韓廷は紀星を自宅に連れて帰り、一緒に過ごす時間を持ちました。普段はクールな韓廷ですが、家には女性用のバスローブやスリッパが用意されており、実は彼女のために以前から準備していたことを明かします。そして、この機会に紀星に正式に交際を申し込むと、紀星は頷き、二人は恋人同士となりました。
一方、栗俐は、肖亦驍が一度も自宅に招いてくれないこと、電話がかかってくるとすぐに出て行ってしまうことに不安を感じていました。安心させてほしいと何度も頼みますが、拒否され続け、ついに彼の壁を感じ、別れを切り出します。
常河は張鳳美の夫を買収して騒動を起こさせ、さらにパパラッチを使って唐宋が張鳳美の夫と示談交渉をしている写真を撮影させました。これらの写真をネットに拡散したことで大騒動となり、星辰製品の売り上げは急落、東揚科技の株価も暴落しました。
ネット上の炎上騒ぎに紀星は焦りますが、韓廷は彼女の手に触れ、今は危機だが、ピンチはチャンスでもある、慌てずに冷静に対処するよう諭します。
星辰製品の騒動は東揚科技の取締役会にも届き、韓廷は会議招集を受けます。今回の件はただのクレーマー問題ではなく、東揚科技を狙った策略だと確信します。そして、誰が最大の受益者かを考えれば、黒幕は自ずと明らかになると考えます。
韓苑は常河に会い、株価下落の影響について問いただします。常河は朱氏医療機器の代理権を狙っていると明かしますが、韓苑は自分の利害と反するため、彼と手を組むことは拒否します。
曽荻は姉の韓苑もこの騒動に関わっているのではないかと疑い、韓廷を陥れるのをやめるよう忠告しますが、韓苑は曽荻の考えが甘いと言い放ち、韓廷に選択を迫るよう促します。
韓廷は曽荻から星辰との提携解消と記者会見開催の提案を受けますが、これを拒否し、自分の持ち株全てを譲渡すると宣言します。さらに、紀星と交際していることを明かし、曽荻は呆然と立ち尽くします。
紀星は張鳳美の自宅を訪ね、治療を受けるよう説得を試みます。夫の態度から、彼が妻子の面倒をきちんと見られないこと、治療が遅れれば張鳳美は車椅子生活を余儀なくされることを指摘します。張鳳美も事態の深刻さは理解していましたが、夫の暴力におびえ、すぐには同意できませんでした。数日後、再び張鳳美の家を訪れた紀星は、張鳳美が夫に、もらった金を返し、星辰の汚名を晴らすよう説得している場面に遭遇します。紀星はすぐにスマホでその様子を録画しますが、夫に気づかれ、睨まれながら逃走します。
第25話の感想
第25話は、様々な人間関係の亀裂と進展が描かれた、濃密なエピソードでした。韓廷と紀星の交際は、暗い影が立ち込める中で一筋の光となり、二人の絆の強さを改めて感じさせます。一方、栗俐と肖亦驍の破局は、互いの価値観の違いを浮き彫りにし、二人の未来への不安を予感させます。
常河の暗躍により、星辰製品の危機は深刻化し、東揚科技全体を揺るがす事態へと発展します。彼の狡猾な策略は、韓廷の冷静な判断力と、紀星の正義感との対比を際立たせ、物語に緊張感を与えています。
韓苑と曽荻の姉妹間の確執も、物語の重要な要素となっています。韓苑の冷酷さと、曽荻の焦燥感は、それぞれの立場や思惑を反映し、今後の展開への期待を高めます。特に、曽荻が韓廷に星辰との関係解消を迫るシーンは、彼女の苦悩と焦りが強く伝わってきました。
つづく