柳舟恋記（りゅうしゅうれんき） ～皇子とかりそめの花嫁～キャスト/登場人物

崔行舟(さいこうしゅう) 役

ジャン・ワンイー（張晚意）

凜々しく清雅な佇し、文武両道に秀でた崔行舟（さいこうしゅう）。若くして才気に溢れ、決斷力に優れた淮陽（わいよう）王である彼は、異姓の王として國家の安寧を擔う重責を背負い、常に危険と隣り合わせの立場にあります。ある時、重傷を負い意識を失った「陸文（りく ぶん）寵の側室」柳眠棠（りゅうみんとう）を救います。彼女は目を覚ましたものの記憶の一部を失っており、崔行舟（さいこうしゅう）を自分の夫だと勘違いしてしまいます。崔行舟（さいこうしゅう）は機転を利かせ、この狀況を利用することを決意。共に過ごす日々の中で、いつしか彼女に本心から惹かれていきます。しかし、柳眠棠（りゅうみんとう）の本當の身分が明らかになった時、愛し合う夫婦は宿敵へと変わってしまいます。崔行舟（さいこうしゅう）はあらゆる手段を盡くして誤解を解き、彼女を取り戻そうと奔走します。

張晚意（ジャン・ワンイー）は、中國本土出身の俳優です。1994年4月22日、北京市に生まれ、北京電影學院を卒業しました。

その演技力は高く評価されており、様々な役柄をこなせる実力派として知られています。

柳眠棠(りゅうみんとう) 役

ワン・チューラン（王楚然）

柳眠棠（りゅうみんとう）は、京の富豪との結婚を逃れるため、機転と勇気を頼りに仰山（ぎょうざん）寨の女寨主となりました。長年、淮陽（わいよう）王の崔行舟（さいこうしゅう）と渡り合ってきましたが、謎の勢力に襲われ、意識を取り戻した時には記憶の一部を失い、崔行舟（さいこうしゅう）を自分の夫だと勘違いしてしまいます。記憶を取り戻した柳眠棠（りゅうみんとう）は、なんと枕を共にする相手が偽りの夫婦を演じていたことを知ります。愛に欺瞞は許されません。俠女は一人で江湖を駆け抜けることもできますが、傍らには過ちを認め、決して離れない人がいます。宿敵同士だった二人が、いつしか微笑ましい冤家へと変わっていく…それも悪くないのかもしれません。>>ワン・チューラン（王楚然）出演ドラマ一覧。

賀珍(がちん) 役

リウ・リンズ（劉令姿）

柳眠棠（りゅうみんとう）の親友である賀珍（がちん）は、知勇兼備で、まっすぐな性格の持ち主です。商才に長けており、家業を継ぐべき立場にありますが、女性であるため、表向きは兄が経営を擔っています。しかし、商會內では一定の影響力を持っており、自身の意見をしっかりと述べることができます。彼女は戀愛に対しても強い信念を持っており、崔行舟（さいこうしゅう）に一目惚れし、愛のためならどんな犠牲も払う覚悟です。人に流されることなく、自分の意志と信念を貫き、望まぬ相手との結婚は屈辱だと考えています。

劉淯(りゅう　ゆう)/子瑜(しゆ) 役

チャン・ホワセン（常華森）

民間に流落した皇孫、子瑜（しゆ）(しゆ)と名を変えて暮らしている。彼は忍耐強く、人の心を読み、人を見抜いて使いこなす術にも長けている。崔行舟（さいこうしゅう）よりもさらに一枚上手で、力を借りて力を制するという點では特に優れている。野心家である綏王（すいおう）を自分のために動かすほどの深謀遠慮の持ち主である。溫婉で善良な石雪霽（せきせつせい）と心を通わせ愛し合うが、彼に密かに想いを寄せる芸娘の度重なる妨害によって、二人の想いはすれ違ってしまう。朝廷の情勢が混亂する中、傀儡皇帝となるが、最終的には崔行舟（さいこうしゅう）と柳眠棠（りゅうみんとう）の助けを借りて反亂勢力を排除し、朝廷の安定を取り戻す。

常華森（チャン・ホワセン）は、中國本土出身の俳優、タレント。1997年9月6日生まれ。身長183cm。杭州電子科技大學を卒業。

趙泉(ちょうせん) 役

チャン・チー（張弛）

鎮南（ちんなん）侯という高い地位にありながら、灑脫で奔放な性格の趙泉（ちょうせん）。崔行舟（さいこうしゅう）とは親友の間柄で、何でも語り合える仲です。一見、優雅で風流な暮らしを送る侯爵ですが、実は心に深い傷を負っています。誰に対しても気さくで、ユーモアに溢れ、権力に驕ることなく、醫術を施したり絵を描くことに沒頭したりと、自由気ままな生活を送っています。型破りな侯爵と言えるでしょう。結婚を目前に婚約者に裡切られた過去を持ちますが、崔行舟（さいこうしゅう）を介して賀珍（がちん）と出會い、再び愛への希望を取り戻していきます。

中國大陸出身の俳優、張弛（チャン・チー）。1999年に遼寧省芸術學校で京劇を學び、その後中國戱曲學院に進學しました。

石雪霽(せきせつせい) 役

ユエン・ユーシュエン（袁雨萱）

総兵・石義寛（せきぎかん）の庶子として生まれた石雪霽（せきせつせい）は、溫婉で親しみやすい性格の持ち主。皇孫の劉淯に一目惚れする。しかし、母は身分が低く、姉たちのように華やかで強いわけでも、妹たちのように幼くもないため、一族の長老たちから寵愛を受けることはなかった。一族內の権力爭いのルールを深く理解し、姉妹間の爭いには靜かに耐え、口出しすることはない。子瑜（しゆ）に嫁ぎ皇后となり、権力や愛情に執著することなく、子瑜（しゆ）の皇帝即位を助け、幼い皇帝を支える淮陽（わいよう）王を力強く支え、ついには皇太后となる。