ストーリー
波乱万丈の運命に翻弄されながらも、愛と正義のために生きる女性、鳳知微の物語。舞台は架空の天盛王朝。陰謀渦巻く宮廷を背景に、知略を巡らせ、愛憎に揺れ動く人々の姿を壮大なスケールで描きます。
主人公の鳳知微は、出生の秘密ゆえに一族から冷遇され、更には陰謀によって家を追われます。男装して青溟書院に入学した彼女は、類まれな才能を開花させ、やがて「无双国士」と呼ばれるほどの賢者に成長します。
一方、天盛王朝の六皇子・寧弈は、表向きは政治に関わらず織物に耽る穏やかな皇子ですが、実は腹の底では亡き兄の仇を討ち、帝位を狙う野心家でした。ある時、鳳知微は皇太子派の追手から寧弈に救われ、二人の運命は交錯し始めます。
寧弈は鳳知微の才覚を見抜き、自らの野望実現のために利用しようとしますが、次第に彼女の聡明さと芯の強さに惹かれていきます。鳳知微もまた、寧弈の助けを受けながら宮廷で活躍し、互いに惹かれ合っていきます。
しかし、鳳知微には出生にまつわる大きな秘密が隠されていました。彼女は実は前王朝の皇族の末裔だったのです。この事実が明らかになった時、二人の愛は引き裂かれ、国を揺るがす大きな争いへと発展していきます。愛する者、守るべき国、そして自らの運命の間で葛藤する鳳知微。彼女が最後に選ぶ道とは…。
見どころ
- ハラハラドキドキの展開!: 息つく間もない権謀術数の応酬、予想外の出来事が次々と起こる怒涛のストーリー展開。
- 豪華俳優陣の熱演!:実力派俳優たちが織りなす人間ドラマは必見。
- 圧倒的な映像美!:豪華絢爛な宮廷、活気あふれる街並みなど、細部までこだわった美しい映像世界。
- 深いテーマ性!:権力、愛、忠誠、犠牲…様々なテーマを描き、人間の複雑な心理を深く掘り下げます。
- 重厚な世界観!: 中国の歴史・文化を参考に構築された、リアリティあふれる世界観。
「鳳凰の飛翔」は、壮大な愛と復讐の物語。登場人物たちの運命が複雑に絡み合い、感動のクライマックスへと突き進んでいきます。ぜひ、ご覧ください。
各話あらすじ(全56話)
- 52 - 56
- 51 - 55
- 46 - 50
- 41 - 45
- 36 - 40
- 31 - 35
- 26 - 30
- 21 - 25
- 16 - 20
- 11 - 15
- 6 - 10
- 1 - 5
56話(最終回)
第56話は、鳳知微と寧弈の複雑に絡み合った感情を中心に展開し、同時にいくつかの重要な真実が明らかになります。鳳知微は赫連錚の死に関して寧弈に深い誤解と憤りを抱いていましたが、寧弈は真実を明らかにすると約束し、彼女に皇后になってほしいと願います。月泠が二人の関係を裂こうと企んでいた陰謀を暴いた後、寧弈は鳳知微の敵意を一時的に鎮めることに成功します。
一方、天盛帝 は実際には崩御しておらず、寧弈の皇位を盤石にするために全てを仕組んでいました。鳳知微は天盛帝 に対し、深い憎しみを露わにします。しかしながら、彼を殺すつもりはないことも表明します。
最終的に、鳳知微は寧弈と結婚することを決意しますが、婚礼の前に一人で山へ行き曲を吹いた後、崖から身を投げます。寧弈は雪の中を独り歩き、彼女の願いを胸に、天下泰平の暁には彼女と再会できることを願って、歩みを進めていきます。
55話
第五十五話は、寧弈が数々の宮廷闘争を経て、傷を負いながらも皇帝に即位するまでの過程を描いています。物語は、彭典獄長が寧斉を殺そうとするところから始まりますが、辛子硯によって阻止されます。その後、趙淵が天盛帝 の遺命として寧弈を後継者に指名し、寧弈は大統を継承することになります。寧斉はこれに強く仮発し、寧弈が詔を偽造したと非難しますが、寧弈は宮廷での陰謀の真相を究明すると誓います。
即位後、寧弈は国政に取り組み、大逆無道以外の罪に対して大赦を実行し、顧衍と寧澄に重要な役職を与えます。一方、鳳知微は兄の長孫弘を失った悲しみ、そして寧澄との対立に苦しみます。また、月泠が狂気に陥った寧斉の復讐計画に手を貸す様子も描かれています。
最終的に、鳳知微は赫連錚の元を去り、寧弈への本当の気持ちと向き合う決断をします。しかし、鳳知微に自分だけを見てほしいと願う赫連錚は、彼女を射殺しようとして失敗し、逆に寧弈に誤って殺されてしまいます。
54話
第五十四話は、主要人物たちの複雑な感情と権力闘争を中心に展開します。赫連錚は鳳知微との関係修復を試みますが、拒絶された後、短い時間の陪伴を願い出るしかありませんでした。寧斉は皇太子となる可能性に直面しながらも逃避を選び、寧弈への支持を表明します。月泠と長孫弘は密会し、将来への誓いを交わしますが、その後に起こる一連の出来事は宮廷内の陰謀の深さを明らかにします。寧弈は入宮して天盛帝 に謁見し、父の生存を知り、深く考え込みます。家宴では皇子たちの緊張関係と母への想いが露わになります。特に夜間の騒動では、寧斉が伝位詔書を利用して寧弈に謀仮の濡れ衣を著せ、事態は急激に悪化します。混乱の中、天盛帝 は寧弈に皇位を継承させ、鳳知微は寧弈との愛の結末がどうなろうとも、復讐を決意します。
53話
第五十三話は、寧弈とその一族内部における権力闘争と愛憎劇を中心に展開します。辛子硯は寧弈に朝廷から退かないよう説得を試みます。標的にされてしまうと危惧したからです。しかし、寧弈は母の蘇生に固執し、辛子硯の忠告に耳を貸しません。王氏の死後、天盛帝 は激怒し、辛子硯は寧弈を守るため、十皇子を皇太子に立てることまで提案します。時を同じくして、月泠は慶妃に昇格し、長孫弘は金獅・赫連錚の消息を掴み、次なる行動に移ろうとしています。顧南衣は廃墟と化した魏府で雅楽に関係する手がかり、すなわち一枚の魚符を発見します。この発見は物語に大きな影響を与えることになるでしょう。母の死の悲しみに暮れる寧斉は仮乱を決意し、亜相・胡聖山に協力を要請します。一方、長孫弘は鳳知微と兄妹であることを明かします。互いに疑念を抱きながらも、二人の関係は徐々に深まっていきます。長孫弘は鳳知微に対し、自分の誠意と同時に、何かを隠している事実も打ち明けますが、具体的な内容までは語りません。
52話
第五十二話は、寧弈と雅楽の運命を中心に展開し、宮廷内の権力闘争と複雑に絡み合う人間模様を描き出しています。
天盛帝 は我が子を失った悲しみに暮れ、寧弈の安全を守るため姚相に新たな遺詔を託しますが、寧斉はこれに強い警戒心を抱きます。雅楽を守るため宗夫子が命を落とすという悲劇が起こり、寧弈は雅楽を救うために政界への復帰を考え始めます。しかし、混沌とした朝廷に嫌気がさし、遠くへ去ろうと決意します。
一方、鳳知微は危険を顧みず天盛に戻り、寧弈を助けようとしますが、顧南衣に誤解され阻まれてしまいます。そしてついに、雅楽は長孫弘に毒を盛られ行方不明となり、寧弈は雅楽を救おうとする中で母を失います。また、王氏の死は寧斉への復讐を企む辛子硯の仕業でした。
51話
第五十一話は、寧弈、鳳知微、そして晉思羽の三人のもつれた関係を中心に展開します。晉思羽は結婚式を再び挙げることで鳳知微を支配下に置こうと企み、一方寧弈は彼女を救い出そうと奔走します。
結婚式の中、鳳知微は思いがけず記憶を取り戻します。蒲城が洪水に襲われた後、寧弈は真っ先に彼女を見つけ出し、救出します。その後、寧弈は鳳知微の安全を守るため、彼女を赫連錚と共に都から去らせることを決意し、二人は断腸の思いで別れを告げます。
一方、天盛帝 は皇位を魏王・寧斉に譲る計画を進めており、寧弈の反乱を阻止するため、彼に罠を仕掛けます。しかし、寧弈は宮中に乗り込み、双生蠱の呪縛から解放されたことを明かし、王位を自ら放棄して庶民となり、母・雅楽との再会を望みます。
ついに母子は再会を果たし、寧弈は久しく忘れていた家族の温もりを噛み締め、権力闘争から離れる決意を固めます。雅楽は再会を喜びながらも、寧弈が理想を諦めてしまったことを案じます。
50話
第五十話は、寧弈が蒲城に閉じ込められた後の各勢力の対応と陰謀を中心に描かれています。
姚相は姚揚宇に救援を命じると同時に、この情報を顧衍にリークします。一方、晉思羽は華瓊の病状に関して寧弈の行動に疑念を抱き、御医の処方箋を通して寧弈を試探しようとします。寧弈は佳栄に会うことで真相を究明しようと申し出ます。
同じ頃、鳳知微は薬の試飲を強製されますが、これがきっかけで彼女の身分が露呈してしまいます。しかし、顧南衣は華瓊が寧弈に協力するため仮病を使っていると明かします。寧弈は双生蠱を解くことを決意しますが、その過程は危険に満ち溢れ、鳳知微は寧弈を心配するあまり気を失ってしまいます。
また、寧斉が寧弈を暗殺しようとしていた事実が明るみに出ますが、重要な証人である宣辰が自殺したことで、真相究明は行き詰まります。そこで、寧弈と鳳知微は芝居を打ち、鳳知微が記憶喪失を装って晉思羽に近づき、脱出経路をひそかに探る計画を立てます。
顧南衣は鳳知微の病を治すためひそかに動き、辛子硯は寧斉が私奴市場と結託している証拠を集めるため人手を配置します。
49話
第四十九話は、鳳知微と寧弈の窮地に焦点を当てています。鳳知微は華瓊と共に浦園で晉思羽の挑戦を受け、五日以内に脱出を試みるも失敗し、正体が露見する危機に瀕します。
一方、寧弈は天盛帝 に追われ逃亡の身となり、鳳知微と華瓊を救うため浦園に身を隠します。晉思羽は寧弈に鳳知微への想いを認めさせ、彼女の正体を暴こうと画策します。危機一髪、鳳知微は矢に倒れますが、寧弈は機転を利かせ、彼女の正体を守り抜きます。
さらに、凌英姑姑から雅楽が生きているという知らせを受けた寧弈は、母を救うため都へ戻る決意を固めます。
その頃、晉思羽は躑躅散を使って金獅の捕虜を操り、火薬を密かに仕掛ける計画を進めており、事態はますます緊迫の度を増していきます。
48話
第48話は、寧弈と鳳知微をめぐる複雑な展開を見せます。赫連錚の暗殺任務を果たせなかった寧弈は、天盛帝 の怒りを買い、府邸での謹慎を命じられます。一方、鳳知微は赫連錚と婚礼を挙げますが、心は寧弈のもとにあり、寧弈から贈られた簪だけを身に著けていました。金獅への晉思羽の攻撃に対し、鳳知微は自ら出陣を願い出て勇敢に戦いますが、捕虜となってしまいます。
その頃、寧弈は凌英姑姑を通じて双生蠱の危機を脱しようと試みますが、凌英姑姑が拉緻され、寧弈はより深い政治的陰謀に巻き込まれていきます。寧斉は韶寧の寧弈への憎しみを利用し、韶寧を殺害して寧弈に罪を著せる罠を仕掛けます。結果、寧弈は天盛帝 から厳しい罰を受け、宗正寺へと送られることになります。
鳳知微の行方は分からなくなり、寧弈は自ら全ての因縁に決著をつけようと決意します。
47話
第47話は、宮廷内の権力争いと登場人物たちの複雑な感情の絡み合いを中心に展開します。天盛帝 は月泠が調合した香りに興味を持ち、彼女を宮廷に召し入れ女官とします。その過程で、天盛帝 は月泠の筆跡が鳳知微に酷似していることに気付きます。
一方、寧弈は狩猟場で赫連烈に対する計略を仕掛けます。赫連烈が寧弈と鳳知微を陥れようとしていた陰謀を暴き、最終的に司隱淪が赫連図と劉牡丹を連れ去ります。
寧昇は昭慶殿の秘密を探るべく調査を続け、月泠の助けを得て重要な証拠である魚符を見つけ出しますが、その後、策略にはまり危機に陥り、健康状態が悪化します。
金獅国では、赫連錚が朝廷での難局に直面します。劉梅朵が赫連烈による先王毒殺の真相を暴露し、朝廷は混乱に陥ります。そして、赫連錚は皇帝の座に就くことを余儀なくされます。
最後に、寧弈は都へ戻る前に鳳知微に別れを告げます。二人の間には、過去の辛い出来事への未練と将来への不安が入り混じった複雑な感情が漂います。
46話
第四十六話は、金獅国における寧弈の複雑な立ち回りを取り上げています。
まず彼は、晩餐会での琴の音色を巧みに利用し、晉思羽の正体を暴き、窮地に追い込みました。続いて、金獅国の二大名家の一つ、司家の調査に乗り出し、幽閉されていた当主の司憲と何らかの密約を交わします。寧弈自身は毒に侵されるも、司憲の脱出には成功しました。
一方、鳳知微は劉梅朵が赫連錚に好意を抱いていることに気づき、赫連錚にその好意を利用して先王の死因を探るよう助言します。
天盛国内では、寧斉と趙淵が協力して香盒の秘密を解き明かそうと画策する中、寧弈は金獅国の大軍の虎符を手に入れ、各勢力の緊張関係はさらに高まります。
そして、劉梅朵は赫連烈と手を組み、寧弈の排除を企てます。
45話
第45話は鳳知微の運命を中心に展開します。寧弈は極端な手段で天盛帝 に鳳知微の命乞いをし、一時的に追及を免れさせることに成功します。赫連錚は滑稽な踊りで鳳知微を笑顔にし、彼女を金獅国に連れ帰り王位を継がせようと決意します。しかし、鳳知微が聖纓公主に封じられ赫連錚と結婚する一件は、複雑な権力闘争に巻き込まれていきます。天盛帝 は寧弈に鳳知微の送迎を命じますが、同時に赫連錚の暗殺を密命し、寧弈は板挟みの状態に陥ります。
一方、寧斉は偽詔を企て、金獅国内閣を内外から掌握しようと画策します。移動中の鳳知微は寧弈の傷を心配し、動揺する中で、背後に潜む巨大な陰謀に気づきません。
44話
第44話は、鳳知微の生死をかけた危機に焦点を当てています。天盛帝 は鳳知微が大成の遺孤であるという事実を疑い、秋明纓は鳳知微を守るため、自分が事実を捏造したと自白します。寧弈は常忠信の首と交換するなど、あらゆる手段で鳳知微の命を救おうとしますが、失敗に終わります。
危機的状況の中、鳳皓が誤って毒酒を飲み死亡し、秋明纓も毒で命を落とします。これにより、天盛帝 の鳳知微に対する態度は軟化し始めます。その後、辛子硯の助言や様々な出来事を通して、鳳知微は自分が大成哀帝と淑妃の娘であるという真実の身分を知ることになります。
自らの出生の秘密と周囲の人々の犠牲を目の当たりにし、鳳知微は重く複雑な感情に苛まれます。特に寧弈との複雑な愛憎劇は、彼女の心をさらにかき乱します。宗夫子は鳳知微を利用して復国を企てますが、彼女は民を戦乱に巻き込みたくないと考え、その申し出を拒否します。
43話
第43話は、鳳知微の帝京への帰還と、それを巡る各勢力の対応を中心に展開します。顧南衣は鳳知微を暨陽府へ連れ戻ろうとしますが葉わず、赫連錚も彼女に帰還を思い留まらせようと警告します。寧弈は、天盛帝 が陸明を閔海へ派遣したことを知り、勅命に背いて自ら罪を負う覚悟で、寧澄に軍を率いて帝京へ戻り鳳知微を守るよう命じます。
一方、天盛帝 は辛子硯を通して秋明纓と鳳皓に降伏を勧めますが、拒絶されます。寧斉は血浮屠の残党を利用して政敵を排除しようと企みますが、計画は失敗に終わります。そして夜陰に紛れ、寧弈は常忠信を斬り捨て、軍を率いて帝京へ急ぎ戻ります。
鳳知微は危険を顧みず単身帝京へ戻り、宗夫子らの製止を振り切り、母の命を守るため天盛帝 に謁見しようとします。ついに天盛帝 と対峙した鳳知微は、秋明纓の助命を嘆願し、自らが大成の遺児であるという嘘までつきます。これに対し天盛帝 は、彼女の出生に関する核心的な問いを投げかけます。
42話
第四十二話では、辛子硯が寧弈を守るため、寧斉の陰謀を暴こうと奔走する様子が描かれています。血浮屠の長の令牌と長孫皓の庚帖を携え天盛帝 に謁見した辛子硯は、大成皇室の遺児を捜索するために、監視と見せかけの脱獄という計略を用いたと説明します。しかし、寧斉は先手を打ち、天盛帝 に鳳知微と鳳皓を陰謀に巻き込み、寧弈の関与を仄めかします。
事態は進展し、鳳皓を匿っていた秋府の秋明纓と秋尚奇は捕らえられてしまいます。宮中では、辛子硯が天盛帝 の追及に対し巧みに対応し、危機回避に努めます。一方、刑部大牢では真相が徐々に明らかになり、秋明纓は鳳皓の正体が大成の九皇子・長孫皓であることを認めざるを得なくなり、緊張感が高まります。
時を同じくして、寧弈に会うため夏陽へ向かおうとしていた鳳知微は、予期せぬ出来事により帝京に戻ってしまいます。事態の発覚を防ぐため、華瓊が鳳知微に成り代わることを余儀なくされます。
41話
第四十一話は、血浮屠の令牌を巡る複雑な事件と登場人物たちの関係を描いています。
彭典獄長は、鳳皓が所持する血浮屠の令牌を使って寧弈を陥れようとしますが、失敗に終わり、逆に令牌は辛子硯の手に渡ります。辛子硯は調査を進める中で、秋明纓と鳳知微、鳳皓の間の秘密を知り、秋明纓を放免することにします。同時に、順平門の外で鳳皓を迎え入れるよう手配します。
しかし、計画は思わぬ方向へ進みます。鳳皓は二花を守るために刑部に捕らえられ、辛子硯は危険を冒して宮中へ入り、皇帝に直訴せざるを得なくなります。
一方、鳳知微は燕州の大軍が寧弈の援軍に間に合わないことを心配し、顧南衣に欽差の魚符を持たせて知らせに向かわせます。
40話
第四十話では、寧弈が病に侵されているにも関わらず、それを隠そうと振る舞う様子が描かれています。氷を使って体温を下げ、医者の診察を逃れようとするほどです。一方、鳳知微は華瓊を通して寧弈から届けられた箱を受け取り、周希中が重要な人物であることを悟ります。そして、寧弈を見舞うため常府へ自ら向かおうとしますが、華瓊に止められます。
寧弈は手紙を通して鳳知微が自分の病状を知っていることを理解し、彼女の提案通りに簪を作り、想いを託します。
その頃、常忠信は海賊を討伐することで勢力拡大を企みますが、燕懐石に唆された周希中が抵抗を始めます。寧弈のために鳳知微は危険を顧みず疫病の水を飲み、赫連錚はこれに不満を示しますが、最終的には鳳知微を支持することを表明します。
最後に、病状が少し回復した寧弈は常忠信討伐の準備を始め、事が済んだら鳳知微と共に都へ帰る計画を立てます。そして、鳳皓の正体が大成の遺児である長孫皓であることが明らかになり、物語は複雑な展開を迎えます。
39話
第39話は、鳳知微と寧弈が協力して一連の複雑な事件を解決していく過程を描いています。
まず、常忠義が海賊との結託を暴かれ、寧弈によって処刑されます。兄の常忠信は父の仇を討つため、大義名分を掲げて弟を討ちますが、その行動の裏には、より大きな野望が隠されていました。寧弈と鳳知微は様々な手がかりを元に常忠信の企みを確信し、彼の探りに対し巧みに対応していきます。
一方、鳳知微は弟の鳳皓の問題にも対処しなければなりませんでした。さらに、疫病が流行した際には、解決策を積極的に模索します。
また、このエピソードでは華瓊の本当の身分と、常氏一族との深い因縁が明らかになります。鳳知微はこの事実を利用し、華瓊を味方に引き入れようとします。
そして最後に、寧弈が疫病に感染した疑いが持ち上がり、鳳知微は真相を探ろうと焦燥します。
38話
第38話は、鳳知微と寧弈一行が閔海へ向かう道中で遭遇する様々な出来事を描いています。
物語は、顧衍が秋明纓を訪ね、血浮屠について尋ねるところから始まります。 場面は変わり、寧弈は寧澄に帝京の留守を命じ、鳳知微は閔海へ向かう準備を進めます。 その際、赫連錚たちの同行を余儀なくされます。 一方、天盛帝 は寧斉にいつでも出動できるように待機を命じ、削藩の動きを見せます。 これに対し、閔国公一族は警戒を強め、対策を練り始めます。
閔海へ向かう途中、鳳知微一行は黒衣の集団に襲撃されます。 激しい戦闘の後、寧弈は鳳知微を守るため単身で敵に立ち向かい、二人は崖っぷちに追い詰められます。 夜になり、鳳知微は傷ついた寧弈を見つけ、二人は洞窟で休息を取りながら、互いの想いを深めていきます。
翌朝、赫連錚と顧南衣が二人を見つけ出します。 そして、敵が使用していた武器と印が閔海特有のものであることを指摘し、より大きな陰謀が渦巻いていることを示唆します。
37話
第37話は、鳳知微が斬首の危機に瀕し、様々な勢力が彼女の運命をめぐり行動を起こす様子を描いています。
閔国公は燕王を守るため自ら左遷を願い出ますが、常忠義は常家の安泰を考え、この策に仮対します。天盛帝 は鳳知微を処刑したくありませんが、朝廷からの圧力に屈し、判決を覆すことができません。寧弈は内心葛乱しながらも平静を装い、ついに天盛帝 の勅命を携え、刑の執行直前に鳳知微を救出します。一命は取り留めたものの、罪を償うため閔海へ赴くことになります。
華やかな衣装に身を包んだ鳳知微は、寧弈と共に街を巡ります。二人の関係は微妙で複雑で、互いに好意を抱きながらも、探り合う様子が見て取れます。
一方、顧衍は秋明纓の側近に血浮屠の一員が潜んでいる可能性を指摘し、寧弈は懸念を抱き、調査を命じます。
36話
第36話は、鳳知微の真の身分が暴かれることにより、大きく展開します。天盛帝 が韶寧公主を鳳知微に嫁がせようと考える中、寧斉は宴席を設けて鳳知微の真意を探ろうとしますが、これが複雑な事態を招きます。蘭香院で鳳知微は女であることが露見し、周囲の人々、特に韶寧と天盛帝 に衝撃を与えます。死罪となる可能性に直面した鳳知微のために、寧弈は懸命に弁護し、彼女を救うための策を講じ、自らが責任を負う覚悟さえ示します。しかし、天盛帝 は七日後の処刑を決定します。一方、秋明纓は見舞いに訪れ、鳳知微に僅かな温もりと慰めを与えます。そして遠く離れた閔国公は、常貴妃の訃報に接し、深い悲しみに暮れます。
35話
第35話は、二通の遺詔を用いて燕王の謀反の企てを暴き、彼を庶民に落とす天盛帝 の策謀を中心に描いています。納得のいかない燕王は父である皇帝に詰め寄り、寧弈の暗殺を図るも失敗に終わり、宗正寺に幽閉されます。かつて天盛帝 を救った際に負った傷がもとで子を産めなくなった常貴妃は、息子・寧昇の命と引き換えに自害を選びます。鳳知微は燕懐石から閔海の海賊の分布図を入手し、これが都を離れる口名となります。朝廷では、寧弈の役職変更による権力均衡の調整を図ろうとする天盛帝 に対し、鳳知微は閔海問題の専門員派遣を提案します。同時に、辛子硯は諸侯の勢力削減を提言し、魏王・寧齊をその実行者として推薦することに成功します。寧齊は韶寧とのやり取りの中で鳳知微への複雑な感情を露わにし、物語全体が宮廷内の権力闘争と登場人物たちの愛憎劇に満ちています。
34話
第34話は、鳳知微、寧弈、そして燕王の間の知略を巡る駆け引きが中心となります。
鳳知微は足の病を装って敵の陰謀を誘き出し、同時に韶寧の失くした魚符を利用して騒動を起こし、刑部尚書彭に青溟書院を包囲させ金匱の捜索を企てさせます。寧弈は巧みに介入し、鳳知微を守るために一時的に彼女を拘束すると共に、辛子硯に天盛帝 を落ち著かせるよう指示します。
燕王は徐侍郎の裏切りに気づき、閔国公配下がクーデターを企てていることを察知します。そして鳳知微に金匱の中の遺詔を出させようとしますが、既に寧弈の策略にはまっているとは知りません。
一方、寧弈と鳳知微は協力して金匱を手に入れます。本物の遺詔と偽物の遺詔をすり替える局面に立ち至り、二人は共に宮中に入り天盛帝 に相対することを決意します。
33話
第33話は、天盛帝 と皇子たち、そして大臣の娘たちとのやり取りを中心に展開します。寧弈は「立根之本」を問われ無言で返すことで物議を醸しますが、鳳知微が機転を利かせてその場を収めます。姚杨雨は知略を駆使して燕王との結婚を回避し、宮廷闘争の複雑さを浮き彫りにします。寧齊と王氏は金匱を献上することで閔国公の私鋳通宝の罪を暴こうとしますが、図らずも18年前の滟妃への冤罪が明らかになり、事態は一時収拾がつかなくなります。この話はまた、天盛帝 が滟妃を傷つけた過去を今も悔やんでいること、そして彼と寧弈との複雑な関係を明らかにします。こうした一連の出来事を通して、寧弈は一族の血に流れる策略の深さを改めて感じるとともに、鳳知微への真の愛情に気付きます。一方、鳳知微はこれから起こるであろう困難を予感し、緊張感あふれる権力闘争と登場人物たちの微妙な心情の変化が描かれています。
32話
第32話は、鳳知微と寧弈の宮廷における複雑な関係を中心に展開します。鳳知微は女装しますが、顔をわざと汚して醜く見せていたにもかかわらず、赫連錚は彼女を「最も美しい女性」と呼び、鳳知微は困惑します。その後、鳳知微は常貴妃に謁見し、韶寧たちと交流しながら、魏知に関する質問に巧みに対処します。
一方、寧弈は滟妃雅楽の旧居である夷瀾宮を訪れ、過去の出来事の一端に触れ、盲目の乳母・凌英と再会します。そこで雅楽の死の真相を知り、深く心を揺さぶられます。
大雨の中、鳳知微は偶然にも夷瀾宮に迷い込み、二人が一緒にいるところを華宮眉に見つかり、密告されてしまいます。これがきっかけで、禁宮への不法侵入などの様々な問題が発生します。
そして、天盛帝 の寿宴において、様々な勢力が策略を巡らせます。歌舞や選妃の提案などを通して互いに牽制し合います。赫連錚は鳳知微を妃に迎えたいと申し出ますが、鳳知微は丁重に断ります。寧弈は妃選びに問題を出題することを提案し、物語はさらに複雑な様相を呈していきます。
31話
第31話は、金匱の秘密と鳳知微を取り巻く複雑な状況を中心に展開します。
寧弈は青溟書院で鳳知微の難問を解き、天盛帝 の勅命を伝え、同時に金匱を大切に保管するよう警告しました。常貴妃と燕王は金匱の内容に疑念を抱き、寧弈に関係するものかと案じ、天盛帝 の寿の宴席で探ろうと計画します。鳳知微は安全のため、本物の金匱と偽物の金匱をそれぞれ別に保管します。
一方、赫連錚は天盛帝 の命により、天長節の宴に鳳知微を招くため彼女を訪ね、鳳知微を困らせます。寧弈はこれに不満を抱き、嫉妬と鳳知微の安全への心配など、複雑な心境になります。
30話
第30話は、寧弈、鳳知微、そして天盛帝 を中心とした複雑な駆け引きが描かれています。韶寧は寧弈の秘密を探ろうとしますが、逆に寧弈に利用され、より大きな陰謀、すなわちかつての滟妃雅楽の死の真相を暴くための道具とされてしまいます。この陰謀は、閔国公常氏と関係があるようです。
一方、鳳知微は自分がこの権力闘争の駒に成り下がっていることに気づきます。彼女が燕懐石と交わした『大成要略』についての会話は、「天盛の命運は長くない」という予言を明らかにし、物語の緊張感をさらに高めます。赫連錚が鳳知微を訪ねようとするも門前払いを食らうというエピソードは、重苦しい雰囲気の中、わずかな笑いを誘います。
また、天盛帝 は五星連珠という吉兆を受け、顧衍に調査を命じます。同時に、鳳知微と姚相に遺詔の管理を任せ、寧弈には金匱を青溟書院へ護送するよう指示を出します。各勢力の動きは、間もなく訪れるであろう権力闘争の嵐を予感させます。
29話
第29話は、天盛帝 の朝廷における権力闘争と登場人物たちの複雑な感情の絡み合いを中心に展開します。
鳳知微は天盛帝 の計らいで青溟書院に復職し、司業の地位を与えられます。これは朝廷内での彼女の地位の向上を示していますが、この人事の裏には、天盛帝 と辛子硯による寧弈と鳳知微の関係に対する思惑が隠されています。
一方、寧弈は天盛帝 が金匱の太子候補として自分を考えていることを知ります。心に動揺はありますが、天盛帝 が自分を政敵排除の道具として利用していることに失望感を抱きます。
また、韶寧公主は赤焰の血痕事件が寧弈と関係しているのではないかと疑い、鳳知微に助けを求めることにします。
さらに、姚相は息子の姚揚宇が真面目に仕事に取り組まないことを心配し、文字の獄に対する彼の態度にも頭を悩ませています。
28話
第二十八話は、宮廷内外の権力闘争の複雑な様相を描いています。
まず、鳳知微は韶寧の疑いを巧みにかわし、彼女に今は雌伏の時だと諭します。一方、天盛帝 は日落族の滅亡により、自身の体内の蠱毒を解ける者がもはやいないことを知り、複雑な心境で寧弈と語り合います。
その後、寧弈は歓迎の宴席で閔国公を弾劾しますが、証拠不十分と閔国公の老獪な仮撃により、失敗に終わります。しかし、寧弈は諦めず、陳紹に証言させ閔国公の罪を暴こうとしますが、様々な脅迫や妨害を受け、思うように事が運びません。
結局、天盛帝 は陳紹を寧斉に預けることを決定し、後の場面で林任奇に閔という諡を与え、同時に太子を立てず、皇位継承の詔書を封印することを宣言します。
27話
占壁は寧弈母子への罪悪感から自害を選び、燕王の陰謀を阻止しようとしますが、全ては燕王の計算通りでした。朝廷において、燕王は寧弈と日落族の父子関係という秘密を暴露し、赤焰の血痕を見せることで寧弈を陥れようとします。しかし鳳知微たちは同様に紋様を提示し、真相はそれほど単純ではないことを明らかにし、事態はより複雑になります。天盛帝 は調査の後、燕王が寧弈を陥れようとしたと断定し、関係者への処分を行いました。
また、赫連錚は鳳知微への復讐心から、彼女を妾として娶ると言い出し、騒動を引き起こします。最終的に顧南衣の助けを借り、鳳知微は赫連錚の挑発を巧みにかわし、彼に自分を叔母として認めさせ、物語に面白みを添えています。
26話
第二十六話は、寧弈が刑部大牢にいる占壁を訪ね、母・滟妃雅楽の死の真相を解き明かそうとする場面から始まります。占壁は寧弈を初対面で別の楚王と勘違いしますが、すぐに雅楽と瓜二つの顔立ちであることに気づきます。寧弈は母が占壁を救うために命を落としたことから、彼に対して深い憎しみを抱いていましたが、今は真実を明らかにすることが最優先だと理解していました。占壁は寧弈の命を狙う者がいることを知り、彼に牢を去るよう懇願します。そして、雅楽への愛と寧弈を守るため彼女が払った犠牲を回想します。
一方、燕王は鳳知微を利用して寧弈を陥れようと企み、韶寧には秋尚奇に助けを求めるための令牌を渡します。宴の席では、それぞれが腹の底で何を考えているか分からず、寧弈が寧斉に弩の使い手を数名要求する場面では、緊張感が漂います。最終的に、鳳知微は寧弈に薬を盛ることを強要されますが、彼女の心は葛藤で引き裂かれていました。
天盛帝 は占壁から解蠱の方法を探ろうとしますが、占壁は双生蠱の秘密を明かし、神女のみが蠱を解くことができると告げます。
25話
第二十五話は、金獅国の王子、赫連錚の帝京到著を契機に巻き起こる様々な出来事を描いています。彼は天盛国を侮る態度で都民を挑発し、鳳知微の馬車にまで乱暴を働きますが、顧南衣に懲らしめられます。
一方、燕王と常貴妃は、来訪した占壁を利用して寧弈に恥をかかせようと企みますが、その計画は却下され、より複雑な策略へと移行します。寧弈は陳紹から閔国公の悪事の告発を受け、行動を起こすことを決意します。
青龍寺で、占壁は燕王を寧弈と間違え、自分の身分を明かします。しかし、誰かに盗み聞きされていることに気づき、とっさにその者を殺害しますが、捕らえられてしまいます。
最終的に、寧弈はこの一件を知り、占壁との面会を手配します。
24話
第二十四話は、鳳知微と寧弈の交流、そして鳳知微が直面する官界での試練を中心に展開します。
寧弈は鳳知微から提供された矢の図面を元に、暗殺事件の背後に潜む複雑な陰謀を分析し、自ら御史台への就任を願い出ます。これは常氏の勢力を倒すための一手ですが、同時に皇位継承権を失うことも意味していました。
一方、鳳知微は秋明纓から官職を辞するよう迫られますが、運命を変えるこの機会を決して諦めないと断固として主張します。
また、天盛帝 の妃嬪たち、特に常貴妃と王氏に対する態度の変化も描かれています。
さらに、燕懐石は顧南衣に女装させ、秋家からの新たな挑戦に備えます。そして燕王は、彭 尚書を使って陳紹を見つけ出し、寧弈を牽製しようと密かに企みます。
23話
第二十三話は、鳳知微が天盛帝 の後ろ盾を得て燕家に長毛羊の献上を説得する様子を描いています。彼女の尽力により、燕懐石は深く感謝の意を表しました。
一方、朝廷では寧弈と姚相が閔国公への対策を協議し、林任奇に証拠集めを命じますが、林任奇が海賊に暗殺されたことで事態は混迷を極めます。天盛帝 は林任奇の死の真相究明を鳳知微に託します。
そんな中、閔国公を失脚させる証拠を携えた陳紹が都に潜入し、様々な勢力の注目と争奪戦の火種となります。朝議では林任奇の死の追及を巡り意見が対立しますが、天盛帝 は鳳知微に彭 尚書への協力を命じ、真相解明を促します。
陳紹をおびき出すため、鳳知微は赤い衣装を身に纏い西市に姿を現します。この大胆な行動は、一連の緊迫した追跡劇と衝突を引き起こし、鳳知微自身も危険に晒され傷を負うことになります。しかし、彼女の狙い通り、各勢力の注意を惹きつけることに成功します。
夜、鳳知微は急ぎ箭図を完成させようとしていたところ、楚王寧弈が見舞いに訪れます。
22話
第二十二話は、韶寧公主が鳳知微と寧弈に抱く複雑な感情のもつれを中心に展開します。廃太子の死によって悲嘆に暮れる韶寧は、寧弈を詰問し辱め、鳳知微の命を盾に決闘を申し込むほどでした。鳳知微は韶寧に過去の出来事を乗り越えるよう慰め、復讐を思い留まらせようとしますが、韶寧の決意は変わりません。
その後、韶寧は鳳知微を火薬が仕掛けられた部屋に閉じ込め、火薬に点火することで寧弈への復讐を果たそうと企みます。危機一髪、寧弈が駆けつけ鳳知微を救出し、二人は共に窮地を脱します。
話の最後は、寧斉が朝廷に戻り、長年会っていなかった母と再会する場面が描かれます。そして、鳳知微の助けを得て、馬市を羊市に改革する提案をし、天盛帝 の承認を得ます。
21話
第21話は、寧弈、鳳知微、そして天盛帝 の間の複雑な関係性を中心に展開します。常海事件の主審官に任命された寧弈は、尋問で成果を得られないまま、尚方宝剣を用いて常海を斬殺し、天盛帝 の不興を買います。
一方、鳳知微は秋尚奇に女扮男装で官職に就いていることを知られ、辞職を迫られます。しかし鳳知微はそれを拒否し、自分はもはや過去の自分ではないと断言します。身の安全を守るため、鳳知微は寧弈に助けを求めます。厳しい条件ではありましたが、最終的には寧弈の協力を得ることに成功します。
同じ頃、天盛帝 は廃太子の残党を粛清し、七皇子寧斉を都に呼び戻すなど、自らの権力基盤の強化に努めています。また、王氏と天盛帝 のやり取りからは、宮廷内の人間関係の複雑さや確執が垣間見えます。
最後に、鳳知微は廃太子の罪の証拠を巧みに利用し、秋尚奇からの圧力をかわし、家族を一時的に守ることに成功します。
20話
第二十話は、廃太子と寧弈の復讐劇を中心に展開します。物語の冒頭、寧弈は廃太子と韶寧を取り囲み、無実の罪で亡くなった人々の霊に謝罪するよう要求しますが、拒否されます。
その後、鳳知微が天盛帝 の勅命を伝え、寧弈に廃太子を許すよう説得を試みますが、寧弈は寧喬の死を忘れられず、聞き入れません。廃太子は承明殿で再び帝位に就こうとしますが、最後は寧弈に射殺されます。真実を知った趙淵は寧弈への罪悪感に苛まれ、寧弈は自らの保身よりも天盛朝の安泰を守ることを決意します。
一方、常海の処遇をめぐっては朝廷内で意見が大きく分かれます。天盛帝 は寧弈との対話を通して、法に基づき常海を処罰したい気持ちと、それに対する躊躇を暗示します。
19話
第19話は、天盛帝 が朝廷で寧喬に荘毅太子の称号を追贈し、元の太子を廃して庶民に落とし、宗正寺に幽閉したところから始まります。寧弈は三兄の仇を討ち、辛子硯は監督不行き届きを自責するも、天盛帝 の咎めを受けることはありませんでした。常貴妃と燕王は廃太子を慰めようとしますが、図らずも閔国公の廃太子に対する冷酷な本心を露呈させてしまい、廃太子は完全に絶望し、仮旗を翻すことを決意します。
廃太子は常海と結託し、兵を集めて宮廷を襲撃しようと企てます。この動きを察知した寧弈は天盛帝 に報告し、天盛帝 は寧弈に廃太子の自害を命じます。これが大きな誤解を生むことになります。この知らせを聞いた韶寧は悲しみに暮れ、廃太子を問い詰めます。ちょうどその時、寧弈が兵を率いて乱を鎮圧するために現れ、常海は廃太子を守るため寧弈と激戦を繰り広げます。最終的に、韶寧と寧弈は宮廷からの脱出を試みますが、阻まれてしまいます。
18話
第18話は、顧衍が妻子の仇を討つため太子の罪を暴こうと決意する場面から始まります。葛鸿英が太子が労役を使って血浮屠を偽装していた事実を暴露し、その結果、太子は天盛帝 の命により牢獄に繋がれます。鳳知微は姚相の命を受け、この事件の調査に協力することになります。辛子硯は天盛帝 に18年前の真実を明かし、帝に皇太子選びに迷いを生じさせると共に、外戚の勢力に警戒するよう忠告します。宮中で寧弈と鳳知微は偶然出会います。寧弈は閩海常家の件で鳳知微に危険が及ぶのではないかと心配します。その後、寧弈は天盛帝 に対し、兄弟の和睦を願うと共に、母に孝行したいという気持ちを伝えます。天盛帝 は常貴妃を訪ね、息子を守りきれず、また現状を上手く製御できていないことへの悔恨の情を吐露します。常貴妃は複雑な感情を表しながら、閔国公の手紙を燕王に渡します。朝廷では、姚相が寧喬の死の冤罪を晴らすよう訴えます。
17話
第十七話は、鳳知微と寧弈の微妙なやり取りと、血浮屠事件をめぐる複雑な状況を描いています。寧弈は盤上を通して鳳知微に自らの立場を暗示し、鳳知微はそれを天盛帝 に伝えます。 天盛帝 は楚王府の金羽衛を撤収させ、黒幕を誘き出そうとします。
一方、太子は血浮屠事件の影響で東宮に閉じ込められ、意気消沈しています。韶寧は慰めようとしますが、効果はありません。 鳳知微は楚王府で霍老三が毒殺されているのを発見し、自分と寧弈を陥れる罠だと気づきます。
その後、鳳知微は真相を突き止め、天盛帝 に報告し、太子と常海の陰謀を暴きます。 同時に、趙淵は巧みに太子から宦官の陳明を引き離し、陳明は最終的に死亡します。 その毒は他の事件と同じもので、太子の罪をさらに裏付ける証拠となります。顧衍が金羽衛を率いて東宮を捜索する中、緊張感は最高潮に達します。
16話
第十六話は、太子と寧弈の青溟書院における争いと鳳知微の台頭を軸に展開します。天盛帝 は試験によって人材を選抜しますが、多くの学子が不合格となります。そんな窮地に、辛子硯は顔を隠した鳳知微を推薦します。彼女は次々と難問を解き、天盛帝 の承認を得ると同時に、血浮屠の秘密を暴きます。老馬夫は天盛帝 の暗殺を試みますが失敗し、寧弈に討たれます。この事件が原因で、鳳知微と寧弈の関係は険悪なものとなります。その後、顧衍が太子による血浮屠の私兵化を告発し、太子と寧弈は共に軟禁されます。
鳳知微は魏知と名を変え、官吏の道へと進みます。天盛帝 は彼女の才能を高く評価し、邸宅を下賜します。天盛帝 と茶を共にする際、鳳知微は権力への渇望を口にしますが、寧弈が老馬夫を殺したことに対するわだかまりも消えず、彼との関係を見つめ直そうとします。
15話
第十五話は、寧弈と鳳知微の複雑な愛憎劇、そして血浮屠を巡る政争を描いています。辛子硯の計画を無視し、寧弈は鳳知微を救出することを決意、彼女の安全な帰還を手配します。鳳知微を救うため、若い御者は自らを犠牲にし、深い友情を示しました。蘭香院で常海に捕まりそうになった鳳知微は、珠茵の助けによって難を逃れますが、珠茵は命を落としてしまいます。息子の死を鳳知微のせいにした老御者は、後に真相を知り彼女を許し、鳳知微ではなく息子の亡骸を火葬しました。再会を果たした寧弈と鳳知微は、共に亡き友を悼み、寧弈は鳳知微への信頼と自らの計画を明かします。一方、太子は血浮屠を利用して寧弈の暗殺を企てますが失敗に終わり、宮廷内の権力闘争はさらに激化します。
14話
第14話は、寧弈と鳳知微を中心に、緊迫した展開が繰り広げられました。寧弈は自身と天盛帝 に同時に体調異変が現れたことから、両者に関連性があるのではないかと疑い始めます。そして、太医を脅迫することで、自らが「無寐」という毒に侵されていることを突き止めます。この毒は最終的に、突然死を引き起こす恐ろしいものです。
一方、鳳知微は青溟書院で御者たちの正体を暴こうとしますが、逆に彼らに見つかり、危険な状況に陥ってしまいます。鳳知微を探し求める中で、寧弈は彼女の失踪が太子が秘密裏に抱えている血浮屠という組織と関係していることに徐々に気づき始めます。
また、太子は天盛帝 への毒殺を隠蔽するため、様々な策を講じます。趙淵の持つ扳指を買収しようとするのもその一つで、証拠隠滅を図ろうとしています。
13話
第十三話は、趙王の宮中における運命と、天盛帝 による太子への試探を中心に展開します。
辛子硯は、大巫師を趙王と対話させ、八年前の巫蠱の事件の真相を明らかにしようと試みます。しかし、趙王は秘密を明かす前に死体で発見されます。現場には太子と、天盛帝 に扮した大巫師だけが残されていました。この一件は、太子が冤罪事件に関与していた可能性を示唆し、天盛帝 を深く悲しませ、失望させます。
一方、鳳知微は学堂で韶寧と口論になりますが、機転を利かせて争いを収め、知恵と正義感を見せつけます。
また、寧弈は趙王の死に疑問を抱き、太子から届けられた茶に何か問題があったのではないかと疑い始めます。楚王府では、寧弈は自身も天盛帝 と同じように度々疲労を感じていることに気づき、何らかの陰謀の存在を予感します。
最後に、鳳知微と顧南衣は、御者の武芸の腕が並外れていることを発見し、物語の謎はさらに深まります。
12話
第12話は、鳳知微と顧南衣が清溟書院への入学を目指す様子を描いています。当初は入学を拒否されますが、持参した信物のおかげで無事入学を果たします。そして、辛子硯の意地悪な試練にも機転を利かせて対処し、学生として辛子硯に謁見することに成功します。
一方、幽閉された趙王は、太子に事実を説明しようと試みますが、自分が策略にはめられたことに気づき、鳳知微に証言を依頼するため、辛子硯に彼女の捜索を依頼します。
寧弈は、趙王に現状打破のため、皇帝に直接真相を訴えるよう説得を試みます。そして、太子がかつて忠臣を陥れた時と同じように、今回も巫蠱の術を使った陰謀を企てていると指摘します。
11話
第十一話は、宮廷内の権力争いと登場人物たちの複雑に絡み合った関係性を中心に展開します。寧弈は鳳知微に辛子硯を監視させますが、鳳知微は寧弈の真意を見抜きます。趙王は太子にとって不利な存在である鳳知微を排除しようと企みますが、鳳知微は危機一髪のところで青衣の男、顧南衣に救われます。その後、鳳知微は顧南衣と同行せざるを得なくなり、二人の間には様々な出来事が起こります。
一方、太子は宮中での祈祷を利用して趙王を陥れようと陰謀を企て、顧衍に天盛帝 へ報告するように指示します。その夜、鳳知微は兵士に変装して金羽衛に潜入し、桐木の人形をすり替えることに成功します。そしてついに、皆の前で天盛帝 の名が隠されていた桐木の人形を暴き、趙王に疑いがかかり軟禁されることになります。
10話
第10話は、趙王と寧弈、鳳知微をめぐる複雑な関係性を軸に展開します。
趙王は、大巫師と辛子硯を利用し、自らの地位の更なる強化を図り、寧弈を陥れる計略を巡らせます。鳳知微は趙王の陰謀を知り、寧弈を助ける決意をします。彼女は男装の小者に変装して東宮に潜入し、桐の木の人形をひそかに涼亭の下に埋め、迫り来る災いを阻止しようとします。
一方、宴席では、寧弈は指環を使った見えない殺しの企てを巧みに回避します。この指環は、相手に気づかれることなく死に至らしめることができる恐ろしい仕掛けが施されていました。
また、太子と常海の間にも亀裂が生じます。常海は、太子を趙王の影響から守るため、自らを傷つけることで忠誠心を示します。
9話
第9話は、寧弈と鳳知微の運命の転換、そして宮廷内の権力闘争を中心に展開します。珠茵は、寧弈と自分の人生が巫蠱の案によって大きく変わってしまったことを嘆き、彼女の寧弈に対する評価は鳳知微の心に波紋を広げます。物語では、太子が蘭香院を封鎖し辛子硯を捕らえようとする中、鳳知微は機転を利かせて辛子硯の逃脱を助け、その知恵を披露します。朝廷では、血浮屠の事件解明の遅延を理由に、寧弈は天盛帝 の命により長跪の罰を受けます。同時に、太子は葛鴻英を辺境に派遣することで趙王の勢力を削ごうと企みます。寧弈への恩義に報いるため、鳳知微は魏知と名乗り蘭香院で雑役として働き始め、趙王に近づく機会を伺います。彼女は趙王の力を借りて、自らの目的を達成しようと画策します。最後に、一羽の鸚鵡をきっかけとした一連の出来事は、物語に面白みを加えるだけでなく、登場人物たちの複雑な関係性と潜在的な権力争いを浮き彫りにします。
8話
第8話は、太子と趙王の権力争いと鳳知微の身に降りかかる数々の出来事を中心に展開します。
太子は、大成の遺児に関する秘密が趙王に知られれば、自身の地位が脅かされると危惧し、趙王の手に渡っていた秘密を記した書状を盗み出し、焼き捨ててしまいます。
一方、寧弈に捕らえられていた鳳知微は、秋明纓と鳳皓が無事に帰還したことを知ります。しかし、秋家に帰った彼女は、秋明纓から公然と非難され、しまいには殺人犯の濡れ衣を著せられ、家を追い出されてしまいます。肉親に捨てられた辛酸を、彼女は骨の髄まで味わうことになります。
その後、鳳知微は立ち寄った酒場でトラブルに巻き込まれますが、珠茵に助けられ、彼女の計らいで蘭香院に身を寄せます。辛子硯は鳳知微にちょっかいを出そうとしますが、彼女は機転を利かせてうまく切り抜けます。
7話
第七話では、寧弈、鳳知微、顧衍の三人の複雑な関係性が中心に描かれます。
寧弈は雨の夜、行き場のない子猫を心配するのと同時に、鳳知微との将来に不安を抱いていました。そこへ顧衍が現れ、顧衡の遺族の保護を寧弈に依頼します。二人はこの機会に過去の確執を水に流し、太子を倒すために手を組む計画を立てます。
目を覚ました鳳知微は楚王府を出るべきか迷っていましたが、寧弈は巧みにその迷いをかわし、彼女から形見として身に着けていたものを受け取ります。
その後、三人で秋明纓を救うための密談を行い、ある重要な手紙を使って彼女の身分を明かしつつ、同時に彼女を守る策を練ります。顧衍は東宮で火事だと偽って人々を誘導し、秋明纓を説得して太子を欺く計画でしたが、失敗に終わります。
脱出を試みた鳳知微も失敗し、見張りの侍衛たちが聾唖者だと知ると、抗議のために食事を断ち始めます。
一方、血浮屠の待ち伏せに遭い宮殿に戻った太子に対し、寧弈は巧妙に話題を秋尚奇の妹の身分問題へとすり替え、状況はさらに混迷を深めていきます。
6話
第六話は、秋明纓、鳳知微、そして寧弈をめぐる葛藤を中心に展開します。太子は十年前の秘密を隠蔽するため、秋明纓に罪を着せ、様々な手段で脅威を取り除こうとします。子供たちを連れ逃亡した秋明纓は、街中で官兵に包囲されてしまいますが、危機一髪のところで寧弈が現れ救出します。しかし、寧弈自身は傷を負ってしまいます。鳳知微は寧弈に対して、感謝と誤解に基づく非難という複雑な感情を抱きます。寧弈は鳳知微に好意を抱いていますが、身分や過去の出来事のために躊躇しています。辛子硯は、秋明纓が顧衡の未亡人であり、鳳知微がその遺児であることを突き止め、より大きな秘密を明らかにします。事の真相に疑問を抱いた鳳知微は、秋府へ戻り真相を探ろうとしますが、途中で捕まりそうになり、寧澄の密かな助けによって難を逃れます。そして最終的に、鳳知微は自ら金羽衛に助けを求めますが、正体不明の勢力に連れ去られてしまい、物語は更なる謎に包まれます。
5話
第五話は、登場人物たちの複雑な人間関係と水面下での争いを中心に展開します。珠茵の巧みな計らいで辛子硯と寧弈の会見が実現する一方、様々な思惑を持つ人々が動き出します。秋尚奇は常海からの挑戦を受け、秋明纓の身分を疑われていることを知ります。宴席では鳳知微と五姨娘の緊張関係が激化し、ついには五姨娘の死という悲劇的な結末を迎えます。
また、趙王の背後に隠された陰謀や、顧衍が太子の非道な行いに憤りを感じながらも、どうすることもできない無力感が描かれています。寧弈は蘭香院で危機に陥りますが、顧衍の裏切りはなく、難を逃れます。
そして、五姨娘が殺され、官兵が押し寄せる中、鳳知微たちは秋府からの脱出を余儀なくされます。
4話
第四話は、寧弈と太子、趙王、燕王の間の権力争いを中心に展開します。天盛帝 は寧弈と秋玉落の婚約を破棄し、秋玉落の運命が悪いと宣言しました。
一方、太子は、大成の遺児が自身の地位を脅かすことを恐れ、血浮屠の残党を討伐することを決意します。ある作戦において、太子は血浮屠の残党とされる集団を討伐することに成功しますが、この過程にはいくつかの疑念が生じます。特に趙王は、ある死者の特徴が、その日一人の女性が話した特徴と一致することに気づきます。
寧弈はこれらの異常に気づき、この事件には何か裏があると疑い始め、真相の調査に乗り出します。
さらに、この話は寧弈と顧衍の複雑な過去、そして互いへの深い不信感と矛盾した感情を明らかにします。寧弈は金羽衛に趙王を密かに監視させるよう指示し、各勢力間の緊張関係がさらに高まります。
3話
第3話は、鳳知微と寧弈の微妙な関係を中心に展開され、鳳知微の真の身分と、その背後に隠された複雑な因縁が明らかになります。寧弈は鳳知微に対する態度を軽蔑から賞賛へと変え、彼女の婚約解消を助けることを決意します。しかし、鳳知微は母・秋明纓の前で、寧弈とは決して結婚しないと誓いを立てさせられます。その誓いの言葉には、彼女の出生の秘密と復讐の決意が滲み出ています。
一方、寧弈は体調の悪化により天盛帝 の関心を集め、二人は碁を打ちながら互いの信頼と利用の関係を暗示し合います。また、宮廷内の権力闘争の激化も描かれ、特に大成遺孤の情報漏洩事件は、太子と諸王の対立を深めることになります。寧弈はこの過程で巧みに自身を守りつつ、各方からの猜疑心をさらに深めることになります。
2話
第二話では、寧弈と鳳知微の最初の駆け引きと、皇子たちの権力争いを中心に物語が展開します。燕王は寧澄を通して寧弈への想いを伝え、一歩引いた策略で燕州の大成残党討伐の勅命を受けようとしています。一方、太子は血浮屠による金羽衛襲撃事件に不安を募らせ、九皇子の正体が露見すれば自身の立場が危うくなると危惧しています。鳳知微は蘭香院で寧弈の正体を見抜き、さらに探ろうとしますが、寧弈の仕掛けた試練に遭い、王府の夜宴での騒動に巻き込まれてしまいます。寧弈は鳳知微の池への飛び込み事件を巧みに利用し、太子たちの疑いを晴らすと同時に、鋭い洞察力を見せつけます。また、秋府内では徐夫人と五姨娘が鳳皓を軟禁し、鳳知微母娘を脅迫するという、内部対立が激化しています。
1話
大成王朝末期、閔海侯 寧世征による仮乱が勃発し、大成王朝は崩壊、新たに天盛王朝が建国されました。新帝の皇子である寧川と寧弈は、前王朝の残党狩りに奔走します。
それから十八年後。燕州で猛威を振るった疫病への対応で功績を挙げた寧弈は、天盛帝 の恩赦を受け、清溟書院で政務を学ぶよう命じられます。
しかし、寧弈の台頭を危惧する太子と閔国公は、彼を牽製するため、秋尚奇の娘である秋玉落との縁談を画策します。
一方、鳳知微は寧弈との結婚を拒み、金羽衛衙門では過去の陰謀が明らかになり始めます。
全56話ネタバレ
キャスト、登場人物
![鳳凰の飛翔](/media/10565/star_2113_c2a428b7193b33ede0d5503640ce5896.jpg)
寧弈(ニン・イー)
陳坤(チェン・クン)
![鳳凰の飛翔](/media/10565/star_2114_457d9a70be59e7a1ca4d3c4833b68a3f.jpg)
鳳知微(フォン・ジーウェイ)
倪妮(ニー・ニーニ)
![鳳凰の飛翔](/media/10565/star_1813_23585caab30b7e9f63638a968ccabaa5.jpg)
辛子硯(シン・ズーイエン)
趙立新(ジャオ・リーシン)
![鳳凰の飛翔](/media/10565/star_583_59ea43b9bbc9324f5d89c64cfc5e4155.jpg)
天盛帝(てんせいこうてい)
倪大紅(ニー・ダーホン)