あらすじ

第14話は、熊熙若ユウ・キジャクが舞魁大赛に出場した後の、様々な感情のもつれと誤解を描いています。

舞魁大赛では、熊熙若ユウ・キジャクと寧心の息の合った演技が見事優勝を勝ち取りました。葉知寒イエ・ジーハンは寧心に想いを伝え、金絲の髪飾りを贈りますが、競技の慌ただしさから、気持ちを伝えきれませんでした。

競技後、李弘彬リー・ホンビンは寧心が葉知寒イエ・ジーハンに嫁ぐ約束をしたと勘違いします。しかし実際には、寧心は誰にも付いて行かず、最終的に葉知寒イエ・ジーハンと改めて気持ちを確かめ合い、プロポーズを受け入れました。

一方、熊熙若ユウ・キジャク李弘彬リー・ホンビンが寧心に贈り物をしたことを知り、怒って李家に帰って問いただします。二人の間には亀裂が生じます。

その後、熊熙若ユウ・キジャクは何者かに薬を盛られたことが発覚します。この事件は李家の如児ルーアルとその配下の婆や、方ママファン・ママが関わっており、方ママファン・ママは罰を受けます。李弘彬リー・ホンビンは部下に熊熙若ユウ・キジャクを守ると告げ、彼女への特別な想いをほのめかします。

ネタバレ

熙若は李弘彬リー・ホンビンを置いて舞魁大赛へ。阿娘アーニャンは寧心の身支度を整え、葉知寒イエ・ジーハンも寧心を訪ね、寧心は内心喜びます。葉知寒イエ・ジーハンは再び金絲の髪飾りを贈り、想いを告白。寧心はすぐに髪飾りを付けてもらいますが、大赛が始まるため、返事をする時間はなく…。

舞魁大赛では、熙若と寧心の舞と鼓は見事な調和を見せ、寧心の笑顔に葉知寒イエ・ジーハンは涙ぐみ、李洪煜の目は熙若だけを追います。李弘彬リー・ホンビンも部下に起こされ会場へ駆けつけ、熙若の姿を目で追います。葉知寒イエ・ジーハンと熙若は寧心への祝儀として大金を用意しますが、芸館に戻ると、寧心は既に李弘彬リー・ホンビンに身請けされ連れ去られた後でした。二人は馬車で去っていく寧心を見て驚き、熙若は李弘彬リー・ホンビンを好色漢だと罵ります。

熙若は李府へ戻り、李弘彬リー・ホンビンに詰め寄りますが、熙若が去った後、寧心は葉知寒イエ・ジーハンの前に姿を現します。寧心は李弘彬リー・ホンビンと行っていないと知り、狂喜した葉知寒イエ・ジーハンは寧心を抱きしめ、二人はついに結ばれます。李府に戻った熙若は寧心の居場所を問い詰めますが、李弘彬リー・ホンビンは舞魁大赛に出るため夫を気絶させた熙若の行動を咎めます。熙若が寧心を身請けした理由を問うと、李弘彬リー・ホンビンは熙若の嫉妬心を試すため妾を娶ると言い、嫉妬しない熙若に腹を立て、寧心を返す条件として熙若に付きっきりで仕えるよう命じます。熙若は訳が分からずも仕方なく承諾します。

熙若は再び腹痛に襲われ、梅香メイシャンが持ってきた薬を一気飲みします。李弘彬リー・ホンビンの書斎で甲斐甲斐しくお茶を淹れ、肩を揉む熙若に李弘彬リー・ホンビンは満足げです。熙若が付きっきりで仕える様子を見て、李弘彬リー・ホンビンは真実を後日明かすと言います。

腹痛で弱った熙若を葉知寒イエ・ジーハンが診察し、熙若が薬を盛られていることに気づき心を痛めます。李弘彬リー・ホンビンは熙若の部屋を訪れ、寧心の行方を気にする熙若を優しくいたわり、必ず守ると心に誓います。葉知寒イエ・ジーハンの診療所で暮らす寧心は、自分の舞は全て葉知寒イエ・ジーハンのためだったと告白し、葉知寒イエ・ジーハンはプロポーズ、寧心は承諾します。

李弘彬リー・ホンビンの部下は熙若の薬の残渣を葉知寒イエ・ジーハンに見せ、それが流産の薬だと判明します。薬をすり替えたのは如児ルーアル付きの婆やだと分かり、如児ルーアルの部屋へ連れて行かれます。如児ルーアルは関与を否定し、婆やが罪を被ります。如児ルーアルの懇願もあり、李弘彬リー・ホンビンは婆やを李府から追放し、五十大板の罰を与えます。

第14話の感想

第14話は、ハラハラドキドキの展開と胸キュンなシーンが絶妙に絡み合い、見応えのある回でした。まず、舞魁大赛での熙若と寧心の息の合ったパフォーマンスは圧巻!二人の才能と努力が輝く素晴らしい舞台でした。特に寧心の妖艶な舞は、葉知寒イエ・ジーハンだけでなく視聴者をも魅瞭したことでしょう。

しかし、喜びも束の間、李弘彬リー・ホンビンの身勝手な行動によって事態は急展開。寧心を身請けしたという知らせは、熙若と葉知寒イエ・ジーハンにとって大きな衝撃でした。李弘彬リー・ホンビンの真意が分からずやきもきさせられますが、彼の行動の裏には熙若への深い愛情が隠されていることが徐々に明らかになっていきます。

つづく