安小嶼(アン・シャオユー)は最終的に違約金を支払うことを選び、アイ・ルーウェイに、もっと高みを目指すなら実力が必要だと忠告する。アイ・ルーウェイは怒り、安小嶼(アン・シャオユー)に詰め寄ろうとするが、アイ・アオサに止められる。アイ・アオサは、安小嶼(アン・シャオユー)の全てを自分が引き継ぐのだから、言葉の勝ち負けにこだわる必要はないと言う。
セラー音楽を去った安小嶼は、父がベンツで待っているのを見つける。アンの父は、2000万の違約金は大金だから助けに来たと言い、安小嶼に記者会見を開いて芸能界からの永久引退を発表することを条件に援助を申し出る。安小嶼はその場で答えず、よく考えると言う。
落ち込んだ安小嶼は広場でカラオケを歌い、大泣きする。これが一番好きな仕事なのに、諦めるのは心残りだった。その後、辛辰(シン・チェン)に電話し、話を聞いてもらう。辛辰(シン・チェン)はすぐに駆けつけ、安小嶼の気持ちを理解し、自分がかつて代役を務めた経験を語る。誰もが簡単に成功できるわけではなく、数えきれないほどの汗と努力が必要で、夢のためなら報われなくても価値があると。安小嶼は多くのことを理解し、辛辰(シン・チェン)のこれまでの支えと気遣いに感謝する。
アン氏グループ本社で、安小嶼は社長室にいる父を訪ね、家に帰り、記者会見を開いて芸能界から永久に引退してもいいと言う。しかし、辛辰をアイ・コーに戻し、芸能活動を続けさせることを条件に出す。これは、辛辰の夢を叶えるための安小嶼なりの恩返しだった。
翌日、辛辰はセラーを訪れる。アイ・アオサは、会社が安小嶼を見限ったため、彼の家を取り上げ、今後はアイ・ルーウェイを全面的に売り出すと言う。さらに、辛辰にアイ・ルーウェイのアシスタントになるよう提案するが、辛辰は断り、会社が安小嶼に対して不公平で、責任を果たしていないと非難する。アイ・アオサは議論を避け、辛辰に安小嶼へ引っ越しの連絡をするよう言い、1日しか猶予を与えない。
辛辰は安小嶼の家に行くが、彼の姿はなく、電話も繋がらない。仕方なく、カー・ヨウロンを呼び、安小嶼の私物を運び出すのを手伝ってもらう。ルー・シンはフォン・ウェイリャンを連れてパーティーに参加し、スポンサーたちはフォン・ウェイリャンに無理やり酒を飲ませようとする。ルー・シンがかばうと、二人の関係を揶揄される。そこへ、アイ・アオサがアイ・ルーウェイを連れて挨拶に来る。ルー・シンとフォン・ウェイリャンは、アイ・アオサの話から、セラーが安小嶼を見捨てたことを知る。フォン・ウェイリャンは酔ったルー・シンを家まで送るが、車を降りる前にルー・シンに優しく触れ、ルー・シンは彼女を辛辰と間違える。フォン・ウェイリャンは怒って車を降りる。
エンターテインメント記者が、雲州市安遠県で俳優の温良(ウェン・リャン)にインタビューをしていた。温良(ウェン・リャン)は安小嶼を見つけると、急いでインタビューを切り上げる。ここには安小嶼の古い家があるが、片付けていないため、しばらく温良(ウェン・リャン)の家に滞在することになる。温良は安小嶼が逃げてきたことを知り、辛辰に電話する。辛辰は知らせを受け、すぐに駆けつける。バスのひどい臭いに吐き気を催すが、安小嶼のために我慢する。
安小嶼は長期休暇を取り、温良と一緒に撮影スタジオに遊びに行き、アイスクリームを買ってもらう。しかし、辛辰に奪われてしまう。辛辰の突然の出現に安小嶼は驚くが、温良が彼女をホテルに一緒に泊めると言うと、すぐに考えを変え、辛辰を自分の古い家に連れて行く。
辛辰は安小嶼の昔の写真を見つけ、安小嶼はその写真の由来を語る。そして二人は一緒に家を片付け始める。安小嶼は豪華な夕食を作り、辛辰を驚かせる。二人は食事をしながら語り合い、話題は辛辰の辛い過去に触れる。辛辰は酒で悲しみを紛らわし、酔ってしまう。安小嶼は彼女を部屋に運び、辛辰は彼とベッドを奪い合い、安小嶼が酔って自分に覆いかぶさってきた時のことを話し、安小嶼を赤面させる。辛辰は彼を弟のように思っているが、安小嶼はそうではない。彼の心には辛辰への恋心が芽生えていた。
第10話の感想
第10話は、安小嶼の苦悩と成長、そして辛辰との関係性が深まるエピソードでした。違約金を支払い、父の条件をのむ代わりに辛辰の夢を後押しするなど、彼の優しさと決意が胸を打ちます。
一方で、夢を諦めきれずにカラオケで泣き叫ぶシーンは、彼の情熱と未練が痛いほど伝わってきました。辛辰が過去の経験を語り、彼を励ます場面は、二人の絆の強さを感じさせます。
また、安小嶼が父親に条件を提示する場面は、彼の成長を象徴しています。ただ夢を追うだけでなく、大切な人のために行動できる強さを身につけたことがわかります。
つづく