あらすじ
第14話では、東伯雪鷹と余靖秋が魔兵の攻撃に遭う。二人は力を合わせて戦うが、苦戦を強いられる。その時、東伯雪鷹の体内に太古の血脈が覚醒し、超凡の力へと進化する。天には彩雲が現れるが、大祭司が洗髄釘という暗器を使って彩雲を消してしまう。
長風学院に戻った一行は、東伯雪鷹が昏睡状態に陥り、体内に超凡の闘気がないことに気づく。魔族の暗器の影響ではないかと推測する。池丘白は元老会に報告し、東伯雪鷹が目を覚ましたら黒風神宮を調査する予定を立てる。
一方、孔悠月は墨陽琛を調査するため、舞姫に扮して墨陽堡に潜入する。祝寿宴で舞を披露し、墨陽琛に接近することに成功する。会話から、墨陽琛が錬金坊の情報を持っていることを知る。
東伯雪鷹は傷を負いながらも修行を続け、その後、一行は人影のない黒風神宮を訪れる。そこで白源之に関する手がかりを発見する。真相を突き止めるため、一行は司安の協力を求める。
ネタバレ
東伯雪鷹と余靖秋の激闘
東伯雪鷹と余靖秋は、大祭司率いる魔兵に包囲されてしまう。二人は力を合わせて戦うが、苦戦を強いられる。
危機が迫る中、東伯雪鷹は余靖秋を守るために大祭司の攻撃を受け止める。このことがきっかけとなり、彼の体内に眠っていた太古血脈が目覚め、超凡へと突破を果たす。
超凡の誕生と同時に、天には彩霞が出現する。池丘白達はそれを目にし、もし東伯雪鷹と余靖秋が生きていれば、彼らもまた超凡の資質を持っているはずだと推測する。
魔族暗器と黒風神宮の謎
戦闘中、大祭司は魔族の暗器である洗髄釘を東伯雪鷹に放つ。これにより、彩霞は消えてしまう。
負傷し意識を失った東伯雪鷹を抱え、余靖秋は長風学院へと戻る。池丘白が弟子たちを率いて駆けつけ、事の顛末を聞く。東伯雪鷹が超凡に目覚めたことを確認する一方で、体内には超凡斗気が存在しないことに疑問を抱き、魔族の暗器の影響を疑う。
黒風神宮が魔神会の分壇であることを認識した池丘白は、元老会に報告する。長老たちは東伯雪鷹を見舞いに訪れ、彼が意識を取り戻したらともに黒風崖の底を調査することを計画する。
孔悠月の潜入捜査と司徒鴻の挑発
一方、孔悠月は墨陽琛の調査のため、舞姫に扮して墨陽堡に潜入し、祝賀の舞を披露する。見事な舞で墨陽琛の注意を引き、彼の信頼を得ることに成功する。さらに、墨陽琛が独自の錬金坊を持っていることを知る。
意識を取り戻した東伯雪鷹は、負傷した体を押して訓練を再開する。孔昊から孔悠月の消息を耳にする。
その後、司徒鴻は東伯雪鷹に超凡としての資格を疑い、挑発する。
一行は黒風神宮を訪れるが、そこには誰もいなかった。わずかな手がかりだけを見つけ出す。司徒鴻は兄である司伯栄の玉佩を発見し、東伯雪鷹が助けようとせずに死なせたのではないかと疑い、司伯栄に何かあれば絶対に許さないと脅迫する。
黒風崖底の謎と新たな展開
黒風崖底の裂穀形成原因を調査するため、歩淳円達は龍山楼の司安に協力を求める。調査の結果、夏族と魔族の大戦で重傷を負い、水源道観を去った白源之が犯人である可能性があると特定する。
銅三は家の外に異変を感じながらも事なきを得る。一方、奥蘭は雪鷹領内で新しい井戸を掘る場所を探している。
第14話の感想
第14話は、東伯雪鷹の成長と新たな謎が明らかになる重要なエピソードでした。
東伯雪鷹は、大祭司との戦いで太古血脈が目覚め、超凡へと進化を遂げます。しかし、魔族の暗器の影響で超凡斗気が存在せず、今後の展開が気になるところです。
また、黒風神宮が魔神会の分壇であったことが判明し、物語は新たな局面を迎えます。池丘白達と共に、黒風崖底の謎に迫っていく展開が楽しみです。
つづく