒の登場など、新たな展開が次々と巻き起こり、物語に深みを与えています。友情と愛情、そして裏切りが複雑に絡み合い、今後の展開がますます気になるクリフハンガーでした。
司徒逍と雲舒の再会シーンは、短いながらも印象的でした。言葉はなくとも、二人の間に流れる複雑な感情が視聴者にしっかりと伝わってきました。定海荘の過去や、玉陽子との因縁など、新たな謎も提示され、物語はますます混沌としていきます。
つづく