あらすじ
第31話は、東伯雪鷹とその仲間たちが魔族の陰謀に対処し、余靖秋を守ろうとする様子を描いています。
東伯雪鷹は、雪花符を除去する方法を探すため、余靖秋と一緒に龍山楼の蔵書閣を訪れますが、成果はありませんでした。孔悠月と濮陽波は、魔族が余靖秋を捕らえるために仕掛けた罠を発見し、酒場で彼らを見つけます。
雪若霜は、余靖秋の安全を確保するため、摩雪国に帰ることを勧めますが、余靖秋は拒否し、龍山国を守る決意を固めます。その間、余靖秋は誤って魔族のスパイと間違えられた司空陽を発見し、彼が師匠である白源の治療のために奮闘した話を聞きます。
その後、東伯雪鷹たちは元老会に潜むスパイの席雲を暴き、魔族をおびき出すことで彼らの姿を現します。オランと席雲は逃走しますが、魔族は大きな打撃を受けます。
最後に、東伯雪鷹は虚界の真意を悟り始めますが、余靖秋は体調不良と東伯雪鷹の太古血脈の覚醒に対する不安から、未来に迷いを感じます。
ネタバレ
東伯雪鷹と余靖秋は、雪花符を消す方法を探すために龍山楼の蔵書閣を訪れる。しかし、司安を眠らせて探しても関連する情報はなかった。
一方、孔悠月と濮陽波は余靖秋たちの行方を捜し、水源道観へ向かう。そこで魔族が黒い沼で余靖秋を捕らえようとしていることを知り、彼女の危険を察知する。
その後、孔悠月は東伯雪鷹が話していた酒館を訪れ、そこで彼らと再会する。雪若霜も現れ、余靖秋を魔族と龍山国の標的にされていることを理由に摩雪国へ戻るよう説得する。
しかし、余靖秋は龍山国が困難な時期にあることを理由に留まることを決意し、東伯雪鷹たちも彼女を守ることを約束する。
その後、余靖秋は魔族の細工で密室に閉じ込められた司空陽を見つける。そこで魔毒に冒された白源之と出会い、司空陽は白源之を助けるために魔毒に侵されてしまったことを明かす。
司空陽は自分の潔白を証明するが、元老会の中に細工がいると確信する。そこで、彼らは細工をおびき出すために作戦を立てる。
予想通り、細工は元老会に潜む大祭司の席雲だった。彼は葉玫に雪花符を消すことを提案するが、実際には別の企みがあった。
東伯雪鷹は、司空陽と余靖秋を公開処刑することで魔族をおびき寄せ、一網打尽にする作戦を提案する。長老たちも同意し、司空陽と余靖秋は演武場で裁判を受ける。
席雲は魔神会に情報を伝え、魔神は席雲とオランに龍山国を支配することを約束する。
オラン率いる魔族は余靖秋を奪還するために襲撃するが、東伯雪鷹たちの作戦に嵌ってしまう。席雲は魔神残身の助けを借りて結界を破ろうとするが、最終的には敗北し、オランと席雲は重傷を負って逃走する。
細工を突き止めた東伯雪鷹は、虚界真意の融合に集中し、池丘白的指導のもとで修行を続ける。
一方、余靖秋は体調の悪化を感じ始める。雪若霜は、東伯雪鷹が墨陽瑜の息子であり、太古血脈を受け継いでいることを知り、覚醒前に余靖秋の神脈の力を消耗しているのではないかと推測する。
雪若霜は、余靖秋が東伯雪鷹と一緒になるためには、彼を覚醒させないことが必要だと忠告する。余靖秋は東伯雪鷹の負担になりたくないと思い、二人は永遠に一緒にいることはできないと悟る。
第31話の感想
第31話は、緊迫感のある展開と衝撃的な事実が明らかになる回でした。特に、魔族との戦いと細工の正体が明らかになるシーンは、ハラハラドキドキしながら見入りました。
東伯雪鷹の作戦は、大胆かつ巧妙で、見事魔族をおびき寄せ、一網打尽にしました。彼の冷静さと判断力は、さすが主人公だと感じました。
一方、余靖秋は体調の悪化に苦しむ姿が印象的でした。雪若霜の推測が正しければ、彼女の命は危険な状態にあるのかもしれません。東伯雪鷹との関係も、複雑な状況になりそうです。
つづく