あらすじ
第16話は、向園と徐燕時の関係の発展と職場での挑戦を中心に展開します。封俊が妨害装置を使用したことが向園に発覚し、封俊の賄賂の企ては向園に断固として拒否され、徐燕時との絆をより一層深めます。
向園と徐燕時の関係に気づいた祖父は介入しようとしますが、向園は徐燕時から離れることはありませんでした。二人の関係は日常の交流の中で徐々に深まり、徐燕時は向園への気遣いと保護欲を示します。
一方、職場では向園が欺瞞に遭います。彼女は翔翔飛行の責任者とドローンプロジェクトについて交渉する際に誤った契約を結ばされ、最終的には徐燕時が詐欺を暴き、彼女への支援と協力を示します。
このエピソードは、一連の出来事を通じて、主人公たちの絆を深めると同時に、職場の複雑さと人間の多面性を明らかにしています。
ネタバレ
向園は封俊が妨害装置を使ったことを確信しました。封俊は仮省の色も見せず、向園は幼馴染とはいえ、トラブルを起こして逃げるような彼に呆れていました。封俊は徐燕時が組委会に告げ口しないと踏んでいたようですが、向園はそうはいきません。封俊は口止め料を提示しますが、向園は余計に嫌悪感を抱きます。老慶が先に帰った後、徐燕時は向園を待っていました。向園は徐燕時の過去を知っても、問い詰めることはせず、「これからは私が守る」と告げます。司徒明天から再び電話がかかってきますが、向園は後ろめたさから出られず、徐燕時を連れて会場を後にしますが、祖父に見つかってしまいます。
徐燕時の前で、向園はまくし立て、見学に来ただけだと弁明します。しかし祖父は二人の関係に気づき、向園を呼び戻して話をします。司徒明天は向園に徐燕時から離れるよう忠告しますが、向園は聞き流します。夜、徐燕時の家に帰ると、彼は会長に何か言われたかと心配そうに尋ね、向園は彼の優しさに感動します。徐燕時は外出し、向園のために冷蔵庫に食事を用意しておきます。向園は許鸢の言葉を思い出し、運命の人に出会った時の気持ちを実感し始めます。封俊は徐燕時に会い、彼と向園の関係を裂こうとしますが、徐燕時は平静を装いつつも、心に動揺が走ります。
給料日、向園は大会準備で忙しい徐燕時にご馳走しようと海鮮を買います。徐燕時は帰宅後、一緒に料理を手伝いますが、ガスが止まってしまい、カップ麺で済ませます。翌日、向園と王慶義は西安に戻りますが、徐燕時は上海に残ると言い、凱盛グループの林凱瑞と会い、好条件のオファーを受けます。その後、陳珊に会い、彼女も退職届を出し、新たな挑戦を始めようとしていました。向園は徐燕時の上海滞在の理由を知りたがりますが、老慶も知りません。陳珊は徐燕時に、向園が幼い頃、母親と離れて暮らしていたことを話します。徐燕時は急に向園に会いたくなり、陳珊に頼んで空港まで送ってもらい、西安へ飛びます。
徐燕時は向園に電話しますが繋がらず、老慶に電話すると、会社に送ったと聞きます。徐燕時はすぐに会社へ行き、高冷から向園が荷物を取りに来た後、顧客と出かけたことを知ります。施天佑 は徐燕時に、向園が彼のシャツの匂いを嗅いでいたことから、彼女が徐燕時に好意を持っていることを伝えます。徐燕時は高冷から向園の居場所を聞き、向かって行きます。途中で向園から誤って電話がかかってきて、とっさに嘘をつく彼女の声に思わず笑みがこぼれます。向園は翱翔飛行の担当者とドローン事業の話をし、お酒をたくさん飲んだ後、契約書を相手に渡し、急いで会計に向かいます。そこで、駆けつけた徐燕時と鉢合わせます。
徐燕時は向園を車へ待たせ、自分が会計をします。彼は友人に確認し、翱翔飛行の段社長はこの週、維林には来ておらず、来たのは別支社の二人の部長で、契約解除前に向園から利益を得ようとしているのだと気づきます。徐燕時は冷静に写真を撮りますが、会計はしません。後で向園に、騙されたこと、相手には契約する意思がないことを伝えます。向園は落ち込み、徐燕時はそんな彼女を見て胸を痛めます。
第16話の感想
第16話は、衝撃的な展開と感動的なシーンが満載でした。封俊の妨害電波事件は、向園の怒りと徐燕時の優しさを浮き彫りにしました。司徒明天的忠告は、向園の頑固さを示唆しており、今後の展開が気になります。
封俊の策略は、徐燕時の心を揺さぶり、二人の関係に亀裂を入れようとしていました。しかし、徐燕時の向園への想いは本物であり、簡単には崩れませんでした。
向園の危機と徐燕時の救済は、二人の絆をさらに深めました。徐燕時の行動は、彼の優しさと思いやりを証明しており、視聴者は感動を覚えずにはいられません。
つづく