『慶(けい)帝余年2~麒麟児、挑む~』第9話ネタバレ!范閑(ファン・シエン)VS御史団の全面衝突が幕開け「奸臣当道、何の罪か」の真意とは
あらすじ
李承澤(リー・チェンザー)の策略で弾劾を受けた范閑(ファン・シエン)は、逆に「犬の遠吠え」と御史たちを挑発。鄧子越(ドン・ズユエ)の証言と全国から集めた官僚の罪状を武器に、朝廷での全面対決に臨む。一方、北齐へ向かう范思轍(ファン・スージョー)に迫る影、宮廷内で蠢く戴(ダイ)公公の焦りが新たな火種となる。
第9話「静寂の街に響く奸臣の咆哮」
「街を清める」と称して行われた異常な「浄街」の儀式。李承澤(リー・チェンザー)が謝必安(シェ・ビーアン)を連れ宮殿へ戻る道中、突然路上が無人化される異様な光景が広がります。野菜や果物が転がる路上で、李承澤(リー・チェンザー)が手にしたのは民衆の残した素朴な飾り紐——しかしこの穏やかな風景は、宮廷に戻った瞬間に暗雲をまとうのです。
「なぜ范閑(ファン・シエン)はわざわざ賄賂を受け取る姿を見せた?」
李承澤(リー・チェンザー)の指先で飾り紐がくるくると回りながら、彼の眉間に深い皺が刻まれます。謝必安(シェ・ビーアン)の「単なる挑発では?」との意見を退け、李承澤(リー・チェンザー)は都察院の動きを誘導。まるで将棋盤を操るように、翌朝には慶(けい)帝帝の元に范閑(ファン・シエン)弾劾の奏折が山積みになるのです。
しかし范閑(ファン・シエン)は侯(ホウ)公公から弾劾状を渡されても涼しい顔。「狺狺狂吠」——まるで犬の遠吠えを嘲笑するかのような四文字を御史たちに送りつけ、怒り狂う官僚たちを嗤います。この時、庫房で干物を齧っていた鄧子越(ドン・ズユエ)の存在が、范閑(ファン・シエン)の逆転劇の鍵となることに誰が気付いたでしょう?
「奸臣当道、何の罪か」
范閑が鄧子越に託した自弁書の一文が、次の朝の法廷で炸裂する瞬間——影のように張り巡らされた言氷雲(イエン・ビンユン)の情報網、辛其物(シン・チーウー)の不自然な態度、そして枢密院正使・秦業(チン・イエ)の冷たい視線が交錯します。果たして范閑の放つ「麒麟児の牙」は、京都の闇を切り裂くことができるのでしょうか?
つづく