唐心 は街で黒ずくめの男に突然絡まれる。男は唐心 の熱狂的なファンで、何通も手紙を送ったのに返事がないと文句を言っていた。唐心 が助けを求めると、電話で異変に気づいた沈清源 が駆けつけ、男を追い払う。沈清源 は唐心 を抱きしめ、唐心 は落としたケーキを拾って帰宅する。
夜、沈清源 の怒った様子に唐心 は怯える。沈清源 は黙って唐心 の手首を冷やす。唐心 は沈清源 を慰めようと頬にキスをするが、沈清源 はさらに怒ってしまう。唐心 は、沈清源 の国家代表入りを祝うために用意した、形が崩れてしまったケーキを取り出す。しかし、沈清源 は食べずに部屋に戻ってしまう。唐心 は、以前自分が木登りで怪我をして沈清源 を怒らせたことを思い出し、この状況を乗り越えなければならないと決意する。
翌朝、沈清源 がいなくなり、唐心 は慌ててチームを探す。沈清源 は申請を取り下げ、唐心 を守るために毎日一緒に通勤すると決めていた。唐心 は感動して沈清源 に抱きつき、二人は共に未来へ進むことを誓う。沈清源 は実力で来年の国家代表選抜に参加することを決め、唐心 はオリンピックのチケットをプレゼントしてほしいと頼む。
沈清源 の決意にチームは活気づき、皆が彼を応援する。沈清源 は、二人の関係を公にするため、わざと皆の前で唐心 にSNSの公開設定をさせ、「対象」と書かれた唐心 のWeChat名を見せる。皆に冷やかされる中、沈清源 は唐心 の手を取り、彼女が自分の彼女だと宣言する。
一方、杜凌楓は石暁辞 に謝りに行くが、石暁辞 は「杜総」と呼び、距離を置く。友達関係は続けるものの、二人の関係が進展することはない様子。
丁芳は周祖光に電話し、沈清源 と杜凌楓の写真が売れたことを祝うとともに、形だけの結婚を終わらせたいと伝える。周祖光は戸惑いながらも、考える時間が欲しいと言う。
コーチは全員の成績が向上したと発表し、皆は大喜びする。唐心 はこのニュースを生配信し、「あなたの小熊」と名乗るユーザーからいいね!が届く。唐心 が沈清源 を見ると、彼はスマホを隠す。その後、唐心 はコーチに謝り、コーチは沈清源 が国家代表の合宿を辞退したことを理解し、賛同する。
唐立奇が唐心 と一緒に冬季訓練に参加するためやってくる。目的地へ向かうバスの中、皆はグループチャットで励まし合い、特に沈清源 に早く唐心 に告白するよう促す。沈清源 は、唐心 との距離を縮めるために、わざと車酔いのふりをする。唐心 は彼の思惑通り、優しく介抱し、沈清源 は彼女の肩にもたれて休む。
カメラマンから修正された杜凌楓と沈清源 の写真が届く。唐心 は写真選びに夢中になり、目覚めた沈清源 に見られてしまう。誤解を避けるため、唐心 は杜凌楓の写真を見ていると嘘をつき、沈清源 は口実をつけて杜凌楓の写真を全て削除する。最終的に、一行は冬季訓練場所に到著し、東南射撃隊もそこにいた。周越は沈清源 を見て、試合での彼の活躍を思い出し、二人は快く挨拶を交わし、物語は新たな章へと進む。
第20話 感想
第20話は、唐心 と沈清源 の関係が大きく進展する重要な回でした。唐心 がストーカー被害に遭うというハラハラする展開から始まり、沈清源 の男らしい行動と、その後の二人のやり取りに胸がキュンとしました。特に、沈清源 が唐心 への想いを自覚し、国家代表入りを辞退してまで彼女を守ろうとする姿は感動的です。
また、沈清源 がチームメイトの前で唐心 を彼女だと公表するシーンは、見ていて嬉しくなりました。周りの人たちも二人を祝福し、温かい雰囲気に包まれていました。
つづく