あらすじ
第五十話は、青雲門内に奸細がいると知った張小凡が、間近に迫った三派会審に臨むため、急ぎ青雲門へと戻る場面から始まります。
道中、田不易と万剣一は奸細の可能性について議論し、過去の出来事を思い出しながら、歴史が繰り返されることを危惧します。
一方、林驚羽は師匠の蒼松に疑念を抱き、ついに蒼松こそが青雲門に潜伏する黒衣の蒙面人であることを突き止めます。蒼松は私怨のために青雲門を裏切り、魔教と手を組んでいたのです。林驚羽に対し、蒼松は自らの過去、煉血堂との関係、そしてなぜ裏切りを選んだのかを明かします。林驚羽は懸命に説得を試みますが、蒼松の意思は変わりません。
その頃、碧瑤は張小凡の身を案じていました。そして、万毒門と鬼王 宗は青雲門を陥れるための密謀を企てていました。
最後に、張小凡は青雲門に戻り、三派会審が始まります。道玄真人から天音功法と噬血珠について問いただされ、緊迫した空気が張り詰めます。
ネタバレ
張小凡は青雲門内に地位の高い奸細がいると確信し、師の安全を案じ、普泓大師の製止を振り切り青雲門へ戻った。天音閣の弟子たちは感謝を述べ、張小凡は急いでその場を去った。
青雲門では、田不易と万剣一が奸細について話し合っていた。田不易は流波山での出来事に違和感を覚えていたが、水月が奸細とは考えていなかった。万剣一も蒼松を疑っておらず、かつて自分を守ってくれたのは田不易と蒼松だけだったと回想し、過去の悲劇の再来を恐れていた。
一方、黒ずくめの仮面の人物、すなわち青雲門内の奸細は鬼王 と会っていた。鬼王 は正魔統一後の見返りを約束したが、仮面の人物はそれを断った。鬼王 は、仮面の人物が青雲門を出て煉血堂に戻る機会がありながらそうしなかったのは、誰かのためではないかと推測した。
深夜、林驚羽は蒼松の部屋に忍び込み、彼の持ち物に術をかけ、煉血堂の紋章を発見、蒼松が奸細である可能性に気づいた。驚愕する林驚羽の前に、黒ずくめの仮面の人物が現れ、彼を気絶させた。目を覚ました林驚羽は、その人物が蒼松であることを知る。蒼松は奸細であることを認め、林驚羽を幻月洞へ連れて行き、自分の過去を語り始めた。
蒼松は元々煉血堂の弟子で、誅仙剣を手に入れるため青雲門に潜入していた。煉血堂が衰退した後も、正体を隠して青雲門に留まることができたが、道玄のやり方に不満を抱き、鬼王 宗のスパイとして残る道を選んだのだった。そして、草廟村の虐殺は自分がやったのではなく、天音閣の普智の仕業だと明かした。林驚羽の説得にも関わらず、蒼松は考えを変えることはなかった。最後は林驚羽を殺さず、一晩考える時間を与えた。
碧瑤は正魔大戦が imminent であることを知り、張小凡の身を案じていた。万毒門の掌門は鬼王 宗を訪れ、両者は対立しながらも青雲門に対抗するため手を組むことにした。
張小凡は青雲門に戻り、三派会審に臨んだ。道玄は焚香穀と天音閣に対し、公平に事を進めると約束した。審問中、張小凡は流波山で使ったのは天音の功法だと認め、さらに法宝・噬血珠が魔教の黒心老人のものだと告白し、周囲を驚愕させた。道玄は激怒し、緊迫した空気が流れた。
これが第五十話の主なあらすじである。張小凡の青雲門帰還、奸細の正体発覚、そして迫りくる大戦に向けた各勢力の動きが描かれている。
第50話 感想
第50話は、様々な伏線が回収され、今後の展開に期待が高まる非常に重要な回でした。特に蒼松の正体が明らかになったシーンは、衝撃的でしたね。冷静沈著で、青雲門の長老として信頼の厚かった彼が、実は煉血堂の出身で、長年鬼王 宗のスパイとして闇躍していたという事実は、視聴者を驚愕させました。彼の過去や道玄への不満、そして草廟村の事件の真相など、多くの謎が明らかになり、物語の奥深さを改めて感じさせられました。
また、張小凡を取り巻く状況もますます厳しくなっています。奸細の存在を心配して青雲門に戻ってきた彼ですが、三派会審では自身の正体に関わる重大な秘密を明かすことになり、窮地に立たされます。道玄の怒りも相当なもので、今後の展開が非常に気になります。
つづく