中国ドラマ「後宮の涙」キャスト/登場人物と相関図

キャスト/登場人物一覧

陸貞(りくてい) 役

チャオ・リーイン（趙麗穎）

宮廷に仕える陸貞（りくてい）は、勤勉で努力家で心優しい女性。その聡明さによって孝昭帝・高演（こうえん）の目に留まり、寵愛を受けるようになります。同時に、彼女の忍耐強さと優しさは、皇太子・高湛（こうたん）の心をも捉えます。しかし、身分の違いは、二人の愛の道のりを険しいものにしました。宮女・沈碧（しんへき）の嫉妬、皇太子の初戀の相手・蕭喚雲（かんうん）の憎しみ、そして皇太子と殺母の仇を持つ婁昭君（ろうしょうくん）の策略など、あらゆる陰謀や愛憎劇が陸貞（りくてい）に降りかかります。

彼女のモデルは、北斉の女官・陸令萱です。>>チャオ・リーイン（趙麗穎）出演ドラマ一覧。

高湛(こうたん) 役

チェン・シャオ（陳曉）

高湛（こうたん）は北斉の鬱皇后（いくこうごう）を母に持ち、孝昭帝高演（こうえん）の弟にあたります。彼は忍耐強く、覇気があり、機知に富んだ人物です。しかし、心根の悪い婁皇后によって母を殺され、兄の高演（こうえん）に皇位を奪われ、幼馴染みである蕭喚雲（かんうん）までも奪われるという悲劇に見舞われます。これらの出來事は高湛（こうたん）に深い傷跡を殘し、婁氏（ろうし）への強い憎しみを抱かせます。數年後、宮廷に戻った彼は、心優しく聡明な陸貞（りくてい）と出會います。>>チェン・シャオ（陳曉）出演ドラマ一覧。

蕭喚雲 (しょうかんうん) 役

ヤン・ロン（楊蓉）

孝昭帝の寵妃であり、高湛（こうたん）の初戀の相手。聡明で才智に長け、常に皇太子である高湛（こうたん）を慕っていました。しかし、國と家の恨みから愛していない高演（こうえん）に嫁ぐことになります。陸貞（りくてい）と高湛（こうたん）が心を通わせる様子を目の當たりにし、嫉妬と無念の思いに苛まれます。初戀の人である高湛（こうたん）の心に、自分の後ろ姿だけが殘り続けることを許せず、陸貞（りくてい）を迫害し、高湛（こうたん）を傷つけます。のちに高演（こうえん）の真心に心を打たれ、彼と和解し、子を身籠りますが、難産のため亡くなります。

高演(こうえん) 役

チャオ・レンリャン（喬任梁）

高演（こうえん）は、心優しく情に厚い北斉の孝昭帝。帝王でありながら、生涯ただ一人の女性、蕭喚雲（かんうん）に心を捧げます。幼馴染みである高湛（こうたん）との関係を持つ彼女を娶りますが、その心は摑めず、冷たく扱われ続けます。それでもなお、深い愛情を持ち続け、水のように優しく接する高演（こうえん）。果たして、彼の想いは彼女に屆くのでしょうか。

沈碧(しんへき) 役

タン・イーシン（唐艺昕）

陸貞（りくてい）と同時期に入宮した宮女、沈碧（しんへき）。高官の娘であり、聡明で才覚にも恵まれています。幼い頃から入宮し出世して一族に栄光をもたらすべく、家族から手塩にかけて育てられました。入宮後、同じく優秀でありながらも身分の低い陸貞（りくてい）とは、事あるごとに衝突します。策略に長けた彼女は、陸貞（りくてい）と同じく才知に溢れ容姿端麗な高湛（こうたん）に戀心を抱きますが、陸貞（りくてい）と高湛（こうたん）が互いに惹かれ合う姿をただ見ていることしかできません。嫉妬の炎が彼女の胸の中で燃え上がり、密かに二人の仲を裂こうと畫策し始めます。

唐芸昕は、1989年12月9日四川省生まれの中國本土出身女優。身長165cm。重慶大學美視電影學院表演系を卒業後、女優として活躍しています。

丹娘(たんじょう) 役

グイ・グイ/ウー・インジエ（呉映潔）

心優しく活発で、食いしん坊の丹娘（たんじょう）は、陸貞（りくてい）の親友です。二人は宮中で出會い、互いに支え合い、助け合って生きてきました。彼女は親友の悲しみを共にし、喜びを分かち合い、一口の酥があれば何でもしてあげられるほどでした。彼女の願いはただ司膳司（しぜんし）の掌事宮女になることでしたが、最後まで葉いませんでした。大斉の皇子と陸貞（りくてい）のために、彼女は自らの顔を傷つけ、崖から身を投げるという壯絶な最後を遂げます。

呉映潔（グイ・グイ/ウー・インジエ）は、台灣出身の女優、歌手、司會者です。1989年8月11日生まれ。身長163cm。

婁青薔(ろうせいしょう) 役

チョウ・ホーイー（張可頤）

婁昭君（ろうしょうくん）の姪である婁青薔（ろうせいしょう）は、尚侍（しょうじ）という高い官職に就いています。美しく聡明な彼女は、婁太後の側近として宮廷內で権力を振るい、その勢力は絶大です。彼女は、この権力を維持するには婁昭君（ろうしょうくん）に頼るしかないことを理解しており、婁昭君（ろうしょうくん）を補佐して陸貞（りくてい）と高湛（こうたん）を幾度も陥れます。しかし、永遠に権力を保てるかどうかは分かりません。皮肉にも、最後は太后（たいこう）を助けるために、太后（たいこう）自身の口諭による斬首刑で命を落とすという哀れな最期を遂げます。

張可頤（チョウ・ホーイー）(Maggie Cheung)は、1970年3月20日生まれの香港出身の女優です。身長は169cm。女優としてだけでなく、司會者としても活躍しています。

太后・婁昭君(ろうしょうくん) 役

リウ・シュエホァ（劉雪華）

北斉の孝昭帝の母、婁昭君（ろうしょうくん）。我が子である高演（こうえん）の皇位と皇后の座を守るため、武成帝高湛（こうたん）の生母を殺害し、高演（こうえん）の即位を助けた。その権力を永続的に維持するため、高湛（こうたん）と陸貞（りくてい）を幾度も迫害し、実の姪である婁青薔（ろうせいしょう）の命さえも奪った。息子高演（こうえん）を操り、権勢をほしいままにする。

劉雪華（リウ・シュエホァ）は、1959年11月12日生まれの香港出身の女優です。身長は169cm。

沈嘉彥(しんかげん) 役

リ・ユウケン（李雨軒）

沈國公府の公子、沈嘉敏（しんかびん）の兄であり、二品將軍。普段は寡黙で冷靜沈著な勇將であるが、陸貞（りくてい）と出會い戀に落ちてからは、以前より言葉を多く口にするようになる。公平で冷靜な判斷力を持ち、常に陸貞（りくてい）の味方として陰ながら彼女を守り続け、彼女の幸せのために、自らの秘めた想いを斷ち切る。

沈嘉敏(しんかびん) 役

シー・シュエ（習雪）

沈國公の娘。高貴な生まれで、甘やかされて育ったため、わがままで気まぐれな性格だが、腹黒くはない。長公主（ちょうこうしゅ）に連れられて宮廷に入った後、高湛（こうたん）に出會い、戀心を抱く。清らかで美しい女性。最後は、婁尚侍（しょうじ）に誤って突き落とされ、命を落とす。

習雪（シー・シュエ）は、中國本土出身の女優。1987年1月22日生まれ。身長167cm。湖北省襄陽市出身で、北京師範大學表演系を卒業。

王璇(おうせん) 役

ジャン・ホン（姜鴻）

元梁國の皇族出身。梁國滅亡後、夫を失い、蕭喚雲（かんうん）に従い北斉へ。五品の命官に任命される。陸貞（りくてい）につらく當たるも、陸貞（りくてい）が五品にまで昇進していく様を目の當たりにし、次第に敬意を抱くようになる。最後は婁昭君（ろうしょうくん）が起こした戦亂に巻き込まれ、流れ矢に當たり命を落とす。