▼あらすじ▼
春闈試験で不正防止に奔走する范閑(ファン・シエン)は、トイレへの火油仕掛けを暴き、糊名作業での替え玉事件を追及。太子の関与を突き止め慶(けい)帝帝に直訴する。一方、新たな盟友・洪竹(ホン・チュー)を得た范閑(ファン・シエン)は、歴代の科挙不正を調査する大役を任され、権力闘争が新たな局面へ——。
【慶(けい)帝余年2】第20話ネタバレ!春闈試験の黒幕に范閑(ファン・シエン)激突!宮廷権力戦争がついに爆発
第20話「麒麟児、炎と墨の闘い」
春闈(科挙試験)が幕を開け、范閑(ファン・シエン)の神経は限界に達していた。「試験の公平こそ国の根幹」——そう信じる范閑(ファン・シエン)は、受験生が使うトイレすら疑った。「火油が仕込まれてたらどうする?」と王啓年(ワン・チーニニン)を突撃調査させると、案の定トイレの壁に油の染みを発見!「ロウソク一本で試験場が爆発するぞ!」と郭錚(グオ・ジェン)に再建を命じるが、役人の顔は苦虫を噛み潰したまま。
「飯の毒味も俺がやる!」と范閑(ファン・シエン)自ら考生の食事をチェックし、監察院の部下たちを総動員。一方、李承澤(二皇子)は「范閑(ファン・シエン)の動き、妙だな……」と邪魔を画策するも、范閑(ファン・シエン)を支える礼部の老臣たちに警戒し、一旦手を引く。
試験終了後の糊名(匿名処理)作業で范閑(ファン・シエン)が油断した隙に事件は起こった——優等生・楊万里(ヤン・ワンリー)が不合格!「おかしい……答案は完璧だったはず」と調べると、糊名の封を切り替え、別人が楊万里(ヤン・ワンリー)の名を奪っていた。
「太子(李承乾(リー・ショウケン))の息がかかってるぞ」と鄧子越(ドン・ズユエ)が警告するも、范閑(ファン・シエン)は東宮に乗り込む。「殿下の門生が不正を?」と迫ると、李承乾(リー・ショウケン)は蒼白になりながらも認めざるを得ず、二人は慶(けい)帝の元へ直行。その途中、洪竹(ホン・チュー)という若い宦官が范閑(ファン・シエン)に深々と頭を下げる。「あの貪官を処刑してくれた恩人です」——かつて范閑(ファン・シエン)が潰した穎州知州が、洪竹の家族を殺していたのだ。
慶(けい)帝の前で范閑(ファン・シエン)が「歴代の春闈不正を全て暴きます!」と宣言するや、李承澤(リー・チェンザー)は焦燥に駆られる。宮廷の闇がまた深まる中、范閑(ファン・シエン)は分厚い資料を抱え、「麒麟児(慶(けい)帝)が望む『乱世の炎』……これでいいのか?」と呟く。
つづく