あらすじ
第16話は、まる子の揺れ動く気持ちと青龍寨の動きを中心に展開します。巧雲はまる子に梅世青を好きになるなと警告しますが、まる子の心は揺らぎます。一方、陸英瑶は南香と手を組んで青龍寨に対抗しようと計画し、小宝に自分の善意を信じ込ませることに成功します。まる子は街で司徒凛と偶然出会い、悩みを打ち明けます。この場面を梅世青が目撃し、まる子と司徒凛の関係に嫉妬心を抱きます。梅世青はまる子に司徒凛に近寄るなと警告し、二人は口論になります。
その頃、梅世青は阿柔から私塩と青龍寨に関する情報を得て、まる子が自分のことを心配していることに気づきます。青州商会の祝賀会では、梅世青とまる子は夫婦として一緒に題字を書き、緊張した雰囲気を和らげます。しかし、司徒凛がまる子に好意を示すことで、梅世青の不安は増します。梅世青は司徒凛の商売上の問題点を指摘しますが、まる子は司徒凛をかばい、梅世青を失望させます。
ネタバレ
巧雲は小丸子に昨晩の出来事を尋ね、梅世青に惚れないよう釘を刺す。小丸子は口では承知するものの、心の中では再び梅世青への想いが波立つ。
一方、陸英瑶は何一指と脱出計画を練る。青龍寨は迷陣のため脱出不可能なため、南覇天の不在を狙い南香を攻略しようと陸英瑶は提案する。彼女は小宝に南香を好きにさせる口実で南香に近づき、親しくなる。二人が腕を組んで現れた時は、皆目を疑った。小宝は陸英瑶がまた虐められていると勘違いし、確認が取れるまで安心しなかった。
小丸子は街で司徒凛に会い、悩みを打ち明ける。司徒凛は小丸子を必ず支えると約束する。この場面を梅世青が目撃し、激怒する。梅府に戻ると、梅世青は司徒凛の事を問い詰め、小丸子の曖昧な態度に嫉妬を爆発させる。司徒凛に近寄らないよう警告するが、小丸子は仮発し、口論になってしまう。怒った梅世青は家を出て行ってしまう。
梅世青は司恒と私塩と青龍寨の件について話し合うが、それを小丸子が盗み聞きしているのを梅世青に見つかる。小丸子の心配を悟った梅世青は嬉しく思う。阿柔は調査結果を梅世青に報告し、皆で階下に降りると、偶然司徒凛と遭遇する。司徒凛は二人を青州商会の祝賀会に招待し、小丸子は喜んで承諾するが、梅世青は嫉妬を隠せない。
司恒は阿柔の調査で塩帮、青龍寨、そして司徒凛が繋がっている可能性があると梅世青に報告し、小丸子への嫉妬を正直に打ち明けるよう勧める。しかし、梅世青は自分の気持ちに確信が持てず、仮論ばかりする。
二夫人と梅世元は祝賀会へ行くため著飾る。小丸子も化粧をするが、梅世青は頑なに祝賀会へ行くのを拒む。司徒凛は三人を出迎え、小丸子に会場を案内しようと申し出る。二夫人は言葉を失う。司徒凛は小丸子に祝いの言葉を書いてもらおうと提案する。皆に勧められ、小丸子は困り果てるが、その時梅世青が現れ、夫婦として小丸子の手を握り、共に祝いの言葉を書き、小丸子を窮地から救う。二夫人たちは落胆し、司徒凛の顔にも複雑な表情が浮かぶ。
祝賀会で司徒凛は小丸子に度々好意を示し、梅世青は再び嫉妬する。二人は技を競い合うが、実際は火花を散らしている。梅世青は幸運の象徴を手に入れ、小丸子に贈ろうとするが、力が入りすぎて小丸子を少し不機嫌にさせてしまう。小丸子が司徒凛を庇う態度に、梅世青は落胆する。小丸子は友人として司徒凛を庇い、梅世青が司徒凛の商売の黒い噂を指摘しても、自分の意見を曲げない。
第16話の感想
第16話は、梅世青の嫉妬心が爆発する回でしたね!小丸子と司徒凛の親密な様子に、見ているこっちがハラハラドキドキ。司徒凛の思惑は一体何なのか、今後の展開が非常に気になります。
小丸子は梅世青の気持ちに気づいていないのか、それとも気づかないふりなのか…。梅世青のヤキモチは可愛らしい仮面、少し行き過ぎているようにも感じました。素直になれない梅世青と、鈍感な小丸子のすれ違いがもどかしいです。
祝賀会のシーンは特に印象的でした。小丸子が困っている時に颯爽と現れる梅世青は、まさにヒーロー!二人の連係プレーで書き上げた祝いの言葉は、二人の絆を象徴しているかのようでした。しかし、司徒凛の複雑な表情が気になる…。彼は何を考えているのでしょうか?
つづく