唐心 の働きぶりに不満を持つ周祖光は、彼女がライブ配信を避けていると責め、このままでは仕事に戻れないと警告します。そこへ杜凌楓が現れ、唐心 にライブ配信を再開するよう説得し、沈清源 が試合で逆転勝利したことを伝えます。しかし、唐心 は自分が関わることで彼が負けてしまうのではないかと心配します。杜凌楓は、彼が前で撮影し、唐心 が彼のスマホ画面を中継するという解決策を提案。結果、唐心 はこの方法でライブ配信を成功させ、沈清源 も試合に勝ちます。
周祖光は、勝利した沈清源 にインタビューし、その様子をウェブサイトのトップページに掲載するよう唐心 に命じます。一方、周越は沈清源 をライバル視していますが、沈清源 は全く意に介さず、自信に満ち溢れています。石暁辞は周越に、沈清源 は試合に勝つことだけに集中しているため、誰も相手にしていないと告げます。
唐心 が指示通り沈清源 にインタビューを試みますが、彼は全く取り合いません。唐心 が焦って自分のことを覚えているか尋ねると、沈清源 はインタビューの一環だと思い、服でスマホのカメラを覆ってしまいます。
杜凌楓は沈清源 に目薬のイメージキャラクターになることを提案しますが、視力が良いことを理由に断られます。唐心 は、沈清源 の視力が実は0.1しかないことを公の場で指摘し、沈清源 を驚かせますが、彼はすぐにこれがインタビューのための下調べだと考えます。カメラが覆われていることに気づいた周祖光は、唐心 を電話で叱責し、この状況を利用して話題を作るように提案します。唐心 は気が進まないものの、仕事のために再び沈清源 に話しかけ、ようやく短いインタビューの機会を得ます。
帰国途中、唐心 は偶然沈清源 の隣に座ります。江一天は唐心 に興味を持ち話しかけますが、沈清源 は江一日の練習不足を愚痴ります。杜凌楓は唐心 の荷物運びを手伝い、その途中で唐心 が小さなバッグを取り出すのに苦労していると、沈清源 が助けます。飛行機が乱気流に遭遇し、唐心 は乗り物酔いの薬を使用しますが、降機時にうっかり薬を落としてしまいます。沈清源 はそれを拾い、彼女に返します。唐心 は薬をプレゼントとして沈清源 に渡そうとしますが、彼は冷たく断ります。
翌日、唐心 は同僚たちから熱烈な歓迎を受け、周祖光は彼女の正社員への昇格申請を提出します。ニュースでは唐心 と沈清源 の関係が取り上げられ、二人が元恋人同士であるという噂まで流れます。唐心 は周祖光に虚偽の情報を広めないよう頼みますが、周祖光はこれは世論の結果であり、会社が捏造したものではないと主張します。唐心 は、この噂が沈清源 に影響を与えているのではないかと罪悪感を抱き、説明する機会を望みます。
一人になった沈清源 も唐心 の名前について考えますが、どこで聞いたのか思い出せません。唐心 は沈清源 に説明しようとしますが、彼は相変わらず彼女を無視し、二人の会社間には協力する理由がないと言い放ちます。
その頃、杜凌楓は射撃場を訪れ、石暁辞にイメージキャラクターの依頼をしますが、きっぱりと断られます。去り際に、杜凌楓は石暁辞が獲得したメダルに気づき、彼に興味を持ち始めます。最後に、江一天は沈清源 が一人でぼんやりしているのを見かけ、唐心 のことを考えているのかと尋ねます。沈清源 は答えず、ただ遠くを見つめています。
第2話の感想
第2話は、唐心 と沈清源 の関係に少しずつ変化が見え始める回でした。唐心 は仕事への熱意と、沈清源 への未練の間で揺れ動きます。一方、沈清源 は相変わらずクールですが、唐心 の存在を意識し始めている様子が、視力の秘密や、薬を拾って返すシーンなどからうかがえます。
特に、配信トラブルを乗り越えるために杜凌楓が提案した解決策は、機転が利いていて面白かったです。また、周祖光の強引なやり方にはハラハラさせられますが、これも物語のスパイスになっていると感じました。
周りの人たちも、それぞれの思惑がありそうで、今後の展開が気になります。特に、杜凌楓と石暁辞の関係、そして江一天が沈清源 に唐心 のことを尋ねるラストシーンは、今後の波乱を予感させます。全体的に、コメディ要素もありつつ、恋愛模様や人間関係が丁寧に描かれていて、次回の放送が楽しみになるエピソードでした。
つづく