あらすじ
第11話は、唐域と唐馨の微妙な関係の進展と、彼らが直面する試練を中心に描かれています。
唐域は病気のふりをして唐馨に看病させ、そのまま眠ってしまいます。唐馨は彼に毛布をかけてあげました。翌日、唐馨はカメラの映像で唐域の偽装を見破り、その後、叮叮に何もなかったと説明します。高恆は唐域の戦略のおかげでボーナスをもらいます。一方、叮叮は「あなたに夢を」への出演を発表し、皆がその準備に追われ始めます。
唐域は唐馨が3年前に書いた脚本を読み、彼女に改良を促します。しかし、唐馨の小説が盗作で訴えられ、映画の撮影と投資に危機が訪れます。唐域は取締役会で唐馨を支持するために保守派と対立し、大江映画が裏で糸を引いていると知ると、事態収拾のために声明を発表し、個人で投資リスクを負うことを決意します。
ネタバレ
唐域さんは、唐馨さんに近づきたい一心で、なんと偽りの腹痛を演じます!優しくお腹をさすってくれる唐馨さん。でも、すぐに演技だとバレてしまい、仕方なくソファで寝かせることに。唐馨さんは、そんな唐域さんにブランケットをかけてあげます。実は、唐域さんは夜中にこっそり水を飲んでいましたが、監視カメラにしっかり録画されていて、翌朝、唐馨さんにからかわれてしまいます。
そこに叮叮さんが登場!二人の様子を見て、何かあったのかと勘違い。唐馨さんは、誤解を解くために、3年前に書いた脚本を見せます。この脚本は、今度の映画のヒロインの心情を理解するためのヒントになるんです。
一方、唐域さんの秘策「苦肉計」のおかげで二人の距離が縮まったと考えた高恆さんは、ご褒美をもらって大喜び。叮叮さんは、自分が映画「夢を君に」に出演することをグループチャットで発表し、唐馨さんの昔の脚本を参考にしようと提案します。唐域さんも妹から脚本をゲット!読んでみると、なかなか良い出来栄えだと感心します。
次の日の朝、唐域さんは唐馨さんに朝食を渡します。エレベーターの中で、二人は同時にボタンを押して手が触れ合ってしまい、気まずい雰囲気に。唐域さんは脚本の修正部分について質問し、唐馨さんは彼が自分の脚本を読んだことに気づきます。二人は新旧の脚本を組み合わせることで意見が一緻し、唐域さんは唐馨さんを励まします。
ところが、順調に進んでいた映画製作に暗雲が…。なんと、唐馨さんの小説が「一念三生」という作品のパクリだとネット上で炎上してしまうんです!最初は気にしていなかった唐馨さんも、事態が悪化していくにつれ、映画への投資にも影響が出始めます。投資会社、サンシャイン映画の役員会でも、この問題で意見が対立し、投資の決定が先延ばしに…。
唐馨さんの小説は販売停止になり、周りの視線にも傷つき、落ち込んでしまいます。そんな唐馨さんを元気づけようと、叮叮さんは唐域さんが準備した夕食会に誘います。唐域さんの優しさに、唐馨さんの心も少し軽くなります。高恆さんの調査で、実はライバル会社の大江映画が裏で糸を引いていたことが判明!唐域さんは朱江さんと交渉しますが、うまくいきません。落ち込んで帰宅した唐域さんは、父親の言葉から解決策を思いつきます。
再び役員会を開いた唐域さんは、仮対意見を押し切り、高恆さんに声明文の作成を指示。「夢を君に」が赤字になった場合、すべての損失を自分が個人的に負担すると宣言します。これは、映画への自信と唐馨さんへの揺るぎないサポートの証でした。
第11話の感想
「ラブ♡クランクイン~こじらせ片想い~」第11話は、急展開の連続でハラハラドキドキさせられました!唐域の不器用ながらも一途な愛情表現には、思わずキュンとしてしまいます。偽りの腹痛で唐馨の優しさを引き出そうとするシーンは、ちょっと子供っぽいけど、それもまた彼の魅力なのかもしれません。
二人の距離が縮まったかと思えば、今度は唐馨の小説が盗作疑惑で炎上。せっかく掴んだチャンスが水の泡になってしまうのではないかと、見ているこちらも不安になりました。唐馨の戸惑いや悲しみもリアルに描かれていて、胸が締め付けられました。
そんな逆境の中でも、唐域は決して諦めません。父親のアドバイスをヒントに、役員会で大胆な宣言をするシーンは、まさにクライマックス!映画への情熱と唐馨への深い愛情が伝わってきて、とても感動的でした。高恆のコミカルな存在も、シリアスな展開の中で良いアクセントになっています。
つづく