呉玉琳は、宋奕の真意が分からず困惑していた。そこへ突然、数人の男が現れ、彼女を強引に宋巍の元へ連行する。宋巍は怒りを露わにし、呉玉琳が宋奕と共謀して芝居を打ち、自分を殺そうとしたと責め立てる。
呉玉琳が弁明する間もなく、宋奕は彼女が自分を唆して放火させ、宋巍を襲うように仕向けたと主張する。これを聞いた呉玉琳は激怒し、宋奕の襟首を掴んで問い詰めようとする。
呉玉琳は、実際には宋巍を救ったのであり、危害を加えるはずがないと説明する。しかし宋奕は、風向きが変わったため、呉玉琳が保身のために救助を装ったのだと仮論する。二人が言い争っていると、王美人の母親が小間使いを連れて現れる。彼女は、呉玉琳が何度も宋奕と密会しているのを目撃したと証言し、呉玉琳はさらに窮地に追い込まれる。
疑いの目を向けられる中、呉玉琳はある秘密を打ち明ける。宋奕が密かに作った抜け道があり、それが宋巍の部屋に繋がっているというのだ。証拠として、呉玉琳は緑萝を呼び、抜け道の入り口を探すように言う。呉玉琳によれば、鷹笛は緑萝が保管しており、証拠になるはずだった。
一行は井戸の下へ向かい、抜け道の入り口を探す。しかし、緑萝が持っていたはずの鷹笛が見つからないばかりか、緑萝が話していたもう一つの鷹笛も消えていた。この事態に、宋奕は再び呉玉琳を攻撃し、彼女が何かを隠している、特に枯れ井戸に執著しているのは怪しいと主張する。宋巍も宋奕に同調し、呉玉琳は嘘をついていると指摘する。
呉玉琳は必死に否定するが、誰も彼女の言葉を信じようとしない。彼女は宋巍と宋奕からの圧力に晒され、真実を明らかにして潔白を証明しなければならない。密道、鷹笛、そして裏に隠された陰謀…多くの謎が浮かび上がり、登場人物たちの関係は複雑に絡み合っていく。果たして呉玉琳は無実を証明できるのか?彼女が語る密道は本当に存在するのか?全ての答えは、今後の展開で明らかになる。緊迫した状況と複雑な人間関係が視聴者を引き込み、物語はさらなる展開へと続いていく。
第21話の感想
「奥さまは悪女~城主が愛した花嫁の秘密~」第21話は、怒涛の展開で目が離せませんでした。呉玉琳は宋奕と宋巍の双方から疑われ、絶体絶命のピンチに。特に、王美人の母親の証言や、鷹笛が消えたことで、彼女の立場はさらに悪化してしまいました。
密道の存在を明かし、潔白を証明しようとする呉玉琳の必死さが痛々しく、見ていて辛かったです。しかし、誰も彼女を信じようとせず、孤立無援の状態に。宋奕の策略なのか、それとも本当に別の陰謀があるのか、謎が深まるばかりです。
緑萝の証言や鷹笛の行方、そして枯れ井戸への執著など、気になる伏線が多く、今後の展開が非常に気になります。呉玉琳がこの窮地をどう乗り越えるのか、真実が明らかになることを期待して、次回の放送を待ちたいと思います。
つづく