唐心 の両親は沈清源 を大歓迎します。唐父は沈清源 に自分のことを「パパ」と呼ぶように要求します。唐心 は、母が二人だけで話したがっていることに気づき、沈清源 に掃除を頼みます。一方、唐立奇は沈清源 とゲームをしたがりますが、沈清源 は唐心 に頼まれたことを先に済ませてから、他のことをするため、唐立奇は唐心 の「夫の操縦術」に感心します。
台所で、唐母は沈清源 を気に入っているものの、唐心 に男性を甘やかしすぎてはいけない、後で苦労する、家事も分担すべきだと忠告します。唐心 は沈清源 と同棲していることを隠さず、唐母は特に気にしません。唐立奇は沈清源 の学習能力に感銘を受け、少し教えただけで、沈清源 はすぐにコツを掴んでしまいます。
翌日、唐心 と沈清源 は両親に別れを告げ、訓練隊に戻ります。途中、沈清源 は父親からの電話を受け、唐心 に渡します。唐心 は唐父からの電話だと思い「パパ」と呼びますが、実は沈清源 の父親でした。沈父は唐心 を気に入り、彼女の呼びかけに喜びます。海外で用事があるため、沈父はしばらく帰国できず、沈清源 を唐心 に託します。
海雅チームに戻ると、チームメイトは二人を熱烈に歓迎しますが、周越だけは嫉妬に燃えています。杜凌楓が武器をアップグレードすることを知った周越は、銃の輸送車が到著したのを見て、運搬を手伝うと申し出ます。運搬担当者が休憩している間に、周越は沈清源 の銃のケースを開け、細工をしようとしますが、皆に見つかってしまいます。コーチは周越の行動に失望し、周越は自分が罠にはめられたことに気づきます。
周越がチームを去った後、沈清源 は張コーチを訪ねます。張コーチは沈清源 に期待を寄せていますが、彼の状態が不安定であることを心配しています。唐心 は丁芳と張コーチに沈清源 の状況について相談し、永州に行ってから沈清源 の状態が正常に戻ったことを指摘します。唐心 は、今治療の話をすると沈清源 の気持ちに影響するかもしれないと心配します。張コーチは全国選抜大会が近づいているため、沈清源 の状態が悪いとチャンスを逃すかもしれないと懸念します。丁芳は、沈清源 が治療を受け入れる適切なタイミングを見つける必要があると考え、唐心 と沈清源 の物語を本やビデオの形で共有し、より多くの人々を助けることを提案します。
一方、周祖光と唐心 は小艾と会い、徐典の証拠を提供するなら、別の都市で暮らせるように推薦状を書くと約束します。唐心 は小艾の状況を理解していますが、彼女のやり方を批判します。唐心 は小艾に同情し、彼女が変わることを望んでいます。
家に戻ると、沈清源 は二人の荷物を整理し、ペットの冬ナツメのために小さな巣を作っていました。唐心 は間違えて沈清源 の服を著てシャワーを浴びてしまい、そのままそれを著ます。沈清源 は麺を作って彼女を待ち、彼女の服装に満足している様子です。唐心 はまた、二人を象徴する枕を買いました。一つは人形の柄、もう一つはクマの柄です。沈清源 はクマの柄を少し幼稚だと思っていますが、それでも気に入っています。
夜、眠っている唐心 を見つめながら、沈清源 は優しく彼女の顔を撫で、その目には愛情が溢れています。
第37話の感想
第37話は、盛りだくさんの内容で、見どころ満載でした!沈清源 と唐心 の家族とのやりとりは、ほのぼのとしていて心が温まりました。特に、沈清源 が唐父に「パパ」と呼ぶように言われるシーンは笑えました。唐母のアドバイスも、今後の二人の関係にどう影響するのか気になります。
また、周越の嫉妬と暴走にはハラハラさせられましたが、最後は自滅という形で決著がつき、少し安心しました。しかし、沈清源 の精神状態を心配する声もあり、今後の展開から目が離せません。治療のタイミングや方法も気になるところです。
そして、唐心 と小艾のシーンは、友情と正義について考えさせられました。小艾がどのような決断をするのか、見守りたいと思います。
つづく