あらすじ
第四十一話では、黒石洞にて小凡と碧瑤は大水蛭の襲撃を受けますが、雪琪が駆けつけ助太刀します。その後、三娘も到着し、六尾が体内の氷毒に苦しみ、自らここに閉じこもっていることを説明します。そして、玄火鑑にまつわる獣神の呪いについても言及します。心魔が六尾を利用して他者を侵蝕するのを阻止するため、一同は行動を起こすことを決意します。小環は天眼の力で小凡、碧瑤、そして後から来た三娘を過去へと送り、六尾が母を救い出し、玄火鑑を取り戻すのを助けます。その過程で、上官策から結界を開くための玉佩を手に入れ、激しい戦いの末、心魔が六尾を侵蝕するのを阻止します。最終的に、三娘は自らの修為を犠牲にして六尾の氷毒を治癒します。碧瑤は全ての記憶を取り戻し、小凡と昔の想いを再び育みます。六尾は三娘の死に深く悲しみ、彼女と共に姿を消し、玄火鑑を小凡に託します。
ネタバレ
黒石洞にて、小凡と碧瑤は大水蛭の襲撃を受けるが、小凡の術と雪琪の加勢、そして三娘の登場により事なきを得る。洞窟内には溶岩があり、六尾は体内の氷毒を抑えるためそこにいると三娘は説明する。玄火鑑の秘密を碧瑤に尋ねると、獣神の呪いがあり、手にした者は心魔に侵されるとのこと。小凡は自身も心魔に苦しめられた過去を思い出し、雪琪に助けられたことを想起する。
三娘に連れられ六尾と対面した小凡と雪琪。六尾は苦しみ、解放を乞う。碧瑤は、六尾が死んでも心魔は彼の体を使い皆を侵すと指摘。その時、燕虹と李洵も洞窟に入り、上官策に通報、焚香穀の弟子たちが駆けつける。一刻を争う状況の中、小環は天眼を使い小凡を過去へ送り、焚香穀にいる心魔を探そうと提案する。小環が術を使う際、碧瑤も小凡と共に六尾の過去へ。そこは焚香穀で玄火鑑を盗み出す時の出来事だった。碧瑤は六尾と従兄弟の関係にあり、彼女の父は玄火鑑の下に六尾の母が封印されていることを知り、玄火鑑奪取の取引をしたと小凡に明かす。
突然現れた小凡と碧瑤に驚く六尾。小凡は上官策の腰にある光る玉佩が玄火鑑の結界を解く道具だと気付く。六尾は二人に隠身術をかけ、玄火鑑奪還を計画。外では、雪琪、小環たちが六尾と玄火鑑を守り、上官策の攻撃を凌いでいる。三娘も過去へ送ってほしいと頼み、小凡は承諾する。
過去に戻った三娘は捕らえられるが、小凡、碧瑤、六尾に救出され、上官策の玉佩も奪取。玄火鑑が置かれた部屋の前で、三娘は六尾に止めるよう懇願するが、母を救いたい一心で六尾は玄火鑑を手に取る。心魔が六尾に侵入しようとした瞬間、小凡と碧瑤が力を合わせ阻止する。黒石洞では、書書が仕掛けを使い上官策の攻撃を遅らせている。
心魔を退け、皆は黒石洞へ戻る。三娘は三百年の修為を六尾に送り氷毒を治癒させる。上官策は雪琪たちの結界を破り、激しい戦いが始まる。火の妖怪の攻撃の中、小凡と碧瑤は身を隠す。その時、碧瑤の記憶が戻り、小凡だと気付く。二人は喜び合う。
六尾の氷毒は治ったが、三娘は修為を失い衰弱。六尾との出会いを後悔していないと言い残し、目を閉じる。悲しみに暮れる六尾は三娘と共にこの世を去ることを決め、玄火鑑を小凡に託し、術を使い皆を黒石洞から脱出させる。
第41話の感想
第41話は、まさに怒涛の展開でした。六尾の苦しみ、碧瑤の秘密、そして三娘の自己犠牲…様々な感情が入り乱れ、息つく暇もないほどでした。
特に印象的だったのは、三娘の六尾への深い愛情です。300年もの間、六尾を想い続け、最後は自らの全てを捧げて彼を救いました。その姿は美しくも切なく、涙を誘います。六尾もまた、三娘の愛に応えるように、彼女と共に旅立つことを選びました。二人の愛の結末は悲劇的ではありますが、深い感動を与えてくれます。
また、小凡と碧瑤の関係にも大きな進展がありました。記憶を取り戻した碧瑤と、彼女を想い続ける小凡。二人の再会シーンは、これまでの苦難を乗り越えた喜びに満ち溢れており、見ているこちらも幸せな気持ちになりました。今後の二人の関係がどのように発展していくのか、非常に楽しみです。
つづく