唐心 はまたしても残業で遅くなり、オフィスでカメラマンの劉(リュウ)とロケの打ち合わせをしていました。一方、沈清源 は家で唐心 の連絡を待ちわびていましたが、グループチャットも唐心 本人からも何の返信もありません。
ようやく帰宅した唐心 は、自分の部屋に逃げ込もうとしますが、沈清源 に「二人の時間は残り少ない」と引き止められます。沈清源 の目を見ることができない唐心 は、バスルームに逃げ込みます。沈清源 はドア越しに、唐心 に「先に沈清源 のいない生活に慣れるため」に避けているのかと尋ねます。しかし、沈清源 が突然「代表チームに行かない」と言い出すと、唐心 は慌てて飛び出し、絶対に行くべきだと強く主張します。唐心 は、沈清源 の足手まといになりたくない、そして、行くからには全員に勝ってほしいと願っています。
沈清源 は、唐心 を満足させるたびに貰える「チェックマーク」が7つ集まったことを気にしています。7つ集まればキスできる約束でしたが、唐心 はまだ受け入れられず、かわしてしまいます。沈清源 は焦らず、「明日キスしてもらう」と宣言します。
唐心 は上司の周祖光に、沈清源 と杜凌楓の撮影素材を増やす計画を報告し、周祖光も賛成します。ロケ当日、杜凌楓は高級車にスーツ姿で登場。唐心 も撮影用の衣装を用意しており、何も知らされていなかった沈清源 は少し嫉妬します。唐心 から夜に「特別なご褒美」を約束され、沈清源 は機嫌を直して仕事に取り組みます。
時間のロスを取り戻すため、劉カメラマンは別々に撮影することを提案。唐心 はスマホで沈清源 に可愛いスタンプ付きのハイタッチ写真を撮ったり、メイクをしたりします。唐心 の心は揺れ動きますが、冷静さを保とうと努めます。
撮影中、沈清源 はわざと地面に寝転び、唐心 を近くに引き寄せようとします。唐心 が近づくと、突然彼女を抱きしめます。一方、杜凌楓の撮影は淡々としており、彼は時々唐心 と沈清源 の方を見ています。劉カメラマンも二人の仲の良さを褒めます。
撮影場所は、唐心 が初めて沈清源 を訪ねて拒絶された場所でした。唐心 は過去の辛い出来事を思い出し、沈清源 を責めます。沈清源 は唐心 をなだめるため、二人の思い出が詰まった更衣室でさらに写真を撮ります。
その後、唐心 は沈清源 を射撃場に連れて行きます。杜凌楓は背を高く見せようとつま先立ちしますが、沈清源 には及びません。それでも、背中合わせの撮影では、できるだけ高く見せようとします。
一方、杜凌楓は石暁辞 を高級レストランに連れて行きます。何人かの美女が声をかけ、連絡先を聞こうとしますが、杜凌楓は断ります。石暁辞 は杜凌楓の態度に不満を抱き、どんな女性が好きか問い詰めます。杜凌楓は石暁辞 を褒めて機嫌を取ろうとしますが、彼女はさらに怒り、杜凌楓が見た目しか気にしていないと感じます。
最後に、唐心 はケーキを買って帰宅しますが、途中で誰かにつけられていることに気づき、恐怖のあまり沈清源 に電話をかけます。沈清源 も唐心 の身を案じ、彼女を探しに出かけます。
第19話の感想
「元カレはツンデレ名射手~彼女のハートを射抜け!~」第19話は、糖度高めながらも、ハラハラさせられる展開でした。
沈清源 の「チェックマーク7つ」からのキス攻防は、可愛らしくもどかしい!唐心 が避けつつも、沈清源 を強く代表チームへ送り出したい気持ちが伝わってきて、二人の関係が深まっているのを感じます。
撮影シーンでは、杜凌楓との対比で、沈清源 の嫉妬や独占欲が見え隠れ。唐心 が沈清源 にメイクをするシーンや、急接近するシーンはドキドキしました。過去の因縁の場所での撮影も、二人の関係をよりドラマチックに演出しています。
つづく