あらすじ

明家の権力闘争が激化する中、范閑(ファン・シエン)は三大工房炎上事件の真相を追う。継承式での血生臭い粛清、毒酒を飲み干す村人たち、精巧に仕組まれた死体偽装——全てが明家の策略だった! 一方、母の遺した工芸技術を巡り、慶(けい)帝帝との対決が不可避となる予感が...。権謀術数が渦巻く江南篇、最大の山場が到来!

【慶(けい)帝余年2 第35話】明家の血染め継承式!范閑(ファン・シエン)が暴く三大工房炎上事件の衝撃ネタバレ

「この心法、実は母の遺産だったのか...」

海棠朵朵(ハイタン・ドゥオドゥオ)とのやり取りで天一道心法の真実を知った范閑(ファン・シエン)。しかし彼の心をかき乱すのは、司理理(スー・リーリー)からの遠回しな気遣いだった。相思相愛の関係ではないと知りつつ、複雑な胸中を抱える若き麒麟児の恋模様がちらり。

その頃明家では、老獪な明老太太が権謀術数の限りを尽くしていた。継承式と見せかけた血生臭い粛清劇。柱に頭を打ちつけて自害する養子、眼前で毒酒を飲み干す村人たち——どれもこれも范閑(ファン・シエン)への牽制だった。

「まさか死体で人数をごまかすとはな」

三大工房の謎の炎上事件。灰燼に帰した庫房の影で、明青達(メイ・チンタ)が蠢く。彼が守りたがる秘伝の工芸技術——ガラス・製糖・綿織り・香水——これこそが天下を揺るがす鍵だと范閑(ファン・シエン)は睨む。しかし慶(けい)帝への報告を勧める李承平(リー・ショウヘイ)の言葉に、麒麟児は複雑な表情を浮かべる...。

一方、抱月楼に潜伏する范閑(ファン・シエン)の真の目的とは? 灰の中から浮かび上がる矛盾した死体の状態。全ては明家の壮大な「空城の計」だったのか? ハラハラの攻防が最終局面を迎える!

つづく