中国ドラマ「墨雨雲間～美しき復讐～」キャスト/登場人物と相関図

キャスト/登場人物一覧

薛芳菲(せつほうひ) 役

ウー・ジンイエン（吳謹言）

淮郷県令・薛懐遠（せつかいえん）の娘であり、淮郷一の才女と謳われる薛芳菲（せつほうひ）。父の反対を押し切り、貧しい書生・沈玉容（しんぎょくよう）と結婚し、彼の科挙合格を支えます。家庭に盡くし、夫を深く愛していましたが、ある日、その愛する夫に裡切られます。絶體絶命の窮地から生還した彼女は復讐を決意し、命の恩人である中書令の娘・姜梨（きょうり）として都へ戻ります。蕭蘅（しょうこう）らの助けを借り、不正に立ち向かい、ついに冤罪を晴らし、父を救い出し、そして蕭蘅（しょうこう）と結ばれます。

蕭蘅(しょうこう) 役

ワン・シンユエ（王星越）

大燕の粛國公。蕭蘅（しょうこう）は幼い頃、父を成王（せいおう）に殺され、母も後を追って殉死したため、父の冤罪を晴らすことを常に心に誓ってきた。洪孝帝（こうこうてい）が即位した後、志を同じくする二人は親友となり、蕭蘅（しょうこう）は密かに洪孝帝（こうこうてい）のために働くようになる。ある時、塩の密売組織の頭目を追跡していた際に薛芳菲（せつほうひ）と出會う。當初、蕭蘅（しょうこう）は彼女をただの駒としか見ていなかったが、深く関わっていくうちに、薛芳菲（せつほうひ）の不屈の精神と卓越した知性に惹かれ、次第に彼女を好きになっていった。>>ワン・シンユエ（王星越）出演ドラマ一覧。

葉世傑(ようせいけつ) 役

チェン・シンハイ（陳鑫海）

緑陽葉家の長子、姜梨（きょうり）の従兄。葉世傑（ようせいけつ）は當初、この従妹である姜梨（きょうり）を好ましく思っていませんでした。しかし、彼が恐喝に遭った際に姜梨（きょうり）が助けに入り、幼い頃の誤解を自ら解き明かしてくれたことで、二人のわだかまりは消え、姜梨（きょうり）の仲間となります。

歳試を通して共に過ごす中で、彼は次第に姜梨（きょうり）に惹かれていきます。後に、姜梨（きょうり）の本當の身分が沈玉容（しんぎょくよう）の先妻・薛芳菲（せつほうひ）であることを知っても、変わらず彼女を支え続けます。しかし、薛芳菲（せつほうひ）は既に蕭蘅（しょうこう）を愛しており、彼はその想いを胸に秘めるしかありませんでした。

沈玉容(しんぎょくよう) 役

リャン・ヨンチー（梁永棋）

薛芳菲（せつほうひ）の元夫、沈玉容（しんぎょくよう）。貧しい家に生まれた彼は、妻の支えによって狀元(じょうげん)に合格する。しかし、婉寧（えんねい）公主に見初められ、その脅迫に屈し、妻を清呈山(せいちょうざん)に生き埋めにした。その後、姜（きょ）家で亡き妻と瓜二つの姜梨（きょうり）に出會い、罪悪感に苛まれる日々を送る。

姜梨（きょうり）が薛芳菲（せつほうひ）であり、さらに蕭蘅（しょうこう）を愛していることを知ると、蕭蘅（しょうこう）を亡き者にしようとするが失敗し、最後は投身自殺を遂げる。

婉寧(えんねい)公主役

リー・モン（李夢）

大燕の長公主。先帝の唯一の娘として、幼い頃から何不自由なく育ち、寵愛を一身に受けてきました。しかし、その後、人質として代國へ送られ、そこで過酷な苦しみを味わうことになります。

幾多の困難を乗り越え、祖國へ帰還した彼女を待っていたのは、尊敬ではなく、心無い噂話でした。皇室への恨みを募らせた彼女は、兄である成王（せいおう）の即位を支援することに。その過程で沈玉容（しんぎょくよう）と出會い、彼に真心こめて盡くしますが、沈玉容（しんぎょくよう）は彼女を利用していただけで、最後は彼女に毒を盛ります。絶望の淵に立たされた婉寧（えんねい）は、沈玉容（しんぎょくよう）から贈られた簪で自らの命を絶ちました。

季淑然(きしゅくぜん) 役

チェン・チャオエン（陳喬恩）

中書令姜元柏（きょうげんはく）の妻であり、姜梨（きょうり）の継母。若い頃、畫師の柳文才（りゅうぶんさい）と戀に落ちたが、父の季彥霖に反対され、柳文才（りゅうぶんさい）を重傷を負わせるだけでなく、季淑然（きしゅくぜん）自身も愚鈍な侯爵家の息子との結婚を強いられた。侯爵家に行きたくない一心で、季淑然（きしゅくぜん）は季彥霖の唆しを受け、葉珍珍（ようちんちん）を殺害し、姜元柏（きょうげんはく）の継室となった。その後も策略を用いて姜梨（きょうり）を陥れ、貞女（ていじょ）堂に10年間閉じ込めた。しかし、薛芳菲（せつほうひ）が姜梨（きょうり）になりすまして復讐に戻ってくるとは、夢にも思っていなかった。

姜若瑤(きょうじゃくよう) 役

リウ・シエニン（劉些寧）

姜（きょ）家の三女、季淑然（きしゅくぜん）の娘。姉の姜梨（きょうり）が貞女（ていじょ）堂に送られた後、姜（きょ）家唯一の嫡女として、惜しみない愛情を一身に受けて育った。ところが、薛芳菲（せつほうひ）が姜梨（きょうり）に成りすまして戻ってきたことで、その地位は揺るぎ、琴の腕前第一の稱號も奪われてしまう。このことから、薛芳菲（せつほうひ）に強い恨みを抱くようになる。これまで常に母親の言うがままに行動し、自分の考えを持たなかった彼女だが、季淑然（きしゅくぜん）に唆されて幾度となく薛芳菲（せつほうひ）を陥れようとする。

姜梨(きょうり) 役

ヤン・チャオユエ（楊超越）

姜（きょ）家の次女、葉珍珍（ようちんちん）の娘である姜梨（きょうり）。継母の季淑然（きしゅくぜん）に腹中の子供を殺害したという濡れ衣を著せられ、汚名を著せられた彼女は家族によって貞女（ていじょ）堂へ送られ、虐待を受け続ける。

ある日、山で薪を拾っていたところ、難に遭った薛芳菲（せつほうひ）を救い、彼女に強く生きるよう勵ます。薛芳菲（せつほうひ）のために薬や食料を屆けるため、夜中にこっそり外出するが、見つかってしまい激しい暴行を受け、命を落としてしまう。息を引き取る間際、彼女は薛芳菲（せつほうひ）に自分の身代わりとなって姜（きょ）家へ戻り、父の姜元柏（きょうげんはく）に自分の無実を訴えてくれるよう頼む。>>ヤン・チャオユエ（楊超越）出演ドラマ一覧。

姜元柏(きょうげんはく) 役

スー・クー（蘇可）

大燕の中書令であり、姜梨（きょうり）の父。姜元柏（きょうげんはく）はかつて洪孝帝（こうこうてい）の師であり、先帝から幼い洪孝帝（こうこうてい）の補佐役として中書令に任命された。長年にわたり職務に精勵し、政務に心を砕き、家のことは季淑然（きしゅくぜん）にすべて委ねていた。後に季淑然（きしゅくぜん）の偽善的な本性が薛芳菲（せつほうひ）によって暴かれ、家庭不和の原因が妻であったことを知り、深く後悔する。