武則天-The Empress-

ストーリー

14歳の武如意ぶ・にょいは大唐の後宮に召し出され、先皇后追悼の場で舞を披露し、39歳の太宗・李世民り・せいみんの目に留まります。しかし、宮廷内の陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を着せられた如意は掖庭えきていに送られます。

1年後、釈放された如意は再び宮廷で才能を発揮し、太宗から「媚娘びじょう」の名を賜り才人さいじんに封じられます。しかし、それは新たな苦難の始まりでした。後宮の女たちの嫉妬と陰謀、そして皇位継承争いに巻き込まれ、媚娘びじょうは過酷な運命に翻弄されます。太宗との愛も、「女主武氏」の予言の重圧に耐えきれず、悲劇的な結末を迎えます。

失意の媚娘びじょうは尼僧となりますが、お腹の子のために感業寺を去ることを決意します。しかし、運命のいたずらで宮廷に戻ることになり、流産。その黒幕はおう皇后でした。復讐を誓った媚娘びじょうは、かねてから好意を寄せていた高宗・李治り・ちに近づきます。

媚娘びじょうは綿密な計画で復讐を果たし、おう皇后と蕭淑妃しょう・しゅくひを失脚させます。そして、李治り・ちを支え、数々の反乱を乗り越える中で、大唐こそが自分の帰るべき場所だと悟ります。永徽6年、媚娘びじょうは皇后に冊立されます。

媚娘びじょう李治り・ちと共に国政を改革し、大唐は繁栄を極めます。しかし、李治り・ちの健康は衰え、再び皇位継承争いの影が忍び寄ります。永淳2年、李治り・ち崩御ほうぎょ。後を継いだ新皇帝は暗愚で、宮廷は再び権力闘争の渦に巻き込まれます。そして天授元年、媚娘びじょうはついに皇帝の座に就き、「聖神皇帝」として即位します。

このドラマは、武則天ぶ・そくてん の少女時代から皇帝に即位するまでの波乱万丈の人生を描いた物語です。豪華な衣装、陰謀渦巻く宮廷、そして権力への渇望と愛憎劇など、見どころ満載です。製作期間6年、総製作費3億元という巨額を投じた大作で、范冰冰ファン・ビンビンの熱演にも注目です。ただし、史実とは異なる解釈や脚色も含まれているため、エンターテイメント作品としてお楽しみください。

私たちが提供しているのは96話のストーリーとネタバレですが、BS12で放送されているのは全82話(中国語・日本語字幕)のバージョンです。実際のストーリーは全く同じですので、安心してお読みください。

全96話ネタバレ

キャスト、登場人物

武則天-The Empress-

武則天(ぶ・そくてん )
范冰冰(ファン・ビンビン)

武則天-The Empress-

李世民(り・せいみん)
張豊毅(チャン・フォンイー)

武則天-The Empress-

李治(り・ち)
李治廷(アーリフ・リー)

武則天-The Empress-

徐慧(じょ・けい)
張鈞甯 (チャン・チュンニン)