呉玉琳は、宋巍と舒捨予が一緒にいるのを見て以来、ずっと拗ねていました。心の中では、二人が公式カップルであることは分かっているのに、気持ちが落ち著きません。そんな時、侍女の緑萝から、宋巍と一緒に食事をするよう催促されますが、呉玉琳は昨晩宋巍が舒捨予とイチャイチャしていたことを思い出し、自分を弄んでいると感じ、胃が痛いと嘘をついて断ります。
呉玉琳が胃痛だと聞いた宋巍は、急いで駆けつけますが、呉玉琳はベッドで寝ており、口元には瓜子の皮がついていました。宋巍は優しくそれを取り除きます。呉玉琳は嫉妬心から、わざと舒捨予のことを尋ねますが、宋巍は呉玉琳にキスをし、彼女が嫉妬でいっぱいになっていることを見抜きます。呉玉琳も思わず夢中になってしまいます。
その夜、宋巍は緑萝に花束を届けさせます。中には宋巍が書いた竹簡があり、呉玉琳への愛が綴られていました。緑萝は呉玉琳に、夜に小庭園で宋巍と会うように伝えます。呉玉琳は口では拒否しますが、足は正直で、庭園に向かいます。自分が宋巍に夢中になり、元の世界に戻れなくなるかもしれないと心配しながらも、来てしまいました。
宋巍はロマンチックなキャンドルライトを用意し、呉玉琳に小さな陶器の人形をプレゼントします。それは呉玉琳の誕生日に欲しがっていたもので、宋巍は緑萝から聞き出し、特別に用意したものでした。しかし、その日呉玉琳は酔っ払ってしまい、渡せなかったのです。
人形は笑顔のものと泣き顔のもののペアで、宋巍は泣き顔の人形を取り、笑顔を呉玉琳に残したいと言います。呉玉琳が喜んで帰ろうとすると、門の前で宋奕の声が聞こえてきます。
第18話の感想
第18話は、呉玉琳と宋巍の距離がぐっと縮まる、見ていてドキドキする回でした。呉玉琳は宋巍と舒捨予の関係に嫉妬しつつも、素直になれない様子が可愛らしかったです。宋巍のストレートな愛情表現や、呉玉琳のためにサプライズを用意する姿には、思わずキュンとしてしまいました。特に、陶器の人形のプレゼントは、宋巍の呉玉琳への深い愛情が感じられ、感動的でした。
しかし、最後に宋奕が登場し、不穏な空気が漂います。呉玉琳と宋巍の関係がどうなっていくのか、次回の展開が非常に気になります。また、呉玉琳が元の世界に戻れるのかどうかも、物語の重要なポイントなので、注目していきたいです。
つづく