唐心 は、石暁辞 と友達になりたいと願っていたが、自分に自信が持てずにいた。しかし、石暁辞 から友達になりたいと言われ、唐心 はとても喜ぶ。石暁辞 は、誰にでも良いところがあると唐心 を励まし、昼休みに質問に答えることを約束する。
唐心 は、沈清源 たちのランニング練習を撮影中、杜凌楓にインタビューを試みる。二人の距離が近すぎたため、沈清源 は不機嫌になり、杜凌楓を引っ張って走り出す。しかし、沈清源 の嫉妬を見た唐心 は、内心嬉しく思う。
昼食時、石暁辞 は唐心 に、沈清源 への気持ちは才能への憧れだと話す。また、杜凌楓とのキス以来、彼に避けられていると落ち込む。食堂の隅で、杜凌楓は石暁辞 に見つからないよう急いで食事をするが、結局見つかってしまう。石暁辞 は怒って卵を噛み、杜凌楓への不満を表す。
午後の訓練で、沈清源 は全員に1万メートルの長距離走を課し、皆は疲れ果てて倒れ込む。沈清源 だけは元気そうで、筋肉が固まらないように体を動かすよう促す。杜凌楓は初めての長距離走に苦戦し、一人で休んでいた。石暁辞 は杜凌楓と話し合い、杜凌楓は報道が事実ではないこと、そして石暁辞 が好きだと告白し、二人の関係は修復される。
唐心 は沈清源 に水を渡す際、緊張を和らげるため、ペットボトル越しに間接キスをし、沈清源 を幸せな気持ちにさせる。
丁芳は、母親の入院で不安を抱える。周祖光は彼女を慰めるが、丁芳がキスをしようとすると、無意識に避けてしまい、丁芳を失望させる。
江一天と楊舟は、沈清源 に唐心 をデートに誘うよう勧める。沈清源 は実行するが、ヘアバンドを買う際に、女性用品店でカップルと間違えられ、小さな女の子に質問攻めにされるなど、気まずい思いをする。
夜、唐心 は丁芳に電話し、沈清源 との関係について悩みを打ち明ける。丁芳は、時間が解決すると励ます。同時に、丁芳は周祖光の言葉よりも行動に注目し、彼の優しさに気づく。
最後に、唐心 が再び練習風景を撮影中に腕をぶつけてしまう。沈清源 はすぐに駆け寄り、唐心 を心配する。その様子を見た江一天たちは笑い、物語に明るい雰囲気を与える。このエピソードでは、登場人物たちの複雑な感情だけでなく、困難や誤解を乗り越え成長していく姿が描かれている。
第17話 感想
第17話は、それぞれのカップルに動きがあり、見ていてドキドキする展開でした。唐心 と沈清源 は、ペットボトル越しの間接キスや、女性用品店でのハプニングなど、初々しいやり取りが可愛らしかったです。特に、沈清源 が唐心 を気遣う様子は、彼のツンデレな魅力が全開でした。
一方、石暁辞 と杜凌楓は、誤解が解けてようやく正直な気持ちを伝え合い、関係が修復されて安心しました。杜凌楓が石暁辞 を避けていた理由が分かり、二人の絆が深まったことが嬉しかったです。
また、丁芳と周祖光の関係にも変化がありました。周祖光の優しさに気づき始めた丁芳ですが、キスを避けられたことで不安を感じる様子は切なかったです。
つづく