紀星は、李権安医師との提携を目指し星港病院を訪れるが、相手にされなかった。これを聞いた韓廷は、李医師との会食に紀星を同席させ、彼女の会社と才能を高く評価し、出席者たちにWeChatの交換を促すなど、紀星の人脈作りをサポートした。会食後、韓廷は紀星を車で送り、人脈づくりの喜びに浸る紀星に、ビジネスでは利用価値が重要だと諭し、製品開発に集中し、営業担当の採用を勧めた。
年末が近付き、蘇之舟は星辰社の社員にプレゼントを用意し、栗俐には化粧品を贈った。ある社員は自分が抱き枕しかもらえなかったことに気づき、紀星へのプレゼントが薬枕だと知って安心する。一方、栗俐は肖亦驍から大量のプレゼントを受け取る。紀星は社員に紅包を配り、一人で会社に残って仕事をすることに。韓廷は絵をプレゼントし、紀星の思考のように混沌としていると冗談を言うが、実際は緻密で整然とした絵だった。
韓廷の祖父が海南島から戻り、家は賑やかになる。旧知の仲である曽荻が訪ねてくると、韓廷の家族、特に祖父は彼女を気に入り、まるで孫嫁のように接した。一方、栗俐は実家にプレゼントを持って帰るが、母親にSNSの写真や服装を咎められ、プレゼントを玄関先に置いて立ち去る。
大晦日の夜、多くの人が家で年越しを楽しむ中、紀星は会社で仕事に励んでいた。お腹が空いて近所の店を探すが、ほとんどが閉店しており、唯一開いていたホテルも単品注文を受け付けていなかった。しかし、そこは路林嘉が経営するホテルで、彼は紀星に特別料理を無料で振る舞う。そして、韓廷に紀星が一人で年越しをしていることを伝える。その時、韓廷はベランダで花火を見ながら亡くなった両親を偲んでいた。その後、紀星の母親から娘の行方を探す電話を受け、心配になった韓廷は紀星の母親を安心させ、すぐに紀星を探しに出かける。
第13話の感想
第13話は、対照的な人間模様とそれぞれの孤独が胸に迫るエピソードでした。華やかなビジネスの世界で奮闘する紀星と、彼女を陰ながら支える韓廷。一見順風満帆に見える紀星ですが、大晦日に一人で仕事をする姿からは、成功の裏にある孤独が垣間見えます。賑やかな韓廷の家と対照的に、紀星の孤独はより際立ち、胸が締め付けられる思いでした。
韓廷のさりげないサポートも印象的です。ビジネスの場で紀星を助け、彼女の努力を認め、的確なアドバイスを送る姿は、まさに大人の魅力を感じさせます。そして、大晦日に紀星を探しに行く行動は、彼の優しさと思いやりの深さを物語っています。二人の関係性の変化にも今後注目したいところです。
つづく