「慶余年２～麒麟児、挑む～」34話ネタバレと感想

【今回のあらすじ】

明家の権力闘争が新章へ！李承澤(リー・チェンザー)が仕組んだ二重罠に范閑(ファン･シエン)が仁義で対抗。母子の確執が生んだスケープゴート作戦、そして四顧剣一派の刺客出現で江南編が急展開！范閑(ファン･シエン)の真の狙いは明家支配の根幹を揺るがす「民衆の心掌握」にあり！？

【超本格ネタバレ】慶(けい)帝余年2 第34話「母の呪縛と麒麟児の仁義」衝撃展開！明家崩壊への伏線が炸裂

明家の内輪揉めがついに爆発！表向きの当主・明青達(メイ・チンタ)が実は操り人形だったなんて…！今回は母親の影に怯える当主の悲哀と、范閑(ハン・シェン)が仕掛けた巧妙な仁義戦術が光る回です！

母子の暗闘！針刺し刑の狂気

明家の奥座敷で繰り広げられる狂気の儀式。老獪な明老太太(ミンマタタ)は息子の指先に針を突き立てながら冷笑します。「お前の家主の座は私が生かしてやっている」。青達の額に脂汗が光る中、彼は必死の軍令状を立てます「三日で裏切り者を晒し出します！」。この母子の歪んだ関係、実は李承澤(リー・チェンゼ)が虎視眈々と狙っているとは…！

范閑(ファン・シエン)流・飢えた民への逆転発想

「殿！流民が官船を襲ってきました！」部下の叫びを遮り、范閑(ファン・シエン)は舟べりに身を乗り出します。目の前にはガリガリに痩せた老人たちが震える手に棍棒を握りしめている。「米を…米をくれえ！」。周囲が警戒する中、范閑(ファン･シエン)は豪快に笑います「膳部！温かい粥を振る舞え！」。この温情作戦が後に明家崩壊への起爆剤になるとは…！

四顧剣伝説現る！？九品の刺客が急襲

「先生！危ない！」李承平(リー・チェンピン)の叫びと共に、水上亭閣の障子がバラバラに！現れたのは四顧剣の高弟・雲之瀾(ユン・ジーラン)。その剣尖が范閑(ファン･シエン)の喉元に迫る瞬間、ふわりと胡蝶が舞い込む。「待たれたかね？」懐かしいあの女戦士・海棠朵朵(ハイトン・ドゥオドゥオ)が天一道の秘伝書を片手に颯爽と登場！