梁爽 は、謝罪問題を巡って蒋蘭州と口論になる。梁爽 は自分に非がないと信じているが、蒋蘭州は世間からの批判を懸念していた。納得できないながらも、梁爽 は意識不明の小張を見舞うため一人で病院へ向かう。病院で小張の彼女に責められる中、彼女が婚約指輪を下水道に落としてしまう。梁爽 は修理業者を手配し、待つ間に小張が会社のために尽力していたことを知る。
チームメンバーへの配慮が足りなかったと気づいた梁爽 は、危険を顧みず指輪を拾い、小張の彼女と和解する。その姿を見た蒋蘭州は安堵し、その夜、梁爽 を食事に誘い、二人は本音で語り合う。幸い、小張は危険な状態を脱し、この一件は丸く収まる。
一方、斉頌は風邪気味で早退を希望するが、姜小果は残業を強要。意見が合わず、斉頌は帰宅、姜小果も一度は帰宅するも、結局会社に戻り残業する。
翌朝、ワンさんは予想以上の高値で10%の株式を取得し、社長に称賛される。姜小果は羨望と焦りを感じ、蜜林プロジェクトの評価額を上げることを主張するが、斉頌と意見が対立し、冷戦状態に。
その後、ネット上に梁爽 の口論を編集した音声が出回り、彼女は窮地に陥る。炎上を受け、梁爽 は誕生日に謝罪会見を開き、会社の損失を挽回しようとする。しかし、蒋蘭州は梁爽 との契約解除を決意。梁爽 は不当だと抗議し、新人主播の莉莉雅が自分の後釜だと気づく。
記者会見場に莉莉雅の写真が飾られているのを見て、梁爽 は失意に沈む。帰宅すると、趙優秀が待っており、彼女は久しぶりに安心感を得る。翌朝、趙優秀は朝食を買いに出かけ、段家宝らに連絡し、梁爽 の誕生日を祝う計画を立てる。段家宝は杨さんと提携交渉を続けるが、社内の古参社員たちの仮対に遭う。しかし、杨さんは段家宝に期待し、殷賞を撮影に誘うよう提案する。
梁爽 に関するネガティブなニュースを見た時、小張が意識を取り戻し、彼女もネットで事実を説明したにもかかわらず、世間は梁爽 が小張の彼女を買収したと信じ、さらに炎上する。段家宝は梁爽 を守るために杨さんと口論になり、後悔する。ケーキを買うお金もないのに、顧客に楯突いてしまったからだ。この経験で、段家宝は経済的に困窮し、現実を思い知ることになる。
第11話の感想
『二十不惑2』第11話は、登場人物たちの成長と葛藤が入り混じり、見ごたえのある回でした。梁爽 は、自分の非を認めつつも、周囲の状況や人間関係に真摯に向き合い、成長を見せました。特に、小張の彼女との和解シーンは、彼女の人間的な魅力を際立たせています。蒋蘭州との関係も、互いを理解し合うことで深まりを見せ、今後の展開に期待が持てます。
一方、姜小果と斉頌の仕事に対する価値観の違いは、現実の社会でもよくある問題であり、共感を覚えました。二人の冷戦が、今後のプロジェクトにどう影響するのか、気になるところです。
そして、梁爽 を襲うネット炎上と、蒋蘭州の決断。厳しい現実に直面し、打ちひしがれる梁爽 の姿は、見ていて辛かったです。しかし、趙優秀の支えや、段家宝の奮闘など、彼女を思う人々の存在が救いとなっています。特に、段家宝が経済的に苦しみながらも、友情のために奔走する姿には胸を打たれました。
つづく